疲れた時、逃げたい時はどうするの?
とにかく、只、目の前の事をやり続けるのみ。
そんな日々で
連続出勤記録を順調に更新し続け、
ようやく、どうにか、ど~に!かっ!目途がついた。 かも?
『果たして、これで無事難局を乗り切れるのか?』 確証は無いが
もう限界なので、とりあえず休む。
後の事はまた来週考える。
只々寝たい。
明日は20日振りの休日♪
困難はどうやって乗り切るのか?
人は、余程の自信過剰か極端な楽天家で無い限り
常に、様々な危機管理思考からくる不安や
自分の能力が理想よりも不足していることへのストレス(コンプレックス?)
を感じながら生きている。
聡明で賢明な方であればある程、想像力が豊かな方であればある程、
抱える不安や不満も大きくなるのではないかと思う。
それに打ち勝つにはどうすれば良いのか?
不安やコンプレックスに負けない一番確実な安全策は、
『戦わない』 こと。
つまり、回避。
自分に向かっては言いたくないが、ストレートに言えば 『逃げ』 だけど。
嫌な、困難そうな事は断われば良い。上手く逃げればよい。
理由は幾らでも付けられる・・・
いやいや、そもそもそんな自分の中のちっちゃい話なんかじゃなくて
『 リスクを避ける 』 という事は
組織に居る社会人や、家庭を持つ主人としては
大変重要な事なんだけどね。
でも、私は非常に不器用で融通が利かない人間なので
それが中々上手く出来ずに
どうしても、気付いたら正攻法でぶち当たってしまっている事が多い。
あと、やっぱ自分は一応男の子だから、
逃げたくなくて、頑張ってしまう。
『 頑張ってしまう 』 とかマイナスのイメージじゃなくって、
『 挑戦が好き 』 とか言うとカッコいいか?(^^;)
遣り甲斐と、達成感が欲しい。
無謀な程の目標で、『 負けるかも 』 って思ってても、
それでもやってみたくなってしまう。
結構泥臭いのが好き。
人生の大事な場面や仕事では 『負け試合』 など絶対に許されないので
無謀な挑戦は決して良い事ではありませんが、
せめて遊び位は本気で挑戦、と
いつも思っています。
その分失敗や玉砕も多く、
決してカッコ良くない結果となる事も少なくないが、
体力の限界でヘロヘロになっていたり、無様な状態を晒しても
それでも楽しい。
挑戦する自分の方が好き。
そんな、スマートに生きられない私に
何となく自信を与えてくれる存在が
ここ数年で現れてくれました。
漫画、『 宇宙兄弟 』 。
私は原作を読んだことはありませんが、
我が家の女子チームが大好きで読んでいて、それがきっかけで
テレビで入り始めた週一の30分アニメを見る様になりました。
既に放送は95話を超えているので、結構な長寿番組?です。
ある時、
宇宙飛行士に成る為の訓練・試験中である主人公の南波六太のこんな場面。
試験が佳境に差し掛かってきていて、
「死ぬ覚悟はあるか?」 と問われる。
(宇宙飛行を目指す者は常に危険と隣り合わせで、
命を落とす者も、実際に過去には何人も何人も居ます。)
家族や大切な人の事をちゃんと考えて
それでもお前は宇宙飛行士になる覚悟はあるのか? と。
自分の夢にまっしぐらで、何としても宇宙飛行士になりたい多くの者は
当然のように
『危険は承知の上です!死ぬのが怖くて宇宙へは行けません!』
との趣旨を答える状況。
そこで、主人公が言葉を発するところで、次週に続く。。。となった。
「さあ!何て言うと思う!?(^^)お父さんならどう答える?♪」
原作を読んで知っている女子二人が私に挑戦的に聞いてきた。
私は、即答。
「宇宙行くのに死ぬ覚悟なんかして行ったらアカンやろ。
俺はなぁ、死ぬ覚悟なんかして雪山へ行ってえんぞ。
何があっても、どんなんでも、最後の最後まで
自分はもちろんやけど、絶対に、一緒の仲間も
一緒に帰ってくる努力を、本当に死ぬかもしれん最後の最後まで
絶対にあきらめずにやる。
そう思って行っとるぞ。」
私の答えを聞いた女子二人はニンマり。
翌週、主人公の答えは・・・
先輩宇宙飛行士(アズマ)に
「1つだけ答えてくれ。死ぬ覚悟はあるか?」 と問われ
動揺しながらも 「と、当然覚悟はありますとも!」 と答えた。
が、先輩に 「そうか。ビール飲むか?」 と注がれるところで
ビールがジョッキに注がれる寸前、突然 「すみません」 と謝まり
「ウソつきました。本当は、死ぬ覚悟・・・出来てないです。
多分『こりゃもう死ぬな?』って瞬間が来たとしても、
ギリギリまで『生きたい』と思いそうです」 と答えた。
回想シーンが続く。
この先輩(アズマ)も、その昔
同じく大先輩のブライアン・Jに同じ質問をされている。
BJ「1個だけくだらねぇ質問に答えてくれ」
「『死ぬ覚悟』ってある?」
アズマ「ブライアン、宇宙飛行士としてプライドの無い答えかもしれないけど
死ぬ覚悟はありません。考えるなら生きる事を考えます」
BJ「そうか。それでいぞアズマ。
たいていの宇宙飛行士はYESと答えるけどな
口では何とでも言える。薄っぺらいYESだ。
死ぬ覚悟なんていらねえぞ。必要なのは『生きる覚悟』だ。
NOと言える奴がいたら、そいつは信じていい」
妻と娘が、ニンマリと、嬉しそうに私を見てくれた。
私は、
『 宇宙兄弟 』 が大好きだ。
その中には、
本当に素晴らしい名言が沢山詰まっている。
登場人物が様々な壁にぶち当たる度に、
それを見守る周囲の人物から投げかけられる言葉の数々が
余りにも素晴らしくて、
そこには、
現実の世界を生きる者、私達にとっても
大切なヒントと、勇気をくれて前向きにしてくれるエネルギーが
溢れている。
私が一番大好きな名言は、
南波兄弟が子供の頃からお世話になっているシャロンおばさんが、
頭を抱えて悩む少年ムッタに向かって言った言葉。
「迷った時はね、どっちが正しいかなんて考えちゃダメ。
どっちが楽しいかで決めなさい。」
これは勿論、シャロンの中に
ムッタは決して道を踏み外さないとの信頼あってこそが前提の言葉だが
後悔しない、良い想い出となる人生を送る為の
素晴らしいアドバイスだと思う。
私も、こんな大きな愛の目で我が子に接したいと思うし、
自分自身も
夢見る自分の決断を勇気をもって胸張れる自分でいたいと、
そんな気持ちにさせてくれる。
とにかく名言が多い宇宙兄弟。
日々の日常、現実の厳しさで心が疲弊してしまった時、
そんな自分を救助する為には
家族の支えや、遊びや、酒や、現実逃避の些細な気分転換や・・・
色々ありますが、
こんな純粋な言葉に触れて、物事と正攻法で向き合う勇気をもらうのも
私にとっては貴重な癒しです。
『 俺の敵は だいたい俺です 』
『 グーみたいな奴がいて
チョキみたいな奴もいて
パーみたいな奴もいる
誰が一番強いか答えを知ってる奴はいるか? 』
『 知りたいことのおおよそ半分は
ネットや本で調べればわかることだ
どこにも載っていない「もう半分」を知るためには
自分で考え出すか 経験するしかない
誰かに聞いたとしても、それで知ったことにはならない
それが知りたくなったら・・・
自分でやるしかないよ 』
『 新しいモノ作ろうって話なんだ、最初は何だって”仮説”だろ 』
『 いい素材使ってるモノがいいモノとは限らねえんだ
だけど・・・ 失敗を知って乗り越えたモノなら、それはいいモノだ 』
『 本気の失敗には価値がある 』
『 一位と最下位との差なんて大したことねーんだよ
ゴールすることとしないことの差に比べりゃ 』
『 ちょっとだけ無理なことに挑戦してこーぜ 』
『 ネクタイを締める理由なんてのは1コしかねぇ
仕事が無事に終わった後に”緩める”ためだ 』
『 悩むなら なってから悩みなさい 』
『 私が、夢だった天文学者になれたのはきっと
若き日の”ドキドキ”を信じたからです
もしあなたが何かの瞬間抑えきれない心臓の高鳴りをきいたら・・・
信じてみてください 』
『 命を預かる技術者の気持ちを知れと言うのなら
あんたは命をかける側の気持ちを知ってくれ 』
『 リーダーというのはやはり
安心と興奮を同時にくれる 』
『 世の中に”絶対”なんてないんじゃねーかなぁ・・・』
『 そうだな、世の中には”絶対”はないかもな
でもダイジョウブ 俺ん中にあるから 』
『 僕は―――
自分の父には逆らえますが
自分のやりたい事には逆らえません 』
『 また積めばいいよ
次はもっと上手く積めるようになってるよ 』
『 ”止まる” も ”進む” も
コントロールするのはお前だ 』
『 大きな事を言い切らねえと
大きな事は実現出来ない 』
『 僕はもう決めたんだ、迷ってるヒマなんてない!
人生は短いんだ! ああそうだ!
テンションの上がらねえことにパワー使ってる場合じゃねえ!』
『 It’s a piece of cake!” “楽勝だよ!” 』
『 今のは”心のノート”にメモっとけ 』
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