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2014年5月11日 (日)

猫に小判と鰹節

 

今日も最高の山日和。

 

絶景を見上げる男達の頭上、

太陽のど真ん中を真一文字にジェット機が貫通しました。

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まさかまさかの歓迎飛行♪

こんなふうに、

今日もまた、山の神様は私達をその懐へ迎え入れて下さいました。

 

 

『雪がとけたら何になる?』

そう質問されて、

「水になる」 と答えるのが、勿論正解。

「春になる」 は、より上質な正解。

でも、

福井の山スキーヤーの答えは、

「遠征の季節になる」  ・・・ちょっと強引?(^^)

 

今日も早朝4時集合で高速に乗る。

昨年友人の記録を見せていただいて焦がれていた景色へ♪

超寝不足だけど、

友人・仲間の御好意で、憧れの谷へ出発が叶った。

あの絶景に逢える!この目で見られる!滑らせて貰える♪

今日は、出発前から幸福感の中に居ました。

 

Fty、Okd、Tcy、Hmd、Got、Fumi の6名パーティー

先ずは、

駐車位置から1時間半程の林道歩行でスタートです。

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重い重い装備が肩に喰い込みますが、

ひたすらテクテク・・・

事前に聞かされている情報で、相当長くてキツイ行程だとは覚悟しているが

わくわく感とお喋りで、まぁ~だまだ全然平気。

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そして何と、

私にとっては結構なサプライズプレゼントだったのが

スプリング・エフェメラル。

地元の里山ではとっくに終わってる早春の花々が、ココではまだ真っ盛りでした。

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残念ながら未だ日が昇る前の涼しい時間なので花は閉じていますが

これでも充分嬉しい。

帰りには開いてるだろな♪(^^) 下山後まで楽しみが出来た。

 

更に、道中には 『洞杉』 と呼ばれる杉の巨木群が在って

これもまた凄かった。

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樹齢数百年から千年を超えるものまでがこの一帯に集中して点在し、

環境省が行った巨樹・巨木調査(杉部門)で、

有名な縄文杉に次いで全国第三位の巨木もあるそうです。

 

人工林を抜け、雑木林になって、谷に沿って進む道。

くねくね曲がって、日向でも雪が切れなくなってきたら、

スキーブーツ(兼用靴)に履き替えて、シューズをデポします。

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帰りに見逃して通り過ぎてしまわない様、

目立つように木の枝にぶら下げておきました。

「靴の生る木(笑)」

 

一旦は板を履いたものの

渡渉があったりして、すんなりとは進めません。

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楽しいね♪ こんなアトラクションは結構好きです。^^

 

序盤から、木々の間の向こうに目指す稜線がチラチラと見えていたのですが

谷の流れが完全に雪で埋まる頃、

こんな景色がバーンッ!と広がって、一気にテンションが上がってきます。

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例の如く、

こんな場所の景色はスケールが大き過ぎて

脳味噌が全く距離感を掴んでくれない。

雪が繋がるあの稜線の上まで、

視覚的にはここから1時間もあれば行けそうに感じちゃう位ですが

実際にはその3倍。 駐車位置からは約5時間の往路行程となります。

それも、ヒィヒィゼェゼェと頑張って登り続けなきゃ。。。

 

行こう♪行こう♪

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途中、何と70歳という御夫婦と同行になって

gotoさんがにこやかに歩きながらお話を楽しんでいた。

他にも、大先輩とお見受けする方々が

板を履かずに紐で腰に繋いで引っ張りながら、アイゼンで登っておられる。

シール歩行の方がスピードが速く体への負荷も楽だとは思うが、

急斜面での板の取り回しによる危険などを考えれば

アイゼンの方が安全度は格段に高い。

キャリアの積み重ねの末にたどり着いたスタイルなのでしょうね。

山の楽しみ方は自由。マイペースで1歩1歩。自分の楽しみ、目標へ向かって。

素晴らしいです。

自分があの様な年齢になった時、

同じように山をやっていられる気力があるのか?自信が無い。

最近自分の体力が下降線に入った事を感じる事が多々あり、

改めて、身近に居る周囲の先輩達の凄さを実感しています。

 

残す標高差を1,000m余りとした処で小休止し、

一旦皆の足並を揃える。

その隙に、元気が有り余っているgotoさんは150~200m程登り上げて

本日1本目の滑走を楽しんでいた♪(^^)

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我慢できなかったのね(笑)

 

途中でクトー(スキーアイゼン)を装着し、徐々に傾斜を増す斜面を進む。

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日が高くなり始め、時間と共に雪が緩んでくるので

ズルズルと滑り落ちる場面が出てきて

慎重にジグを切りながら進みます。

まだまだ技量が未熟な私は、こんな場面になると速度が落ちてしまう。

まあ、焦らず、確実に。確実に。

ず~っと直登で稜線まで登り上げたOkdさんに驚いた!

凄かった、全然追い付けなかった。

 

斜面上方を向いている時は余り気付きませんが、

下方を振り返ると中々凄い高度感です。

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登ってきたなぁ~~~

ずばーん!と一直線に、遥か奥まで伸びる、でっかいでっかい谷。

凄い景色だぁ~~~ 滑るの楽しみ♪

 

稜線目の前!もう少し!がんば。 

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気付けば高くにあった雲も消えて、パーフェクトなブルースカイ♪

 

 

ようよう傾斜が緩み、

斜面の向こうの景色がゆっくりと広がって見え始める。

先に着いた仲間がシャベルを持って作業をしている背中が見えてきて、

私の到着に気付いたgotoさんが 「Fumiさぁーーーん! ○△・・・□!!!」

向こうの方を指さしながら何やら叫んでいる。

 

息を整えながら登ってゆくと・・・

 

指さす方向に・・・

 

一気に景色が激変し

突然目の前に現れるのは、

憧れのあの姿、大絶景!!!

 

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「キタァーッッ!!!!!」

思わず両の拳を握り大絶叫。

 

この山容が目に飛び込んできた瞬間の、

一気に胸が高鳴る様なあの感動は、あのドキドキは、

とても言葉に出来ません。

( ↓ 拡大します ) 

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最高。。。

ほんと、来て良かった。

来れて良かった。

 

視線をそちらへやる度に、

まるで超好みのタイプの女の子がそこに居るみたいに、

何度見ても、

何度見返しても、

視線が合うたびにドキドキが止まらない。

 

幸せ過ぎる。

こんな最高のお天気、最高に美しく見える条件で

バッチり逢せて頂けて、

本当に感謝。

幸せ過ぎる。

 

みんな揃ったら♪

よし。

「かんっ!」

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「ぱぁ~い!」 (^O^)(^O^)(^O^)(^O^)(^O^)(^O^)

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何故かココでも 「 白山バンザーイ!」 って叫ぶ男達(笑)

 

胸が空く青空に、またもや歓迎飛行。

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遥か西方を望めば、大好きな白山も見えている。

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直線距離で約100Kmはあろうか。

Hmdさんが、

「こんだけ離れてるのにあんなにデッかく見えるなんて

 やっぱ白山は大きいんやなぁ~~~。」 としみじみ。

 

ポカポカと風も無く、

余りにも素晴らしいランチテラスで、

2時間も寛いでしまった。

 

にしても、

何度見ても、ドキドキ♪(^^)

しっかりと目に焼き付けた。

 

 

名残惜しいが、

達人たちもボチボチと腰を上げて・・・ 準備作業。

さあ、行きますかぁーっ!(^O^)/

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1番手はFty師匠

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今日はあの絶景が一番の目的。

皆、ガツガツ滑る訳じゃなくて、

あの余韻を身にまとって残り香を楽しむ様に、優雅にノンビリ滑っていました。

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テレマークは、より一層優雅♪

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続くのはTcyさん。

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この方もテレテレチーム

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おお~(^^)

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アルペンターンは師匠に減点されるよ(笑) なんてイジッてみたくなる。

憎めないお人柄だ。 ^^

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優雅ぁ~ カッコイイ~ ^^

 

Okdさんはやっぱ今日も滑らかぁ~~~

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強引に曲がるんじゃなくって、

板が嫌がらない一番気持ち良いカーブの深さを見事に探り当てる様な滑り。

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流れるような動きの雰囲気が、広大斜面に合います。^^

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超気持ち良さそう♪ ^^

 

いつもクイクイ曲がるHmdさんも、今日は何だかノ~ンビリ見える

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でも、この人はなぜかいつも楽しそうなんだよね~(笑) ^^

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いつもこの仲間のムードメーカー。

御本人は全くそんなつもりは無くってナチュラルなんでしょうが。。。^^

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でっかいでっかい谷。

広大斜面はまだまだ続きます。

 

Gotさんはゆっくり滑ってもGotさん。

てか、ゆっくりじゃないな(笑) ^^

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板に乗ってレールに乗って

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斜面のギャップも何のその、本当に気持ち良さそうに落ちてゆく♪

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うひゃー!カッコえぇ~~~! Shuカメラマン相変わらずナイスショット!

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ホント、

山スキーが似合う男だなぁ。。。(^^)

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今日の私は、

本当に滑りは酷かった(^^;) グダグダ。

でも、超ハッピーだったからいいや♪

あの絶景の後には、何がどうあったって、この日は最高の日。

相変わらずヘッポコな私の中から、

それなりに見える(笑)姿を切り取って下さって、

みなさんいつも本当にありがとうございます。m(__;)m

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「Fumiさん、手!手!」 gotoさんが何度も声を掛けてくれる。

ストックを突く側の腕を前へ出す。これは当たり前。

その際私は、反対側の腕が後ろへ下がり過ぎてしまい、

それに引っ張られる上半身が山側へ持っていかれて

次のターンで体を向けるべき方向から離れてしまう。

ターンに入ろうにも、

谷側へ向けての身体の自由度が少な過ぎて、上手く対応出来ない。

『 両腕が体より前 』 『 上半身は外傾 』 意識しているつもりでも、

これが全然出来ていない。 只今最重要課題。^^;

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がんばるべ。

65oa

でもまぁ、

こんな私でも、

こんな景色の中を滑っていると、

超気持ち良くって楽しいんだよね♪ ^^ ♪

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いぇ~い♪

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ってピースサイン作ってたら・・・

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あっ!やべっ! つまづ・・・うっ!

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どって~~~ 

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(笑) それでも笑顔♪

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楽しいね♪ (^^)今日もいっぱい転んだなぁ。

 

 

ボクたちは、

なんて素敵な場所で贅沢な時間を過ごしているんだろう。。。

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ゆるゆると流しながら、

少しずつ複雑な気持ちになってゆくのを感じ始める・・・

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自転車の遊びでも、こんな気持ち・・・何度もあったなぁ。。。

今日の遊びが素敵であればあるほど、

日が傾き始めて終わりが近づく気配がしてくると、

充実感と一緒に何とも言えない寂しさが込上げてくるこの感じ。。。

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今日は間違いなく、幸せな素敵な想い出の日だ。^^

 

堰の段差を協力して越えるこんな行程も、

仲間の顔や会話が思い出されて、良い想い出。

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渡渉をして、

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もと来た道を戻れば、

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雪景色から春の下界へと・・・

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あ~あ。

終わっちゃった。。。

 

 

ゆ~っくり、林道を歩いて戻ります。

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カタクリやキクザキイチゲが満開でした。

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暗い林床も、ひっそりと満開、素敵。

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地元の山では珍しいザゼンソウも♪

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そうか、

そろそろ、取立山の水芭蕉も見頃の季節かな 。。。^^

 

 

最後まで、

山の自然をたっぷりと満喫させて頂けました。

素晴らしい、なんて素敵な場所。

 

そして・・・(^^)

何て素敵な・・・

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やっぱ仲間との山は素敵。

 

皆さん本当にいつも・・・ 感謝。感謝。。。(^^) あざっす!

 

そして、

優しく受け容れて下さった山の神と、

快く送り出してくれた家族と。。。

いつものこの定型句は、

絶対に大切な事。

この感謝を、本当にいつまでも忘れずに、

目指せ!私も!70過ぎまで山スキーヤー!!!

(なんてコト続けてたら、ホントウニカゾクニアイソツカサレルカモヨ~)

 

おしまい。

めでたし。

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