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2014年6月

2014年6月29日 (日)

週末防備録。否、長文。

         
  

土曜は主夫でした。

昼食は冷し中華だったので手抜きをしようと思えば出来たのですが

私自身が麺くらいの細切り(正式名何切?)にしたキュウリのトッピングが好きなので

(すっぱいタレに合う♪)

時間を掛けて頑張って(包丁で)作って、ハムの細切りに合わせて

更にネットで温泉玉子の作り方を調べて、プラス。

イイ感じの半熟度合にはなったものの、少々熱が通り過ぎてしまった。

次回は1分短縮かな。

 

午後から雨がちの天気になりましたが

友達と遊びに出掛けた長男(中学生)が

連絡も来ないまま遅くなっても中々帰って来ず、

少し位自分の時間を・・・と思っていたのに、結局出掛けられず。。。

夕飯時間にようやく、ずぶ濡れで帰って来た長男に、少し小言。

夏休みになったら、

こんな事が何回もあるのかなぁ? どうしたモンか。。。

まだまだ携帯を持たす歳ではないし、コレ位の年頃の子供の管理って、

難しい。

 

結局土曜は、

お嫁ちゃんと椅子を並べてネットでドラマを何本も見ながら

グダグダと酔い潰れて知らない内に終わった。

 

 

日曜は、

午前中長男が部活だった以外に、家族全員特に予定無し。

朝の内は水槽の魚に餌やったりしながら庭でノンビリ。

 

庭にトンボが増えてきた。

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住宅街の中で、近くに川が流れている訳でもないのだが

夏場は毎年複数種のトンボがほぼ皆勤賞で庭に居る。

一番多いのは通称ムギワラトンボ。

雌のシオカラトンボや、成熟前の雄の塩辛蜻蛉もこのカラーリングです。

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今年は既に、真っ黒な羽で細身のカワトンボもやって来ていて、

嬉しいお客さんなのだが

油断していると睡蓮蜂に産卵されていたりして、

ヤゴが知らない内にメダカを食べちゃってたりするので

定期的なパトロールが必要だ。

 

トンボの見た目にに感化された訳ではないのだが、

数日前から

私の横に座っていつも一緒に航空関係の映像を見ている末っ子が

「ひこうじょういきたい!」 と煩くて

長男の帰宅を待って、

午後から家族みんなで小松へお出掛けする事になった。

 

最近どんどんと開発が進んで

大きな書店や雑貨屋、カフェ、などなど、大好物満載の

日の出、沖~吉竹の通りへ女子チームを降ろして

男子3名は空港方面へ移動。

 

                
  

先ずは航空プラザへ♪

 

東口から入ろうとしたら、駐車場アプローチ脇に長い車列が出来ていて

「何?」って思いながら先へ進んだら、、、何と満車。 うそーっ!

ココ全体にイライラ空気が充満している模様で(笑)

整理に当たっていた方も凄~くテンパッタ対応。す、すんませ~ん(^^;)

Uターンで出て、

西口へ。

思った通りこちらは僅かの待ちですんなり入れた。

「今日何か(イベントとか?)あるんですか?」

と駐車場に居た係りの方に尋ねたら

特に何も無いのだけれど、

なんと、最近は週末毎にこんな感じなのだそう。

超充実の無料施設だから人気出ちゃうのも納得なんだケド

今までこんな事は無かったので驚いた。

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まあ、

斯く言う我が家も、超リピーターだけど。^^

 

入り口のエントランスに飾られているこの複葉機

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脇にチョコンと居るのは、実は足コギ式の子供向け遊具です。

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実機展示スペースにまだ大型遊具が設置される以前は

だだっ広い格納庫の様な空間に、足コギ飛行機が3~4機在って

子供達がキコキコと走り回って遊ぶことが出来ました。

今はもうこのサイズに入れない大きさになってしまった我が子達ですが

三人ともこの遊びが大好きだったので、

楽しそうにはしゃぎ回る姿の写真が何枚も残っています。

当時は未だ今みたいに人が多くなかったので、延々と遊んでいた。

特に長男は、

ハイスピードから急ハンドルを切ってくるりとスピンターンするのが上手で

見ているコッチがハラハラドキドキする程楽しそうだった。^^

懐かしいなぁ。。。

 

子供を遊ばせた公園や遊具って、

想い出が蘇って良いですね。

 

さて、

いつもの様に、二階から見学。

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旧い時代の飛行機は、

科学的な裏付けによって画一的(効率的)になってきた現代の機体と違って

設計者それぞれの拘りや創意工夫が伺える様な、

そんなバリエーションで

個性的で面白い。

今と違って、何をするにも常に新しい挑戦だった時代の物創りは

凄かったんだろうな。ドキドキが。

何だか、羨ましい。

今の時代は、

何するにしたって、大概の事は想像の範ちゅうだからね。

 

クリエイティブなドキドキを仕事にしておられる方は、

そんな仕事に着く事が出来た方は、

本当に幸せだと思います。

飛行機見てると、

そんな 『 男の子の気持ち 』 が強くなる。

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お、

ステルス機。 F-117 と SR-71

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冷戦期なんて特に超極秘だったから良く知られていなかったろうけど、

SR-71(ブラックバード)なんて、実は私が生まれるより10年程も昔の機体だ。

今の技術から比べればステルス機とは呼べないのだろうが

その時代にこの前衛的なデザインと性能。

1950~60年代なんて

日本ではまだプロペラ機のYS-11の研究試作が行われていた様な時代だが、

その時代で既に、SR-71はマッハ3!!!

(朝鮮戦争が起きたりして軍事的な密度が濃い時代だったからか・・・)

この時代に開発された名機や、未だに現役バリバリな機種は多い。

今でも日米英で使用され生産され続けている輸送機のC-130(ハーキュリーズ)

これもまだまだ現役の大型爆撃機B-52、

私の子供の頃の記憶と結び付くマルヨン、F-104(スターファイター)、

初代ブルーインパルスのF-86 ・・・

次々と思いつくが、

やはりブラックバードの特異な姿と存在感は群を抜いている様に思う。

 

最近の機体を眺めていても、最新のF22とかF35を見ても、

そこまでのドキドキは無いんだよねぇ。^^

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とか何とか言いながら・・・

男子幸せな時間♪

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理屈やうんちくはさておき、

こんなの眺めてるだけで超幸せ♪

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下のフロアへ降りて、実機の見学♪

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半分は、巨大ジャングルジム的?な大型遊具のスペースになっていて

沢山の親子連れで大賑わい。

疲れ果ててうなだれる、居眠りするお父さんが何人も居て、

ちょっと笑えた(^^;) お疲れ様デス。

 

ここで一番大好きなのは、

何回来てもナデナデしまくってしまうのは、マルヨン。 F-104

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私の故郷には航空自衛隊の岐阜基地が在ったので(今も在る)

子供の頃はよく頭上を飛び交っていた。

超音速爆撃機です。

ヒューーーン!ともキィーーーン!とも

活字では上手く表現できない独特の金属的な飛行音で、

翼の面積が小さくてロケットみたいな体に

そのちっちゃな翼の先に大きな燃料タンク。

空を飛ぶ姿は、そのお腹は、今でも鮮明に思い出される。

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吸気口のショックコーンが、『俺は超音速機!』 って分り易くて誇らしげ。^^

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お尻から眺めると、『胴体ン中ほとんどエンジンか!』(笑)って感じ。

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ホント、ロケットみたい。

 

二代目ブルーインパルスのT-2

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ボクが子供の頃に田んぼの中から眺めてたのは、コイツの曲芸飛行だった。

 

複座の、前席のコックピット

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後席も、計器のレイアウトは殆ど同じみたいだが、

前方視界が全然無い?(^^;) 教官が座るのかな?

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教官が座るのかな?

車みたいなルームミラーだね。

 

お尻の穴もちゃんと見なきゃ♪

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右側排気口に突き出たコイツは、

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演技の時にスモークを焚く為の装置。

高温の排気の中に油(燃料油ではなくて普通の油)を噴射すると、

あの様な白い煙になる。

 

左側エンジンはカバーが外されていて

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その複雑な構造に『萌え~』っとなる。

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他にも、T-33練習機とか、

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浮舟?(^^;)

海に落ちたらお尻の下からボート出すの?

 

ヘリとか・・・

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あ、左手前に写ってるジェットエンジンの構造、

ダイ〇ンのサイクロン掃除機みたいだった。

 

珍しいトコでは、

モックアップも在る。

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自動車のデザインなんかでもモックアップが使われますね。

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何回も何回も来て、同じモンばっか見てるのに、

飽きないんだよなぁ。。。

          
     

こんな ↓ ジオラマの、ガラスケースに顔をくっつけて、

パイロット目線になってみたり。

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実際の進入角度はもっと低いから、

滑走路、超短く感じるよね。 何かコワイ。

 

色々楽しんで♪

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実際の『ひこうじょう』へ移動♪

 

丁度、B737が上がってくトコでした。

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その後、15分程の待ちに。。。田舎の地方空港だからね。^^;

今日は自衛隊も全く動き無しで、長男ガッカリ。

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自販機で飲み物を買って、の~んびり待っていたら次に来たのは

ボンバルディアのQ400

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プロペラ機ですが、ターボプロップエンジンと言って

エンジン内の構造はジェットエンジンと同様のガスタービン。

タービン軸の回転エネルギーによってプロペラを回しています。

ジェット機並の速度に迫りながら低騒音。

型式のQは quiet = 静粛性を表していているそうです。

おまけに、それなりに大きな機体でありながら

福井空港の様に滑走路の長さが1200m程しかないローカル空港でも

離発着可能。 福井のお金持ちの方、プライベート機にどうですか?

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デザインも悪くない。^^ 結構好きです。

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小振りの機体だから、

作業に当たる車両も小さくて何だか可愛い(^^)

   
     

次に降りてきたのは・・・

お、ありゃ大きいね♪

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「おとーさん!あれなにぃーーーっ!」(長男)

「あの足の大きさはトリプルセブンやな(^^)」(父)

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「ほら、タイヤが3軸。」

B777-200だ♪

 

接地と同時にタイヤが白煙を噴いて、

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エンジンカバーがパカっと明いて

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やがて逆噴射の爆音が響いてくる。

この一連の流れが好き。^^ やっぱ、ジェット機の着陸は迫力がある~♪

 

小松は、送迎デッキから06エンド(滑走路の西側方)が見えない。

わくわくしながら待つこと数分。。。

松の林の向こうに、垂直尾翼がサメの背ビレみたいに進んで来て・・・

 

わ~い♪

やっぱデッカイなぁーーー!

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最新の787も翼が大きくて綺麗な曲線でカッコイイけど、

やっぱこの大きさの迫力は777に軍配♪

横に居るQ400の胴体の太さと、777のエンジンの太さが

見た目ほぼいっしょ(笑) デケー(^o^)子供達も大喜び。

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停止位置に綺麗に止まって、エンジンOFF。

の前に、垂直尾翼の付け根のココがパカっと開いて、補助エンジン始動。

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ジェット旅客機では、

駐機してエンジンが止まると、機内の電力や油圧などが失われてしまうので

その前に補助動力装置を起動させます。発電機みたいなもんですね。

飛行中、万が一不測の事態でエンジン停止などになった場合にも、

再始動にはこの補助動力装置が活躍するそう。

 

さて、

車止めがされると、

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お客さんが降りる為のボーディングブリッジが近付いてきて、

同時に、貨物を扱う作業員さんも活動開始。

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向こう側には、給油用のタンクローリーが横付け。

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羽田-小松間のこの便の場合、

小松到着が16:10で、17:00発で羽田へ引き返してゆきます。

荷物の下ろし積み、給油、機内清掃、各種点検整備、時間との戦いですね。

作業されている方達は頑張っておられるのでしょうが、

男子達は、

そんなのを眺めているのが楽しくて面白くて仕方が無い。

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「おとーさん、パイロット見えるよ!」

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末っ子、ひこうきに釘付けだ。

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女子チームから電話が入って、

そろそろ急かされて

Q400の上がりを見送ったら、空港を後にする。

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再び家族全員合流したら、

いつものお気に入りの中国茶のお店へ。

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私はジャスミン茶。

お嫁ちゃんは、こんなヤツ↓

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何やら手仕事で縛ってあります。

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徐々に茶葉が開いてくると・・・

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中からお花が現れる。 千日紅です。

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千日紅仙桃と言う工芸茶だそうで、縁起物。

小さな湯飲みを人数分より余計に出して下さるので、

それぞれシェアして飲み比べ。

私の湯飲みに、千日紅の花弁が♪

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茶柱じゃないけれど、

何か良い事あるかな?

 

点心をいただきながら

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贅沢なゆったりとした時間を愉しみました。

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帰宅が夕飯時を回っちゃいそうなので、

お嫁ちゃん晩ご飯作らない宣言発動で

回転寿司でした。

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散財したね。(^^;)

 

楽しかった♪

 

めでたし。

長い日記、やっとおしまい。

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2014年6月22日 (日)

花園。温泉。観光。

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家族みんなで、高山植物のお花畑を見に行ってきました。

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『 ニッコウキスゲ 』 が満開です。

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キスゲや、里でも見られる野カンゾウ・ヤブカンゾウなどの仲間は、

一日花。つまり、朝開いた花は夕方には萎んでお仕舞いになってしまう。

だから、付いている蕾(つぼみ)の数だけしか開花日が無い。

とても盛りが短い。

ニッコウキスゲが愛されるのは、そういった理由もあるのでしょうね。

 

『 ハクサンフウロ 』 大好きな、白山の名を冠した高山植物。

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『 タカネナデシコ 』 文字通り、高嶺の花。

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『 ササユリ 』 これもファンの多い山野草。

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『 クルマユリ 』 高原へ来たなぁ、山へ来たなぁ~って気持ちになります。

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『 ハクサンタイゲキ 』 これにも白山の名。

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鮮やかなグリーンは、秋には本当に見事に真っ赤に紅葉します。

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『 イブキジャコウソウ 』 こちらは、白山と同じく花の山として有名な伊吹の冠。

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素晴らしい高山植物の花園。

そんな場所に、家族揃って気軽にやって来られたのは・・・

タネ明かしをすると・・・

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『 白山高山植物園 』

石川県の白峰にあります。

元々、西山高山植物順化試験地と呼ばれ、

着実に進行している地球温暖化の影響を受けつつある白山の高山植物の

保護研究の為の場所です。

高山植物にとっては、自然の植生よりも1000m程標高の低い場所となりますが

実際に白山の花々から採取された種子を元に、クローン技術などは使わず

特定の種類に偏る事無く、

白山山系の生態系全種を対象にした壮大な計画となっています。

具体的な動きとしては、

1998年から白山高山植物馴化試験としてスタートしており

絶滅危惧種を含む種の保全、植生復元、緑化等へのノウハウを探る為

既に400種以上の植物種について栽培試験が進んでいるそうです。

 

毎年、花が見頃となるこの時期だけ公開されています。

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駐車場からは、ゆっくり歩いても20分程で登れるので

ヘナチョコな我が家でも大丈夫。^^

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例の如く遅れる母ちゃん、がんばって!

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2000mの山まで頑張らなくても、

こんなにお手軽に、こんなに凄い花畑♪

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実際の自然の山で、ここまでの密度の群落にはそうそうお目に掛からないので

山岳愛好家の方にはやや違和感を覚えるかもしれませんが、

それもまた、ココの良さ、素晴らしさだと思いましょう。

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『 タカネマツムシソウ 』 標高の低さもあってか、実際の山より相当早い開花。

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『 シモツケソウ 』 これも夏過ぎのイメージかな?

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同じ花色のコレは、シモツケソウではなくて 『 シモツケ 』 ?かな

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『 キリンソウ 』

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ピンボケになっちゃったけど(^^;) 『 クガイソウ 』

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これも、山だな~って雰囲気の花。

 

『 オカトラノオ 』

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ショウマの仲間などは低山の植生とかぶるね。

『 ヤマブキショウマ 』 は、葉の形が山吹に似ている。

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咲き誇っているのは高山植物だけど、

ここ自体は低山なので、『 ホタルブクロ 』 など、里山の雰囲気も多い。

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で、低山故なのか?

今年は特に酷いのか?

毛虫が大量発生中でした(^^;)

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気軽な場所ですが、あまり肌を出して行かない方が良いですね。

 

その他の生き物達はとても可愛かったです。^^

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テントウムシは、樹液を吸ってしまうアブラムシをせっせと食べてくれる。

ガーデナーや農家さんにとっては益虫です。

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ですが、アブラムシも黙って食べられてしまう訳ではなく

アブラムシはお尻から甘い排泄物?を出していて、

コレにつられてやってくるアリがテントウムシを攻撃しようとする。

そうすると更に今度は、

テントウムシが不味い汁を分泌してアリを寄せ付けないようにしようとする。

中々入り乱れた三角バトルが繰り広げられているのです。

その、生物の教科書通りの場面が見られて面白かった(^^)

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水辺の植物には白い泡が産み付けられていて、

水中にはモリアオガエルのオタマジャクシがい~っぱい。

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沢山の命が感じられる場所でした。

虫嫌いの長女は煩くて仕方が無かったですが

長男は色々と写真を撮って楽しんでいた様です。

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綺麗だったね。

気持ち良かった♪

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駐車場から国道へ下る途中で

子供のツキノワグマに出遭いました。

真っ黒でモコモコ♪コロコロ♪とした姿が本当に可愛らしかった。

女子もその可愛さに大興奮でした。^^

あ、勿論、車中から眺めていたんです。

近くには母熊が居たのでしょうから、絶対に関わってはいけない。

 

 

白峰の旧い町並みへ寄って

ふらふらと歩いて観光。

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この立派なのは庄屋さんのお宅

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石垣の上にシモツケソウ。^^

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名物のトチ餅を買って

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総湯前のお店で遅い昼食にしました。

家族はそれぞれ思い思い、バラバラのメニュー。

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私は、これもこの辺りの名物である堅(固)豆腐をステーキに焼いた定食。

美味。身体に良さそうなお昼御飯でした。

 

最後は温泉に入って、

夫婦揃ってマッサージチェアや足揉でほぐされて

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ゆるゆる、グダグダと帰りました。

 

帰りの車中では家族全員爆睡。

みんな天国、私は地獄のドライブに耐えて(ToT)

帰宅後のビールは最高♪でした。

 

おしまい。めでたし。

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2014年6月21日 (土)

ジテツウの風景

 

中々、まとまった量の自転車はやれていないが、

自転車通勤はコンスタントに続いている。

 

日々色々と

思う事も、

カメラに収める事もあるのだが・・・

雪遊びの日記が一つ一つ充実し過ぎていた為、

その重さとのバランスが余りにも悪い為か、

『ちょっとした事』 を、書く気力が

きっかけが、中々湧かない。

 

今日は仕事だったが、

蛍を見て帰宅後

良い感じの余韻でお酒を飲めていて気分が良いので

筆が動く。

 

デジカメや携帯のデータを振り返ると、かなりの数の雑写真が在る。

その中で目に留まって・・・ 思い出が蘇る・・・

 

 

【 4月 14日 】 この頃はシバザクラが満開

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花の畦を踏まないように

未だ水の張られていない田圃の中へ飛び降りて写真を撮った。

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【 5月 30日 】 初めて、キジが水の中を歩くのを見た

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夕焼けの逆光の中、

田植えが済んだばかりの水田の中を

ゆ~っくりと歩く一羽の鳥。

見辛い、まぶしいシルエットの中でも、尾羽の長さで一目でそれと分る。

自転車通勤をしていると、畑や河川敷で毎日の様に見掛けるキジだが、

とても警戒心が強く

直ぐに逃げ込める草むらや麦畑の様なものが脇に在る場所でしか

行動しないイメージの生態だ。

離れていても、こちらが視界にさえ入れば直ぐに逃げて隠れるし、

親水的な習性など見た事も感じた事もなかったので、

こんなに開けた水田のど真ん中を、水の上を、悠々と歩くなんて

本当に意外で、

密かに大興奮の出来事、光景だった。

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【 6月 2日 】 初夏の畑。 麦秋と、牛糞の香。      

実った麦が頭を垂れていた。

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これは大麦。

実は福井県は、六条大麦の生産量が全国第一位。

日本全体の3割以上を占めています。

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そして、同日の写真、

こちらは小麦。 

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遠目には、『小麦の畑はちょっと黒っぽいな~』って程度の違いですが

穂の形は明らかに違いますね。

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そして、

更に同日の写真。

0602imgp2138
麦が収穫期を迎える麦秋の候には、

『夏新』と呼ばれる夏蕎麦の開花期が重なる。

福井は元々『秋新』 秋ソバが在来だが、最近では夏ソバも作られる様。

秋のソバに比べて、随分と背(草丈)が低いのだが、

満開の畑から漂ってくる香りは・・・全く一緒。

そう、

牛糞の臭い。。。なんですよ。。。。。ソバって(TT)

それもかなり強い。

 

それでも、、、

真っ白なお花畑は美しいです。

 

え~っと、

何の話だったっけ。。。^^;

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夏至の蛍

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昨日から末っ子にせがまれていて、

夕飯後

20分程車を走らせて蛍を見に行きました。

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今年は雪が少なく暖冬だったし

春以降も温かくて安定していたので、蛍の出現は早かった事でしょう。

夏至の今日では既に盛りを過ぎて遅過ぎかも? とも思ったのですが

思いのほか沢山見られました。

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例年家族揃って出掛けていたのですが、

今日は

お年頃の長女は付いて来ませんでした。

 

『 蛍雪 』 か・・・。

勉強がんばんなさいよ。

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2014年6月15日 (日)

山の仲間と自転車と宴会と

 

『 今季の山スキーの打ち上げをしましょう 』 って事で、嬉しい呼び掛け。

 

先ずは

健康の森発着で自転車遊びからスタート♪

いつもの様に行き当たりバッタリなメンバーなので

『血ヶ平の方行きたいなぁ』(Hmd氏)

『五太子の滝見た事無いから行ってみたいんやって』(Tcy王子)

とか何とかその場の会話でアバウトな方向性で走り出す。

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まともな自転車は久しぶり。やっぱ気持ちイイや♪

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楽しいですね♪

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末から一光隋道へのヒルクライム

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ゴ~ル!

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登りながらの会話で、

実はTcy王子が昔はMTBで林道を走りまくっていた事が判明。

育ちが良いその雰囲気からは想像がつかないワイルドな過去。

おまけに、現在も高級ロードバイクを颯爽と駆りながら

「別に自転車好きじゃないんやって。何が楽しいのかワカラン。」

と、平然と言ってのける王子に、愕然(笑) さ、流石です。私が訳ワカラン。^^;

 

さて、トンネル抜けて・・・

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滝を眺めて

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パンク祭りに参加して

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ワッショイ!ワッショイ!

 

海へ!

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水平線が見えるとテンション上がるね♪

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越前海岸をクルージングしたら

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水仙の里でソフトクリーム。

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おばちゃん♪大盛りサービスありがとう(^^)

暫し海を眺めながらまったり。

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水仙の里を後にしたら

国道を離れ、ガラガラ山方面へヒルクライム。

徐々に標高を上げて、爽快なビューポイントが随所に現れます。

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眼下に呼鳥門

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弧を描く水平線に

大きな貨物船が浮かんで白波を引いてゆく。雄大な気持ちになります。

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梨子ヶ平の千枚田を眺めながら山道を走り抜けて

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更に標高を上げて、越前岬を見下ろす展望台へ。

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絶景を楽しみます。

ココから眺める水平線は本当に丸い。地球は丸い。

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灯台は意外に下の方に在って、頭がチョコンと見える程度です。

後で調べたら、灯光の海抜が131m

地理院地図で見ると、この展望台との標高差は約50mあります。

( ↓ 拡大します )

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一応、お約束のポージングを決めて

海を背にする。

Imgp2230tac

 

更に少し登って、

峠を越えて血ヶ平の集落へ。

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なんでこんな山奥に?と思える様な、秘境の村。

 

その後は山道を梅浦まで下って、国道を帰路へ。

山中トンネル越で内陸へ戻ります。

本日最後のガンバリポイント!

登って!登って!

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ナイスファイト!

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出発地の健康の森まで戻ったら、

みんなで裸のお付き合い♪ 温泉で汗を流して

買い出しへ行って、

『後から駆け付け組』と合流して、

パーティー会場へ。

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わ~~~い♪

カンパーイ!!!

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飲んで食って飲んで食って飲んで食って飲んで食って飲んで食って

騒いで騒いで騒いで騒いで騒いで・・・

 

夜が更けたら

今シーズンの山スキー想い出上映会。

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回想半ばで、私は撃沈しました。。。

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本当に素晴らしい仲間に恵まれて

本当に素晴らしいシーズンでした。

この想い出の余韻で、

写真や映像眺めてニヤニヤしながら

まだまだ半年間酒が飲めます。

幸せ。。。

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皆様、

感謝。感謝。

 

縁を頂いた全ての方と、家族と、山の神と、、、

 

感謝。

zzz...

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2014年6月 8日 (日)

今日も主夫

 

午前中は庭で過ごしました。

カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)が見頃を迎えています。

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花の一房一房が大きくて見応えがありますが、

雨で濡れると重みで垂れてしまう。

 

スモークツリーも今が満開。

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雌雄異株の木で、

雌木だけが、花穂がこの様にフサフサもふもふとなります。

煙の木と呼ばれるゆえんです。

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ジューンベリーの実が熟しました。

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その名の通り、6月に食べ頃を迎えます。

ブルーベリーにそっくりな実です。

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本家ブルーベリーは、

まだまだ固く青い状態。こちらも楽しみ。

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収穫したジューンベリーは、

ヨーグルトに混ぜて食べました。^^

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昼食を給仕した後は

長女に留守番を頼んで、男子チームで九頭竜川へ出動。

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折角掛かったスズキを、

見事に目の前で取り込みに失敗し、(とうちゃんが)

意気消沈。 ガックシ。。。

 

梅雨か~

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もう完全に、夏ですね。

 

帰りに昨日と同じ場所へさかなとりに寄って、

今日も大捕り物でナマズを取り逃がす。。。ガックシ。

それでも、

↓ こんな超大物が採れた。

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上に写っているのは私の手。

こんな巨大なフナ、ここ何年もお目に掛かっていませんでした。

男児三人、大興奮大満足♪

 

今日のお持ち帰りは無し。

 

そんな日曜日でした。

 

めでたし。

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2014年6月 7日 (土)

シーズンオフ/ハイシーズン

 

今期の雪山遊びが終わって、

 

古典的な、

ベタな表現で言えば、  

『心にぽっかりと穴が開いたような』 状態になってしまった。

 

禁断症状とは違うが、

充足感と、何ともいえない寂しさが入り混じった複雑な精神状態。

虚脱感。

 

週末がやってきても、

全然わくわくしない。

 

 

今日は主夫。

自分の遊び中心だった半年分の埋め合わせもあって、

暫くは家庭中心を心掛けて・・・ かなぁ・・・ と。。。

 

お嫁ちゃんは、友人達と日帰り温泉レジャーへ出掛けてゆきました。

長男は部活で長女は塾の講習なので、

主夫とか言いながらも、末っ子と二人のゆるゆるです。^^

 

朝食後、洗濯物を干し、

ガソリンスタンドへ行って、精米へ行って、

末っ子にせがまれるまま、魚とりへ。

 

気温が充分に上がり、

梅雨の走りが始まって、まとまった降水量があるようになると、

多くの川魚が繁殖期を迎えます。

フナを代表とするコイ科の雑魚やナマズなどは

大雨で本流が増水すると、脇の水路、支流を細い方細い方へと遡って

より水流の穏やかな浅い場所で産卵する。

水田脇の何でもない場所に信じられない様な大物が居たりするこの時期が

魚とりのハイシーズン。

 

本来なら、水草が茂るような土手の小川が小魚のゆりかごなのですが、

水田脇の水路に、今ではそういった場所は非常に少ない。

ココ ↓ は行き止まりの淀んだ場所なので、まだ条件が良い方。

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一人が網を入れて水路を塞ぐ様に待ち構え、

もう一人が追い込んでくると・・・

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タナゴ大漁♪ (外来魚のタイリクバラタナゴ)

佃煮にする? (もちろん冗談 ^^;)

 

キング・オブ・雑魚! フナ♪

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おぉ~ぉぉぉお~~~! デカイの入ったぁーっ!

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末っ子、手を伸ばしてはみるものの、怖くて持てない。

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大型のモクズ蟹が二匹採れました。コレは雄。

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美味しい旬は秋以降、卵を抱えた雌が食べたいね。

この辺りは、クロベンケイガニも多いです。

 

余りの大捕り物で写真が撮れませんでしたが

網に収まり切らないサイズの大ナマズがバシャバシャバタバタと大暴れして

跳ね飛ぶ泥水で全身が汚れた(TT)

手に負えなくて即リリースしましたが、末っ子も大興奮♪

その後も、どうにかバケツに入るサイズのナマズを捕まえましたが、

直ぐに暴れて跳ね出て、川へドボン!取り逃がした・・・

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( ↑ 正にこんな感じ)

 

他にはスッポンを1匹取り逃がし。

普通のカメは捕まえられそうになると動きを止めがちだが、

スッポンの暴れ方、瞬発力はハンパ無い。

過去にも何度も網ですくい上げているのだが、

(川底の泥の中に潜んでいるものが偶然網に入ることが時々ある)

ちゃんと捕まえてバケツの中にまで入れられた事は一度も無い。

 

結局、我が家の水槽では飼えないサイズの魚ばかりだったので

殆どリリースし、

綺麗な婚姻色の出ていたタナゴを三匹だけお持ち帰りしました。

 

水槽の魚には毎日朝夕餌をあげますが、

私の帰りが遅い場合もあるので

夕方の餌やりは末っ子が代わってくれます。

庭に三本在る水槽の内、

今、メインの(一番大きな)水槽には

タモロコの群れが20匹程とフナが5匹。ココにタナゴ三匹が加わりました。

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タモロコは物凄く懐いています。

誰かが庭へ出る度に、

『餌クレ!餌クレ!餌!餌!餌餌餌!!!』 と

コッチ(ガラス面)へ殺到して必死の猛アピール。

お嫁ちゃんが洗濯物を干しに庭へ出ても、それはもう物凄い騒ぎらしい(笑)

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( ↑ 小さな身体(一寸~二寸)ですが、立派なヒゲのタモロコ)

ガラス面を手でかまってやっても寄って来る程なので、

かなり可愛くて愛着が湧きます。

フナは、タモロコの行動につられてやって来ますが、

元来かなり警戒心の強い生き物です。

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水槽は、狭い閉鎖空間である為

健康的なバランスを保つのが難しい。

初歩の飼育マニュアル的なものに書かれている事は、

如何にして水を汚さないか?がメインテーマ的になるので

(水換えが魚飼育の一番の手間)

餌を与える量を、私の感覚からすればかな~り少なく、

生命維持に最低限な量に設定している。

だが、水温が高い時期は特に、

これでは成長が止まって痩せ気味になって、明らかに栄養失調になる。

メダカなどでは産卵しなくなってしまう。

かといって、

必要充分な餌を与えれば、当然排泄も相応になるので

水質維持に充分なろ過設備が必要。

ろ過が追い付かないからといってマメに水を替え過ぎてもダメ。

水質変化への魚の感覚は、想像以上に繊細だ。

一番理想なのは

魚以外にも充分な量のバクテリアや水生植物が住み着いてくれて

魚が排出する有機物をどんどん分解してくれ、

サイクルが成立している状態。

だから私は、水槽内のコケは見た目が汚くならない程度に残して

バクテリアが一番多く棲み付いているろ過装置のフィルターは滅多に洗わない。

詰まってしまった時だけ。

極力、過度の水道水(塩素殺菌)は避ける。

今のところ、

非常に安定した良い状態の様で、

GW以降一度も水を換えていませんが、全く臭くなく

魚達も健康そのもの。^^

食欲ありすぎです。

 

え~っと、

取り留めも無く、

どうでも良い事をいっぱい書きました。

 

おしまい。

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2014年6月 1日 (日)

お魚おいし

 

山から帰って、少し時間に余裕があったので

夕飯前の2時間程を

男児達と海で過ごしました。

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短時間で手返し良く効率的に、今日はサビキ。

 

だから・・・

手返しだってば。。。 眺めてて釣れんぞ。^^;

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時々やってくる群れに当たって、

アジとコノシロ(コハダ)♪

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全て三枚に下ろして、

アジは長男が唐揚げにしてくれて夕飯に食べました。

ウマイ!ウマイ!と長男バカ食い!

私も飲みすぎました(^^;)

 

コハダは強めの塩を振って1日寝かせます。

一日置いて身から水分が抜けたら、(この日記を書いている月曜日)

塩を洗い流し、水分を拭き取って

砂糖を足した寿司酢に漬けました。

明日(火曜日)には、またまた美味しいお酒が飲める♪

 

幸せ。^^

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桧尾峠ヘ沢ワタル

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より新しい情報は 池田町のホームページ にてご確認ください。

 

各地で夏山の開山行事が行われる季節となりました。

高い山の場合、多くは7月1日に山開きとなりますので、

今はそれに向けての準備期間です。

積雪による倒木や落石により登山道が塞がれていたり、

昨シーズンに伸びた枝や藪が登山道の障害となっていたりします。

 

私が御縁を頂いている先輩山ヤさん達は毎年、

山スキーシーズンが終わったこの時期に、所縁の山へ作業に入ります。

皆さん、毎年そんな事を続けていながら

敢えてそうした事を言ったり書いたりしないスタンスの方々なので

そんなところがまた山男らしくて、素敵だなと思い尊敬しています。

(それに比べボクは、奥ゆかしさの欠片も無い(^^;))

 

数々の想い出と共に在る『その山』への思い入れや、

先輩方から受け継いだ伝統としての心であったり、

その山を歩いてくださる方々が少しでも快適に安全に歩ける様にとの願いだったり、

(愛する山で、事故はあって欲しくないですもんね。^^)

皆さんそれぞれ、色々と思いがあるのでしょうが、

特にそうした事を口にするでもなく、

レクレーションを楽しむように汗を流す。自然体。

そんな先輩方について、   

今年もまた、そうした縁あって

山への恩返しのお手伝いをさせていただけました。

 

岐阜県境の冠山・金草岳は人気の山ですが

昨年にトンネル工事が始まって通行止めになって以降、

冠山林道の冬季通行止~工事通行止が未だに明けていませんので、

昨年秋に続き、楢俣~桧尾峠の登山道整備です。

 

冠山や金草岳へのアプローチは、

今では福井・岐阜両県側から共、

国道417号線の奥、冠山林道の冠山峠まで車で行くことが出来ますが

この林道は歴史的には結構新しい道です。

歩きが移動のメインだった時代には道が違っていて、     

福井県側からは、

池田町の河内地区から楢俣川沿いに入って、

白倉谷と添又谷に挟まれた尾根を桧尾峠まで登る道でした。

この峠には、岐阜県側のソバク又からも道が上がってきていて、

雪の無い季節には

この道を使って、美濃と越前の山奥に往来がありました。

冠山峠が整備されたことにより

大変玄人好みのマニアックなルートとなっていますが、

稜線の桧尾峠から左右へ、冠・金草両山へと繋がっています。

 

 

注)尾根末端の入山口直近まで車で行こうと思うと

  アプローチは細く荒れた林道ですので、

  車高の低い車や運転・車両感覚に自信の無い方はお勧めできません。

 

さて、

入山♪

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先ずは早朝の渡渉からスタート。

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押すな押すなは『押せよ』の前フリ?^^

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王子!!!おみ足が濡れております!(^^)

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尾根末端は人工林。

直ぐに急登が始まります。

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階段・石段も木道も一切ありません。

よく整備されたメジャーな登山道に慣れた方には辛い雰囲気でしょうが

こんなのが本来の山道、昔ながらの道なのでしょうね。

正にクラッシックルート。^^

下りでは特に、スリップが多くはなりますが自然の地面が膝に優しいです。

 

人工林を抜け、

雑木林になると

立派なブナが現れます。

静かな山奥に、大好きな、嬉しくなる光景、雰囲気の場所です。

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この尾根には、中々立派なブナ林があります。

旧くからの道だけあって

ブナの大木にはナタ目で刻まれた先人達の痕跡を多く見つける事ができる。

残念ながら平成に入ってからの落書き的なものも散見されますが

既に文字や記号の判別が困難なほど古いものも多く

中には明らかに雪深い時期に入ったと思われる高い位置の文字もあって

色々と思いを馳せる。

最近の、落書きをするような人は

彫刻刀の様に彫ったり削る様に書く人が多いですが

本来のナタ目は、

実際には、刃の痕の筋を付ける程度で、木の生命への負荷は殆ど無い。

その微かな筋が、

木の生長に伴って樹皮の表面積の拡大と共に太くなっていって

五年、十年、数十年後に、立派な文字になります。

樹は、人間なんかよりず~っと長生き。

その、ゆったりとした時間の流れが、人の歴史まで刻んでいてくれたり。。。

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パワーいただき♪

 

どこの山域でも、なんで日当たりの悪い北斜面に立派な森が多いんでしょうね?

なんて話をしながら作業。

 

峠の名前にもついているヒノキ。

この老木はこの尾根の長老かな?

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枯れ切ってないよ。

ちゃんと生きてる。

 

眺望ポイントからは、マッターホルン眺めながら・・・

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作業。

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自分達でやっていても、

『こんな超ド・マイナールート、使う人なんて居るんか?』

と、半信半疑だったのですが(笑)

この日はなんと!登山者に出遭いました(笑)

 

稜線へ出たら、

ランチタイム。

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御褒美は、

汗を流したからこその極上美味な♪♪♪

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森の中の道は風が通らず、暑くて暑くて仕方が無いので

過去の教訓から(アルコールではない)水分2リッターを背負ってきましたが、

下山時には残り500mlペット1本分でした。

 

今の主役の花は 『 アカモノ 』 です。

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日当たりの良い岩場に多い。

高山植物的な見た目がとても可愛い♪

 

他に目立っていたのは 『 ナナカマド 』

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秋には真っ赤な実をつけてね。

 

三年前に入った時は伐開が必要な薮漕ぎ箇所が多く、

昨年もかなりの刈り応えでしたが

皆さんの積み重ねの甲斐あって、他にも入っていて下さる方も居る?様で

今年は充分満足のゆく仕上がりとなりました。

 

むせ返る様な緑の森に

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緑のトンネル。

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今年は特に毛虫が多いです。

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最近ではマダニが媒介するウィルスも心配ですし、

(重症熱性血小板減少症候群 国内でも死者が出ています。)

肌を露出させての山は注意が必要です。

 

↓ 今年2月に出された厚生労働省健康局結核感染症課の速報より抜粋

   SFTS = 重症熱性血小板減少症候群 です。

2013年5月から開始された厚生労働科学研究「SFTSの制圧に向けた総合的研究(研究代表者 倉田毅)」において、マダニからのSFTSV遺伝子検出法及び動物のSFTSV抗体測定法が開発された。これらの検査法により、既に患者が発生している地域だけでなく、患者の発生のない地域も含めて、これまでに入手できたマダニや動物血清の検体を用いて調査を実施したところ、以下のことが明らかになった。
1)マダニについて:九州から北海道の26自治体において、植生マダニ(植物に付着し、動物やヒトを待ち構えているマダニ)とシカに付着しているマダニ(18種4,000匹以上)を調査したところ、複数のマダニ種(タカサゴキララマダニ、フタトゲチマダニ、キチマダニ、オオトゲチマダニ、ヒゲナガチマダニ等)から、SFTSウイルス遺伝子が検出されたが、保有率は5-15%程度とマダニの種類により違いがあった。また、これらのSFTSウイルス保有マダニは、既に患者が確認されている地域(宮崎、鹿児島、徳島、愛媛、高知、岡山、島根、山口、兵庫県)だけではなく、患者が報告されていない地域(三重、滋賀、京都、和歌山、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、栃木、群馬、岩手、宮城県、北海道)においても確認された。調査できたマダニ数が数匹と少なかったため、現時点では判断できなかった3自治体(福岡、熊本、福島県)を除くと、調査した全ての自治体でSFTSウイルス遺伝子を持つマダニが見つかったことから、SFTSウイルス保有マダニは調査していない自治体を含めて国内に広く分布していると考えられる。

(以上、抜粋)

まあ、服着てたって潜り込んで噛まれるんだけど(^^;)

 

最後はまた沢をワタル。

体が火照っているので、水に飛び込みたい気分。

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皆様お疲れ様でした。

今日もありがとうございました(^^)

今日も素敵な山♪

楽しかった。^^

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