週末防備録。否、長文。
土曜は主夫でした。
昼食は冷し中華だったので手抜きをしようと思えば出来たのですが
私自身が麺くらいの細切り(正式名何切?)にしたキュウリのトッピングが好きなので
(すっぱいタレに合う♪)
時間を掛けて頑張って(包丁で)作って、ハムの細切りに合わせて
更にネットで温泉玉子の作り方を調べて、プラス。
イイ感じの半熟度合にはなったものの、少々熱が通り過ぎてしまった。
次回は1分短縮かな。
午後から雨がちの天気になりましたが
友達と遊びに出掛けた長男(中学生)が
連絡も来ないまま遅くなっても中々帰って来ず、
少し位自分の時間を・・・と思っていたのに、結局出掛けられず。。。
夕飯時間にようやく、ずぶ濡れで帰って来た長男に、少し小言。
夏休みになったら、
こんな事が何回もあるのかなぁ? どうしたモンか。。。
まだまだ携帯を持たす歳ではないし、コレ位の年頃の子供の管理って、
難しい。
結局土曜は、
お嫁ちゃんと椅子を並べてネットでドラマを何本も見ながら
グダグダと酔い潰れて知らない内に終わった。
日曜は、
午前中長男が部活だった以外に、家族全員特に予定無し。
朝の内は水槽の魚に餌やったりしながら庭でノンビリ。
庭にトンボが増えてきた。
住宅街の中で、近くに川が流れている訳でもないのだが
夏場は毎年複数種のトンボがほぼ皆勤賞で庭に居る。
一番多いのは通称ムギワラトンボ。
雌のシオカラトンボや、成熟前の雄の塩辛蜻蛉もこのカラーリングです。
今年は既に、真っ黒な羽で細身のカワトンボもやって来ていて、
嬉しいお客さんなのだが
油断していると睡蓮蜂に産卵されていたりして、
ヤゴが知らない内にメダカを食べちゃってたりするので
定期的なパトロールが必要だ。
トンボの見た目にに感化された訳ではないのだが、
数日前から
私の横に座っていつも一緒に航空関係の映像を見ている末っ子が
「ひこうじょういきたい!」 と煩くて
長男の帰宅を待って、
午後から家族みんなで小松へお出掛けする事になった。
最近どんどんと開発が進んで
大きな書店や雑貨屋、カフェ、などなど、大好物満載の
日の出、沖~吉竹の通りへ女子チームを降ろして
男子3名は空港方面へ移動。
先ずは航空プラザへ♪
東口から入ろうとしたら、駐車場アプローチ脇に長い車列が出来ていて
「何?」って思いながら先へ進んだら、、、何と満車。 うそーっ!
ココ全体にイライラ空気が充満している模様で(笑)
整理に当たっていた方も凄~くテンパッタ対応。す、すんませ~ん(^^;)
Uターンで出て、
西口へ。
思った通りこちらは僅かの待ちですんなり入れた。
「今日何か(イベントとか?)あるんですか?」
と駐車場に居た係りの方に尋ねたら
特に何も無いのだけれど、
なんと、最近は週末毎にこんな感じなのだそう。
超充実の無料施設だから人気出ちゃうのも納得なんだケド
今までこんな事は無かったので驚いた。
まあ、
斯く言う我が家も、超リピーターだけど。^^
入り口のエントランスに飾られているこの複葉機
脇にチョコンと居るのは、実は足コギ式の子供向け遊具です。
実機展示スペースにまだ大型遊具が設置される以前は
だだっ広い格納庫の様な空間に、足コギ飛行機が3~4機在って
子供達がキコキコと走り回って遊ぶことが出来ました。
今はもうこのサイズに入れない大きさになってしまった我が子達ですが
三人ともこの遊びが大好きだったので、
楽しそうにはしゃぎ回る姿の写真が何枚も残っています。
当時は未だ今みたいに人が多くなかったので、延々と遊んでいた。
特に長男は、
ハイスピードから急ハンドルを切ってくるりとスピンターンするのが上手で
見ているコッチがハラハラドキドキする程楽しそうだった。^^
懐かしいなぁ。。。
子供を遊ばせた公園や遊具って、
想い出が蘇って良いですね。
さて、
いつもの様に、二階から見学。
旧い時代の飛行機は、
科学的な裏付けによって画一的(効率的)になってきた現代の機体と違って
設計者それぞれの拘りや創意工夫が伺える様な、
そんなバリエーションで
個性的で面白い。
今と違って、何をするにも常に新しい挑戦だった時代の物創りは
凄かったんだろうな。ドキドキが。
何だか、羨ましい。
今の時代は、
何するにしたって、大概の事は想像の範ちゅうだからね。
クリエイティブなドキドキを仕事にしておられる方は、
そんな仕事に着く事が出来た方は、
本当に幸せだと思います。
飛行機見てると、
そんな 『 男の子の気持ち 』 が強くなる。
お、
ステルス機。 F-117 と SR-71
冷戦期なんて特に超極秘だったから良く知られていなかったろうけど、
SR-71(ブラックバード)なんて、実は私が生まれるより10年程も昔の機体だ。
今の技術から比べればステルス機とは呼べないのだろうが
その時代にこの前衛的なデザインと性能。
1950~60年代なんて
日本ではまだプロペラ機のYS-11の研究試作が行われていた様な時代だが、
その時代で既に、SR-71はマッハ3!!!
(朝鮮戦争が起きたりして軍事的な密度が濃い時代だったからか・・・)
この時代に開発された名機や、未だに現役バリバリな機種は多い。
今でも日米英で使用され生産され続けている輸送機のC-130(ハーキュリーズ)
これもまだまだ現役の大型爆撃機B-52、
私の子供の頃の記憶と結び付くマルヨン、F-104(スターファイター)、
初代ブルーインパルスのF-86 ・・・
次々と思いつくが、
やはりブラックバードの特異な姿と存在感は群を抜いている様に思う。
最近の機体を眺めていても、最新のF22とかF35を見ても、
そこまでのドキドキは無いんだよねぇ。^^
とか何とか言いながら・・・
男子幸せな時間♪
理屈やうんちくはさておき、
こんなの眺めてるだけで超幸せ♪
下のフロアへ降りて、実機の見学♪
半分は、巨大ジャングルジム的?な大型遊具のスペースになっていて
沢山の親子連れで大賑わい。
疲れ果ててうなだれる、居眠りするお父さんが何人も居て、
ちょっと笑えた(^^;) お疲れ様デス。
ここで一番大好きなのは、
何回来てもナデナデしまくってしまうのは、マルヨン。 F-104
私の故郷には航空自衛隊の岐阜基地が在ったので(今も在る)
子供の頃はよく頭上を飛び交っていた。
超音速爆撃機です。
ヒューーーン!ともキィーーーン!とも
活字では上手く表現できない独特の金属的な飛行音で、
翼の面積が小さくてロケットみたいな体に
そのちっちゃな翼の先に大きな燃料タンク。
空を飛ぶ姿は、そのお腹は、今でも鮮明に思い出される。
吸気口のショックコーンが、『俺は超音速機!』 って分り易くて誇らしげ。^^
お尻から眺めると、『胴体ン中ほとんどエンジンか!』(笑)って感じ。
ホント、ロケットみたい。
二代目ブルーインパルスのT-2
ボクが子供の頃に田んぼの中から眺めてたのは、コイツの曲芸飛行だった。
複座の、前席のコックピット
後席も、計器のレイアウトは殆ど同じみたいだが、
前方視界が全然無い?(^^;) 教官が座るのかな?
教官が座るのかな?
車みたいなルームミラーだね。
お尻の穴もちゃんと見なきゃ♪
右側排気口に突き出たコイツは、
演技の時にスモークを焚く為の装置。
高温の排気の中に油(燃料油ではなくて普通の油)を噴射すると、
あの様な白い煙になる。
左側エンジンはカバーが外されていて
その複雑な構造に『萌え~』っとなる。
他にも、T-33練習機とか、
浮舟?(^^;)
海に落ちたらお尻の下からボート出すの?
ヘリとか・・・
あ、左手前に写ってるジェットエンジンの構造、
ダイ〇ンのサイクロン掃除機みたいだった。
珍しいトコでは、
モックアップも在る。
自動車のデザインなんかでもモックアップが使われますね。
何回も何回も来て、同じモンばっか見てるのに、
飽きないんだよなぁ。。。
こんな ↓ ジオラマの、ガラスケースに顔をくっつけて、
パイロット目線になってみたり。
実際の進入角度はもっと低いから、
滑走路、超短く感じるよね。 何かコワイ。
色々楽しんで♪
実際の『ひこうじょう』へ移動♪
丁度、B737が上がってくトコでした。
その後、15分程の待ちに。。。田舎の地方空港だからね。^^;
今日は自衛隊も全く動き無しで、長男ガッカリ。
自販機で飲み物を買って、の~んびり待っていたら次に来たのは
ボンバルディアのQ400
プロペラ機ですが、ターボプロップエンジンと言って
エンジン内の構造はジェットエンジンと同様のガスタービン。
タービン軸の回転エネルギーによってプロペラを回しています。
ジェット機並の速度に迫りながら低騒音。
型式のQは quiet = 静粛性を表していているそうです。
おまけに、それなりに大きな機体でありながら
福井空港の様に滑走路の長さが1200m程しかないローカル空港でも
離発着可能。 福井のお金持ちの方、プライベート機にどうですか?
デザインも悪くない。^^ 結構好きです。
小振りの機体だから、
作業に当たる車両も小さくて何だか可愛い(^^)
次に降りてきたのは・・・
お、ありゃ大きいね♪
「おとーさん!あれなにぃーーーっ!」(長男)
「あの足の大きさはトリプルセブンやな(^^)」(父)
「ほら、タイヤが3軸。」
B777-200だ♪
接地と同時にタイヤが白煙を噴いて、
エンジンカバーがパカっと明いて
やがて逆噴射の爆音が響いてくる。
この一連の流れが好き。^^ やっぱ、ジェット機の着陸は迫力がある~♪
小松は、送迎デッキから06エンド(滑走路の西側方)が見えない。
わくわくしながら待つこと数分。。。
松の林の向こうに、垂直尾翼がサメの背ビレみたいに進んで来て・・・
わ~い♪
やっぱデッカイなぁーーー!
最新の787も翼が大きくて綺麗な曲線でカッコイイけど、
やっぱこの大きさの迫力は777に軍配♪
横に居るQ400の胴体の太さと、777のエンジンの太さが
見た目ほぼいっしょ(笑) デケー(^o^)子供達も大喜び。
停止位置に綺麗に止まって、エンジンOFF。
の前に、垂直尾翼の付け根のココがパカっと開いて、補助エンジン始動。
ジェット旅客機では、
駐機してエンジンが止まると、機内の電力や油圧などが失われてしまうので
その前に補助動力装置を起動させます。発電機みたいなもんですね。
飛行中、万が一不測の事態でエンジン停止などになった場合にも、
再始動にはこの補助動力装置が活躍するそう。
さて、
車止めがされると、
お客さんが降りる為のボーディングブリッジが近付いてきて、
同時に、貨物を扱う作業員さんも活動開始。
向こう側には、給油用のタンクローリーが横付け。
羽田-小松間のこの便の場合、
小松到着が16:10で、17:00発で羽田へ引き返してゆきます。
荷物の下ろし積み、給油、機内清掃、各種点検整備、時間との戦いですね。
作業されている方達は頑張っておられるのでしょうが、
男子達は、
そんなのを眺めているのが楽しくて面白くて仕方が無い。
「おとーさん、パイロット見えるよ!」
末っ子、ひこうきに釘付けだ。
女子チームから電話が入って、
そろそろ急かされて
Q400の上がりを見送ったら、空港を後にする。
再び家族全員合流したら、
いつものお気に入りの中国茶のお店へ。
私はジャスミン茶。
お嫁ちゃんは、こんなヤツ↓
何やら手仕事で縛ってあります。
徐々に茶葉が開いてくると・・・
中からお花が現れる。 千日紅です。
千日紅仙桃と言う工芸茶だそうで、縁起物。
小さな湯飲みを人数分より余計に出して下さるので、
それぞれシェアして飲み比べ。
私の湯飲みに、千日紅の花弁が♪
茶柱じゃないけれど、
何か良い事あるかな?
点心をいただきながら
贅沢なゆったりとした時間を愉しみました。
帰宅が夕飯時を回っちゃいそうなので、
お嫁ちゃん晩ご飯作らない宣言発動で
回転寿司でした。
散財したね。(^^;)
楽しかった♪
めでたし。
長い日記、やっとおしまい。
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