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2015年1月10日 (土)

午前券

 

 

時間が無くても、

天気が悪くても。

好きな事は・・・ 

だなぁ。

 

3時過ぎに起きて、

しっかりといつも通りの朝食。ごはん、納豆、味噌汁。

私は、通常の出勤時間でも、深夜起きでも、

朝食はしっかりとらないと元気が出ない人間なので

自宅を出る時間から1時間15分逆算して目覚ましを掛ける。

 

今日は5時集合での行動開始。

今日もGot氏と。お昼前までに戻らなきゃいけない二人が、

早起きして強引に1日分位の運動量をやっちゃおう!って感じの、

朝練と称した遊びです。

 

現地に着いても未だ完全に真っ暗な時間。

遊びに向かう我々と、労働に励む方。

当然あちらが優先だね。

こんな時間から働いて下さる人が居るお陰で、だもの。^^

00
空けてある場所なら何処でも好きに車を置いて良い訳じゃない。

排雪場所だったり、重機の転回場だったり、

その場所その場所のルールや暗黙の了解があります。

重機のオペレーターさんに駐車位置を聞こうと車を停めて駆け寄ると

わざわざエンジンを切って手を止めて、丁寧に対応をして下さいました。

全く嫌な素振りも見せずに、

『そこなら全然OKだよ』って場所を親切に教えてくれたのですが、

一旦作業に入った後からわざわざ戻って来て、

『真っ直ぐ後ろのあっちなら、もう大丈夫ですよ。』 って

(先の会話で私達がスキーに入る事を知った上での)

より良い場所を気遣って案内してくれました。

人の優しさは良いものです。 というか、この方が、ね。^^

私よりやや御年配の方でした。

 

さて、

ヘッデン灯して、

真っ暗闇を、

進み始めます。

01

天気良くない(笑) 予報通り。

でも、風は殆ど無いし、

悪くないよ。

足元の雪がキラキラ反射して、

灯りの中に降る雪も、まるでダイヤモンドダストみたいに光ります。

暗い内から行動するからこその御褒美・・・なんてね、

強引に無理やりポジティブに考える。

 

さあ、

道を外れて雪面へ。斜面を登りましょう。

02

03
全く、物好きにも程があるなぁ(笑)

何故そこまでして?変態か!? 我が事ながら。

04
楽しいの?と問われれば、

凄く楽しい。

05

徐々に薄明が進み、とっくに日の出の時間になっても

ガスが濃くて視界の無い時間帯が殆どだった。

それでも、

こんな白い森の眺めが現れると、

06
大きな幸福感に包まれて、

あぁ、やっぱ山はいいなぁ。来て良かったなぁ。。。って、嬉しくなる。

雪山は本当に美しいね。

07

まあ、言うまでもないですが、ラッセルはGot氏に甘えっきりでした。m(__)m

 

あ~~~気持ちイイ♪

09
雪面を歩くのって、理屈無しに気持ち良くって清清しい。

 

タラの芽は、流石に未だ膨らんではこない。か。

08

 

 

さて、

え~っと、

ドッチ向いて行けばいいんすかぁーっ!? 全く見えませんが? ^^;

10
白一色で地形の起伏が全く分らなくて、

不意に突き上げられたり、落とされたり、見事に段差にはまったり。

前転したり。 く、首取れたかと思ったョ。(^^;)

そんなふうに直ぐにバランスが崩れるのは

前後のポジションが悪いことの証拠だね。

11
板は、呼びかけても直ぐに返事が返ってこなくて、

踏んでから跳ね返ってくるまで思っている以上に時間が掛かるのだそうだ。

押し上げられる、戻ってくる感じをちゃんと感じ取って

それからターンをするようにとアドバイスを貰ったが、

中々・・・。^^;

12

「切り替えが早過ぎる!もっと板の返事を待って!」

今日も随所で的確なアドバイスをくれ、

私の練習に付き合ってくれるGotに感謝。

例の如く今日も自分の事でいっぱいいっぱいで、

彼の滑降シーンを全然写真に収められなかった(^^;)ゴゴゴメン~

まあ、転ぶ回数がうんと減って

1本をより長く滑られる様にはなってきた。か、な。

 

「アッチ行ってみます?」 なんて、

二人で相談しながら新たな斜面を物色したり、探検的なのも楽しい。

斜面は、上から眺めた感じと下から眺めた感じには大きなギャップがある。

それを頭の中で上手く整合させる想像力とか、

見下ろしている斜面の

樹林帯の手前と奥に見えている斜面がどんなふうに繋がっているのか?

うまく通せる滑降コースある? とか、

私はまだまだそうした感覚が随分不足している。

目に入った情報から瞬時に滑走コースを導き出す能力が、Gotはやはり凄い。

地形図から読める様な事じゃなくって、

こうした事はやはり経験の積み重ねだなぁ。

僕も、もっともっと場数踏まなきゃ。

13
新しい斜面にエントリーする時の、

ドキドキとわくわく感が、物凄く楽しい。

これは絶対にスキー場では味わえない感覚。

自然のままだからこそ、『滑ってみなきゃ分らない』

地形は勿論だが、同じ場所でも、雪質は本当に毎回違う。時間でも変わる。

『滑ってみなきゃ分らない』

斜面に飛び込んで、思わず声が出て、嬉々とした気持ちになって

たった1本の滑降に一喜一憂する。

『うわぁぁぁーーーっ!今の良かったぁーーーっ!!!』

って時の、あの興奮と嬉しさ。

自分の事だけじゃなくって、仲間の滑りにも興奮して一緒に楽しいこの感じ。

ホント、素晴らしい。

そして、

自然の懐へ受け容れていただいて遊ばせてもらってるこの感じ、

ホント、素晴らしい。

やめられないなぁ。^^

 

この日一番の極上斜面のファーストを、Gotが私に譲ってくれた。

畏れ多い。ヘタクソな私なんかが汚しちゃう前に、

まっさらなキャンバスに彼が描く方が絶対に美しい。

きっと彼も飛び込みたくてうずうずしているに違いないのに、

「そんな事いいから、気持ち良くいっちゃってください!(^^)」

笑顔で『行け行け』と譲ってくれる。

本当にいつも優しいね。ありがとう。

14
今日もまた、

山の神と、家族と、仲間に、

感謝。

 

 

何本登り返したのか分らない位に遊んだのに

ちゃんと余裕を持ってお昼前に帰宅して、

家族と一緒に昼食を食べることが出来ました。

そんな事が出来るこの土地、超幸せ。

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コメント

遅れましたが、明けましておめでとうございます。

今年は新年早々の大雪に見舞われましたが、雪の生活を存分に楽しまれているようですね。
山スキーは僕は全く未経験ですが、十分な知識と自然に対する畏れの気持ちを持って楽しむと
これ以上の楽しさはほかに無いような素晴らしいスポーツのようですね。
これからも続く冬、存分に楽しんで下さいね。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

投稿: A-Focus | 2015年1月12日 (月) 20:37

A-Focusさん、ありがとうございます。confident
いつも、この土地の美しい景色を、
早起きしなければ見られないような絶景や、
一瞬の巡り合わせの様な素敵な瞬間を留める御写真を
楽しみに見させて戴いています。^^
福井~坂井平野から捉えた奥越~加越の山並の姿、
福井平野をとりまく山々の姿に、何とも言えない嬉しさと郷愁を覚えます。
特に、朝焼けの山並は、朝練の奥平上の田圃や国見岳から眺める景色を思い出して、胸にぐっと来るものがあります。

先日、A-Focusさんも白い枝先を捉えておられましたが、
冬の雪山の美しさは格別です。^^
一度あの世界へ足を踏み入れたら、
もう、その美しさに虜になってしまって・・・confident

こちらこそ、重ねて宜しくお願い致します。

投稿: Fumi | 2015年1月12日 (月) 23:07

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