« 能登の旅(前編) | トップページ | GW後半スタート »

2015年4月28日 (火)

能登の旅(後編)

 

夜中に小便で目覚めると、満天の星空。

見上げる正面には夏の大三角、白鳥座の大きな十字が輝いていました。

幸せな心持ちで、再び眠りにつきます。

 

3時半を回る頃から、1人・・・また1人といった感じで

お仕事の方がやって来て、ガタゴトと何かを始めます。

漁港の朝は早い。

未だ真っ暗だったので、そのままボーっと、うつらうつらと過ごしました。

 

目の前に軽トラが止まり、いよいよ本格的に港が動き始めたので

観念して起き上がる。4時半を回ったところでした。

車から降りてきたおじさん、

私を見ても全く気に留めるでもなく、軽く会釈して行ってしまいました。

何となく、

場所をお借りした事の事後承諾を頂いたような気になって、

ほっとする。

01
よく寝た。

気分は良好。

 

撤収後、直ぐに走り出す。  

さあ、今日も行くべ!

 

自分が居る場所はまだそれなりに市街地だし、

油断していた。

昨日と全く同じ過ちをやらかしてしまう。

その内また何か出てくるだろうと思って進んでしまったが、

昨晩のコンビニへ戻るべきであった。

てか、何で夕べのうちに朝飯も買っとかなかったんだ?俺。(^^;)

(↑)という事は、後々分って後悔した事で、

朝のこの段階では、気分爽快ルンルン♪で走っていた。

アホ。

 

5時頃、飯田湾に陽が昇ってきた。

02
二日連続で日の出を眺める。

非常に気分が良い!

 

『 見附島 』 までは5Km足らず、

未だ太陽がいい位置にある内に到着することが出来た。

03
昨日狼煙で行動を止めていたら、この光景は見られなかった。

結果オーライ♪

04
05

07

今日も良い1日になりそう。

06
にしても、ハラヘッタ。。。

 

暫く走る内に市街地を抜けてしまい、

また昨日と同様の雰囲気になってくる。

集落が現れても、店が無い。

無い。無い。何も無い。。。こともない。

二つか三つの集落に1軒ずつ程の割合で、万屋的な佇まいや

古いスーパーマーケットの様なものが現れるが、

こんな時間では当然営業していないし、

そもそもやってるのか?潰れちゃってるのか?分らない感じ。

自販機と、『たばこ』の看板は時々現れるが、それ以外は、無い。

漁村の人々は、たばこや缶コーヒーは好きでも

外食やおやつを買う習慣が無いのか?

どこで買い物してんの?(^^;)

今更引き返す気にもなれず、

まあ、どうにかなるでしょ。って、進んでしまった。

が、

はらへった!!!

 

『 恋路駅 』

08
廃線となった『のと鉄道能登線』の駅舎です。

10
ホームからは素晴らしい絶景が見られました♪

11
線路内を歩くことが出来ます。

09

12

13

14

  
目の前の海は 『 恋路海岸 』 駅舎から程無く海水浴場などがあります。

『 弁天島 』

15


松波から先は、国道で内陸を進むか?海岸線に沿って行くか?

(どっちに店があるか)分かれ道ですが、地図と睨めっこして悩みに悩んだ結果

折角なので坂を登り丘を越えて、

九十九湾方面へと海岸線を進みます。。。

山道の国道より、観光地っぽい海沿いの方がまだ希望があるかと・・・

は、腹が。。。(T.T)

 

旅を楽しむという点では、やはりこっちで正解。

舟屋の景色や

16
ワカメ漁?の光景など

17

長閑で穏やかな時間が流れます。

只、店が無い。(T-T)

 

九十九湾の、鏡の様に静まった水面を眺めながら

18
私の心の中は猛烈に波立っています。

何か食いてぇーーーっ!

 

小木漁港の立派な看板が憎らしい!

19
イカ食いてぇーーーっ!

 

山に挟まれた湾の奥に隠された様な佇まいの小木。

『イカのまち』と銘打っているだけあって、大型のイカ釣り舟が何隻もあって

とても雰囲気がある、良い港でした。

20

21
この街にはスーパーマーケットが1軒ありましたが、時刻は未だ6時台。

当然、開いていません。(ToT)

 

えっちらおっちら坂をやっつけて、小木を抜け出し

真脇へ出ると、ようやく道が緩やかになります。

22
昨日の西~北海岸と違い、

穏やかな、実に穏やかな雰囲気です。

そして相変わらず、

お店はなぁ~んにもありません。

 

おっ!サイクリスト発見♪

23
今回の旅で唯一出合ったサイクリストです。

この方も昨晩は野宿だったそう。

少しお喋りしながら走り、追い越させていただく。

では!(^^)

 

朝食抜きで既に30Km以上走ってきました。

流石にもう限界っぽくなってきたので、

とりあえずコーラでしのぎます。

24
あ~ぁ~ぁ~~~しみるねぇ・・・

 

(県)35~R249へと、海岸線の気持ち良い道が続きます。

25
が、国道が鵜川まで来たところで、

もう海には見切りをつけました。

何も無い!無いではないか!海なんて!青い海なんてぇ!

飢え死にはゴメンです。

本当ならばこのまま海岸線を走って七尾湾へと進みたかったのですが

とにかくもう、身体が限界。

店が無い。

山道、峠越えは嫌だが、国道に賭けてみる。

R249で内陸へ。

 

必死の覚悟で坂を登ります。

決して急坂ではありませんが、今の私にとっては、全てが激坂!強敵です。

何やってんだか。俺。アフォか。。。

補給食はちゃんと持ってなきゃね。アタリマエカ。。。(T。T)

 

トンネル抜けて下った先は長閑な山村。

やはり此処にも、無い。。。自販機あった。

また1本、カロリー高そうなのを買うが

こんな感じの補給ではお腹が壊れそう。

 

フラフラと、失意のペダリング。

あー。あ~。。。もうあかん。。。。

あー、

 

あー、

 

あぁー、

 

あぁぁぁぁぁっ!ったぁぁあああああ!!!!!

 

26
オアシス発見!

助かったぁ~(ToT)

28

店内の、地元民寛ぎ用スペースで食べさせていただく。

おばちゃんが心を込めて(機械で)淹れてくれるコーヒーは50円!

29
『 Fショップ瑞穂 』 最高ぉーっ!

大手コンビニなんてあてになりません! ボクは断然Fショップ瑞穂派です!

みんなのオアシスFショップ瑞穂ばんざぁーいっ!!!

27
おばちゃん相手に、

「珠洲からず~っと、食べもん買える店が何にも無いんやもん!

 ほんと助かったわぁ~~~」 って、昨晩と同じ様な会話。

 

時刻は8時。

出発から3時間、約50Kmを走ってようやく朝食。

いやはや、どうなるかと・・・ってか、本当にどうかなっちゃうと思った(笑)

何はともあれ、

復活!(^^)

 

峠越えで山里を後にし、七尾湾へと出ます。

30
やれやれ。。。

 

穴水まで来ると、有名な 『 ボラ待ちやぐら 』

31

32

 

穴水の街にはコンビニがしっかりありましたが、

Fショップ瑞穂派の私は寄りません!(まだお腹すいてない)

街を抜けるのに、海岸沿いには程好い道が繋がっていないので

R249でそのまま進みます。

33
  

市街地を過ぎると、また長閑で穏やかな海岸線が続きます。

35
  

七尾線の 『 能登鹿島駅 』 に寄りました。

36

37

桜のトンネルが有名で、旅番組にも登場したりしてますね。

38

39
残念ながら、とっくに葉桜ですが、雰囲気を想像しながら楽しみます。

40

41
こちらは廃線ではなく現役の路線なので、線路に降りちゃダメですよ。^^

 

次はアソコ行こうかな♪

42
って走り出したら、

後ろからやって来たオートバイが

派手に手を振りながら振り向いていってくれた。

あ!昨日禄剛埼灯台で一緒になった人だ♪

慌ててこちらも手を振り返す(^^)/ありがとうございましたぁー♪

 

R249~(県)256~広域農道へと進みます。

43
その先は、

『 ツインブリッジのと 』

44
能登島へと渡ります。

45
橋を渡りきった所に、頭上にセンサーがあって、

通行量がカウントされていました。 ボクは252台目

46
橋を走るのが目的で、能登島内では特に行くあても無かったので、

(県)257で南下し、二本目の橋、『 能登島大橋 』 へ直行。

こちらにもカウンターがあります。

お♪ゾロ目(^^)

47

48

49
あっさりと島を後にし、

和倉温泉を目指します。

50
  

今日も足湯♪

51
海を眺めながら

52

回復、回復、回復、回復、か・い・ふ・くぅー

53
いやはや、

疲れました。

二日目の脚はやはり大きな出力が出せなくて、

相当なノンビリペースになってきました。

能登半島をぐるっと走るイメージなら

七尾からは富山県の氷見へと行きたいところですが、

今の私の体力では絶対に無理っぽい(^^;)

お嫁ちゃんの言葉に甘えて

今夜も何処かに泊っちゃって1日延長!って手もありますが・・・

悩んだ末、余裕を持って今日で終了に決めました。

となると、七尾からは内陸を横断して羽咋へ戻るコース。

こちら側の海は見納めかぁ。。。

足湯から上がったら、七尾の街まで走って

港でドックの作業を眺めたりして過ごしました。

55

54
   

海にお別れをしたら、

城下町の古い町並みを散策。

57

56
お祭り(青柏祭)の準備で、巨大な曳山が製作中でした。

58

59
『でか山』って言うそうです。(^^)

 

丁度お昼になったので、

今度は抜かりなく補給です。

60
ちゃんとオヤツも買いました。

 

七尾からはR159で西へ向かいますが、

途中でちょいと脇道へ入って、社会科見学です。

61
『 院内勅使塚古墳 』

62
何と、石室内に入る事ができます。

63

人のお墓だと思うと、何だかちょっとドキドキします。^^;
64

 

再びR159へ出たら、ここからは淡々と移動区間です。

65
氷見へと抜ける峠につながるR415の交差点まで着たら

市道を羽咋駅方面へと走り、R249に乗ります。

最後に、能登の旅のお礼参りにと、

今日も気多大社へ。

66
今日はちゃんと御賽銭御上げして(^^;)

67

良い旅をありがとうございました。

最後まで無事に帰る事ができますよう。。。

68
鎮守の森からもパワーを補給。

69
さて・・・

昨日も通った道を帰路へと着きます。

71
      

千里浜なぎさドライブウェイも、今日はコッチから。

72

73

74
旨そうなものが目に付きますが、

今あんなモン食べたら絶対にビール・・・

75
ガマンガマン。。。

 

終点まで走ったところで、

おやつ休憩。

76

77

あ~終わるなぁ・・・

 

今日も高速沿いのCRに乗って、内灘へと戻ります。

このサイクリングロードの制限速度は80Km/hだそうです。

78
なんてね。

もう、25Km/h巡航がやっとこさです。^^;

 

さて、

79
無事、

帰ってきました。

80
     

本日の走行距離 172.01km   こんなコースでした

 

本当に長い長い2日間。

素晴らしい時間を過ごす事ができました。 

わがままを聞いて自由にさせてくれたお嫁ちゃん、他

多方面に、感謝、感謝です。

 

帰りも下道移動。

松任の徳光SAへ寄ってお嫁ちゃんへのお土産を買って帰りました。

今回、財布に残してあったレシートを合計すると

お土産も含めて4,052円(内、お土産が1,080円)

レシートが無かった五目ラーメンと、自販機購入分をプラスしても

5,000円程。+ガソリン代

それだけの出費で、これだけ充実の旅ができれば、大満足♪

久々に自転車いっぱい乗れて大満足♪(^^)v

 

帰宅後のコレ(↓)が超超超!最高!だったのは言うまでもありません。

81 

〈 完 〉

|

« 能登の旅(前編) | トップページ | GW後半スタート »

コメント

おつかれっしたっ!

ボクのあこがれ、能登イチ

ますます行きたくなりました。

レポート参考にさせてもらいますね。

いつになるかわかりませんが(笑)

今度久しぶりにどこかに行きましょう。

投稿: サムローディー | 2015年4月30日 (木) 20:32

剣士様!ありがとうございまっす!happy01

皆さん1日でやっちゃったりしますが、
私の脚では無理なので(^^;)アハ
2日掛けて行きました。
能登は広いな大きいな♪ それでも周りきれませんでした(笑)
猿山崎~皆月の秘境と、手抜きした能登島、七尾~氷見にかけての海岸線、
宿題が残ってしまったので
私もまた、いつになるか?ですが(^^)行くと思います。

かなりスローペースでしか走ることが出来ませんが、
また遊んで下さ~い!smile

投稿: Fumi | 2015年5月 1日 (金) 07:49

私、未だ能登一周は出来ておらず
今回の貴兄の日記、涎sweat02垂らしながら拝読させていただきましたpaper
狼煙~珠洲~能登町 是非とも走ってみたいbicycle

兎に角、補給出来るところが無いんですねbearing
これは大切な事・大切な事・大切な事なので覚えておきます
ホント飢え死にせず帰って来れて良かったですねcoldsweats01

Fumiさんらしい素晴らしい旅、お疲れ様でしたbeer

投稿: taizo | 2015年5月 2日 (土) 17:11

taizoさん、どうもぉ~happy01

今回の反省点・注意点は、
夕方5時過ぎ~翌朝9、10時までの、遅い時間&早い時間
に、油断し過ぎてたってコトかな?(^^;)
確かに、ほぼ何にも無い(笑)のですが、上記以外の時間なら、
村の万屋など、何かしらのお店にありつけた可能性があります。
たぶん・・・^^;;;アテにならんケド

背中のポッケにカロリーメイトか何か入れときゃぁどうってコト無い問題だったのですが、明らかに大失態でした(笑)
いかに自分が、普段コンビニに依存した生態なのかが良く分りました。
ホント、行き倒れなくて良かったです。coldsweats01

ありがとうございます~♪(^^)

投稿: Fumi | 2015年5月 2日 (土) 22:41

素晴らしい!
Fumiさんの能登一での楽しさがよくつたわってきました。
とっても羨ましい。
何かと不便なところも能登半島の魅了をあげている
と同時に護ってもいるような気がします。

お疲れさまでした♪

投稿: ヤスジロウ | 2015年5月 4日 (月) 14:07

ヤスジロウさん、ありがとうございます。happy01

今回はそれなりに時間を掛ける事が出来たので
中々満足の行く時間を過ごす事が出来ました。
食堂の女将さんが言っていた通り、『何もない』のが能登の良さ、
ヤスジロウさんが仰るとおり、それがあのままの能登の雰囲気を保ってくれているのでしょうね。^^

七尾・能登島を中心とした少々賑やかなエリアより、
閑散とした西~北がとても印象深く想い出に残っています。confident

投稿: Fumi | 2015年5月 4日 (月) 17:33

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1797052/59826459

この記事へのトラックバック一覧です: 能登の旅(後編):

« 能登の旅(前編) | トップページ | GW後半スタート »