遠かった~
今日は会社休んじゃいました。
「落ち着いたら休めば良い」 と言われながら、
休日出勤やフル残業の日々が半年間も続いたので、
当たり前の様に行使した権利の筈ですが、
上からはゴチャゴチャと言われ、パワハラ的にかなり不愉快な対応を受けました。
散々良い事言って働かせといて、
いざ「休み下さい」って言ったら、途端に不機嫌になる。
なんじゃそりゃ。おいおい、わかりやすいな。
で、
今日は休みました。
(こんなくだらない事書いちゃって。。。人間がちっちゃくてすんません。^^;)
まあ、休暇が取りづらい、もらえないって話は
お付き合いのある他社の方からも良く聞く事なので、
世の中じゃよくある事なんでしょうね。
それでも、負けずにちゃんと意思表示して休んじゃわないと、
後輩まで休めなくなっちゃうから。。。。。
せっかくの休みなのに、
素晴らしい青空なのに、
今朝も未だ、
不愉快な気分を引きずっていました。
そんな訳で昨晩飲んじゃったので
朝、
どうやら、アラームで目覚めなかったようで、
お嫁ちゃんが消してくれたそうです。
いつも通り、しっかりと朝食をとる。
ごはん、納豆、味噌汁、ヨーグルト。が、いつものメニューだが
今日は時間に余裕があるので
お嫁ちゃんが目玉焼きとトーストも追加してくれた。^^ アリガト
友人から 『 ドコイクノダ?』 的な探りが入ったりしつつ(笑)
まったりと過ごしました。
本当はこんなゆっくりしてちゃダメなんだケド(^^;)
今日は気持ちの癒し優先。のんびり。
遅発ちでの山へ。(ホントは山なら早起きして行かなきゃね ^^;;;)
一応、準備は昨晩のうちに済ませてある。
独りだから安全優先で、ど定番のいつもの山へ行くつもりだったが、
なんとなく欲が出てしまって
仲間と一緒の時にはできないような
自分本位の自由な探検的なのがやりたくなってしまった。
せっかくだから、と、前々から気になっていた方へ。
目指す山域は同じなんだけど、
いつもとは逆の側から。
北側のルートになるので雪もまだ多かろう・・・と期待して車を走らせる。
コンビニへ寄っても自宅から40~50分で到着。思っていたより随分と近い。
それもそのはず、
林道がまだ除雪されていなくって(^^;)はるか手前からの入山となった。
通常の登山口となる集落(廃村)まで5Km以上あるが、
まあ、雪があれば(シール歩行なら)
どうにかなるだろうと、あまり深く考えなかった・・・。
近くにあった工事業者の現場事務所へ顔を出して、
情報収集を兼ねて駐車位置を確認。
やはり除雪作業に入る予定が有るとの事で、
作業員さん達の車の横、空きスペースを快く使わせて下さった。
笑顔で見送って下さって、感謝。
さて・・・ うん。(^^)♪雪の量いい感じ。
お天気も最高。久々の雪上散歩を楽しみながら
ウキウキのスタート。
が、
数百メートル進むと、雪の切れる箇所が現れる。
『 落ち葉の上なら板を履いたまま歩いて良い 』 とのハマダルールを適用し
まあ、春ってのはこんなもんでしょ・・・ と進む。
が!
あ、あれ?
雪消えたぁぁぁぁぁぁあああ(ToT)
その後、またドッカリと現れて『やれやれ・・』と思って板を履くと、
またしばらく行くと消える。。。
ガッカリさせられたり、
喜ばせたり、
上げたり、
落としたり、
脱いだり履いたり・・・
延々と、何度も何度もそれの繰り返し・・・
SMか?コレ。(T-T)いじめられてるぅ?
やがて、奥へ進むほど、板を履ける箇所が減って
アスファルトの上や、微妙な残雪の上を延々と歩かねばならない様になった。
いつもの感覚なら、
奥地へ行くほど雪が繋がり始めて深くなって、ルートの自由度が増してゆくのに
今日は全くその逆。
標高も徐々に上げてきているのに、雪が減ってゆく。。。なんでじゃぁ~~~
板担ぎでの、兼用靴での林道歩行がこんなにも大変だなんて・・・
辛い辛いロボット歩行が続く。
これまで、序盤のアプローチが長いと分っている場合は
歩行用の靴は別に用意していたから、その辺の事を特に思った事がなかったが
これは、、、本当に辛い(TT)
雪が現れても、その先がまた切れているのが見えたりするので、
そのままツボ足で頑張って進む。
落石や倒木も多い。
おまけに、道中、
まだ形状が崩れていない、昨日今日のものと思われる
フレッシュな熊の糞がいくつもあったし・・・
つ、疲れる。。。
さすがに気持ちが萎えてきた頃・・・
ようやく再び雪が増加に転じて、イイ感じになってきた。
林道もたっぷりの積雪で覆われて(↓)此の通り
あぁぁ・・・シール歩行は楽だぁ。。。(T-T)
ようやくイレギュラーな要素が減って、
順調に進み始めて、
全体の行程や行動時間がイメージ出来て把握できたので
日当たりの良い場所で、
のんびり休憩。
やっと廃村に到着。
村の入り口付近ににこんなものがあった。
『車道記念碑』 へ~ 大正二年と刻まれている。
相当~ありえない程山奥の場所です。当然冬は長く雪に閉ざされる。
人が住んでたなんて信じられない程。
山道の、徒歩のみの時代は、一体どうやって生活していたんだろう。
道路が来た!ってのはホント、
記念碑建てたくなる程の大事件だったんでしょうね。^^
雪に押し潰された廃屋などが目に入ると、
何だか寂しく心細い気持ちになりました。
水田跡も残っている。
登山者用の駐車場?の案内看板。
今日は雪ノ下で見る事が出来ませんでしたが、
此の裏には、ある有名なつぶやきが記されています。
『死ぐなら夏死げ。
アブ泣く。蚊泣く。ホタル火燈もす。セミお経上げる。』
雪深い北国に住む人々の願いは、夏に死ぐ事であった。
ここから先は尾根に取り付いて詰めてゆけば良いので、
ルートとしては分り易い。
時間的にも、今からなら山小屋のある
広大な景色の場所まで充分行けそうでしたが
もう、林道歩行で辟易として、脚はとっくに大満足。
当然、帰りもまた同じだけの行程がある事を考えると
もう、、、頑張る気力がありませんでした。
これにて引き返しを決定。
地形図では、集落の一番奥に鳥居のマークがあったので
折角だから、
今日のお礼を述べに向かう。
在った。^^
脱帽して御参り。
(今日はこちらで遊ばせていただきます。ありがとうございます。
無事に帰る事が出来ますよう、お力添えをお願い致します。
献。
社殿は無くなっているんですね。
壊れた鳥居と
天照皇大神の石碑。
奥には崩れた石灯籠と、傾いた石碑など。
ケヤキかな?立派な大木。
日当たりの良い、
森の中にぽっかりと空いた穴の様な、小さな広場。
皇大神様の前に腰を降ろし、
人々の往時に思いを馳せながら、しみじみと過ごしました。
の~~~んびり。
さて、
ゆっくりし過ぎた。
帰らなきゃ。
橋を渡って村を後にする。
もう、熊と出遭っちゃわない限り、それ以外は全てが想像の範疇。
時間的にも余裕なので、気楽だ。
の~~~んびり、
トボトボ戻る。
可愛い 『 キクザキイチゲ 』 が咲き始めていました♪
春が来たな~
帰りもやはり・・・
往き以上に林道は辛くって・・・
完全に脚&足が破壊されました。
あちこち痛くって仕方がない。
左ふくらはぎが特に重症だ。 い、いてぇ。。。
(この日記を書いている今日(翌日)は引きずってヨチヨチ歩いていました。)
車へ戻ったのは14時半。(早っ! ^^;)
半日遊びでしたが、
もう、
それはそれは大満足な脚でした。
「山スキーかぁ?(^^)」 って、
ニコニコ顔の地元のおじさんに話しかけられ、しばし談笑。
この人は、渓流釣りの情報が欲しかったみたい。^^ 岩魚食べたい。
実は今日は、
前半で道を間違えちゃいました。^^;
林道を嫌々進んでいて、頭が死んでいた時に、
目の前にこんな(↓)神々しい姿が現れて
わお!♪ スゲーっ♪ 綺麗~~♪
って、突然の絶景に、目指すべき頂の姿に大喜びしたのですが、
・・・ん?
アカンやん!
見えるハズの無い景色が見えている。
気付いて、慌てて、、
此処で今日初めて地形図を取り出す。
あ、、、やヴぇ、、やっぱり。。。
支流へ逸れて進んでしまっていた。
キツネにつままれた様とは正に此の事。
何でこっちへ来ちゃったんだ? ^^; 言われてみれば川がちっちゃい気が(笑)
引き返して、1時間のタイムロスと、余計なトレーニングタイム。^^;;;
でも、
全然余計じゃなかった。
あの姿が目に焼きついて、頭から離れない。
林道歩行が辛いだけの想い出だったら
もう二度と行かなかったかもしれないが、
あの絶景が見せてもらえたお陰で、
また行きたくて仕方が無い。
あの迷子は、
山の神のちょっとした粋な悪戯だったのかも。^^
今となってはそう思える様な出来事でした。
『 山はいつもそこにある 』
なんですよね。^^
また行こうっと♪
おしまい。
否、
つづく。(^^)
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