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2015年11月

2015年11月29日 (日)

この週末

 

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金曜日の朝、娘を駅へ送る途中

見事な積乱雲が見られました。

北陸の冬です。

積乱雲の周囲に在る、もやもやと輪郭のぼやけた霧のようなものは雪雲。

 

太平洋側で雷といえば夏、夕立の印象が強いですが

北陸で雷と言えば雪起し。冬の風物詩です。

光って、ゴロゴロと鳴ると、バチバチとアラレが降ってきて

みるみる内に真っ白となってゆく地面の上に、やがて雪が降ってくる。

そんな季節になりました。

 

その晩、職場からの帰宅途中に初雪が降った。

 

土曜は休日出勤。

 

肝心の、貴重な休みの日曜日も空模様はパッとせず・・・

朝7時から・・・

こんな感じです。(^^;)一応健康にも留意しているっぽいでしょ?一応。

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「好きなようにぐだぐだすれば良いよ(^^)」 とのお嫁ちゃんの言葉に甘えて、

終日ほろ酔いで通す事にする。

 

( まあ、最終的に

  ほろ酔いレベルを維持するってのは

   非常に困難な、至難の業ではあるのですが(^^;)ぜったい無理っしょ(笑))

 

仕事が忙しくなってから

平日は一滴も飲まなくなったので、

たまの1日くらい、

許してよ。。。

 

朝飯か昼飯か分らない様な食事をとりつつ、飲み。飲み。

いつの間にやら午前中が過ぎ・・・

 

午後からはお嫁ちゃんの運転でちょいと外出。

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雨が上がっていたので、三国神社を散歩しました。

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三国祭り以外の時に訪れると、

とっても静かで落ち着くお宮さんです。

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拝殿に参った後は、

境内の散策。

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拝殿・本殿の他にも

八幡神社、厩戸神社、事代主神社、木立神社、稲荷神社、住吉神社・・・

と、境内社が多数あります。

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丁度、紅葉が見頃を迎えていて

大変雰囲気が良かったです。^^

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普段はあまり参らない奥の方まで・・・

ゆっくりと散歩。

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何方かの御仕事によって掃き清められている感じもまた、

良いものです。

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実に静かで、良い時間。。。

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一番奥の、

丘の上へと歩いた先には、富理姫宮が在ります。

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鳥居脇のカエデが大木。

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石碑に刻まれた文章を読むと・・・

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福井県に所縁の深い継体天皇、

どうやら、その母上の出身が三国なのですね。

なるほどね。

 

さて、

良い酔い覚ましになった。。。

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ついでに、

門前も少しふらふら。

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最後は、

車で移動して、

温泉へ♪

 

極楽。極楽。

 

湯上りは、

エッセル堤を眺めながら

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ほろ酔い続行♪

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御満悦。

 

帰宅後、

夜は町内の役員会でしたが、

お嫁ちゃんに代打をお願いして・・・

ゆっくり飲み食い。。。

 

で、

ええ、そうです。

予定通り、 

寝落ちでありました。

 

めでたし。

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2015年11月22日 (日)

金沢ポタリング

 

この週末は土曜が仕事だったので、

残念ながら三連休とはなりませんでした。

慢性的な睡眠不足で体調が優れない為

日曜は久々にゆっくりと朝寝がしたかったのですが、

長女のリクエストで金沢へ行く事に。。。

 

パンクしたまま放置してあったMTBを土曜の晩に帰宅後修理して、

700Cロードと26インチの2台をバラシて荷室へ、

外付けのキャリアへ26インチと24インチの2台。

長男は部活で不参加なので、今回の自転車は4台です。

 

ハイシーズンの人気の観光地とあっては、

渋滞、混雑、行列・・・と、イライラの種は尽きないもの、

効率良く時間を無駄にしなくて、行動の自由度も高くて、

気持ち良く旅を楽しむには

やはり自転車が最高です。^^

『 移動 』 自体が楽しめるからね。

 

長女の寝坊やら何やかんやで、自宅発は9時半。^^; ホントに行く気アルノカ?

パン屋へ寄ったりしながら、

海沿いのルートをの~んびり下道移動です。

 

金沢市内に入り、

県立の野球場などが在る西部緑地公園の駐車場(いつもガラ空き)

を観光ポタの発着地とします。

自転車を組んで出発したのが11時半。

「行きたい」 「行こう」 と言う癖して、行動がユルユルの我が家。。。(ToT)

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西部緑地公園は犀川に隣接しているので

直ぐに河川敷のサイクリングロードに乗る事ができます。

ペダリングを開始すれば

寝不足でぼーっとしてた頭に徐々に血が巡ってきて

爽快な気持ちになってくる。

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JRの架橋まで走ったら、一旦サイクリングロードを離れて寄り道。

『 金沢市民芸術村 』 へ。

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紡績工場の敷地と建物を金沢市が買い取って再整備したもので、

市民の芸術活動を支援することが目的の総合文化施設です。

国の登録有形文化財に指定されている建物も在ります。

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幾つものスペースやホールが在り、

何かを表現したい人々がそのための場所を借りたり、集う事ができます。

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また、古都金沢の伝統文化を維持するために必要な技能の保存・継承、

技能者養成を目的とする

『 金沢職人大学校 』 が併設されています。

お勉強がからきしダメな我が家の長男 ^^;

小さな頃から物作りは大好きで、個性も想像力も良いものがあると思うが、

手に職をつけるこんな進路、生き方がいいんじゃないかなぁ。。。^^

 

今日は、水彩画の展示会や写真サークルの活動、

プラモデルの展示・コンテストなどが行なわれていました。

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プラモデルの方は、私の先入観でオタク趣味っぽいものかと思いきや、

どれも完成度や技術の精細さが素晴らしく高くて

意外に見応えがありました。

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こんな(↓)のもあったりして(^^)

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実に面白い。

学校で美術部の長女は結構なハマリ様で、

私達が会場を後にしても、中々出てきませんでした。

 

(↓)こんなのも(笑)

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屋外でコタツで過ごそうって企画です。

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300円って金額設定がちょっと。^^; 100円なら靴脱いで入ってたな。

 

爽感な景観の芝生の公園に、ず~っと漂っていた

ニンニク系、ぺペロンチーノ系の香りにやられて、

施設に一体で隣接しているレストランでランチを戴きました。^^

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女子と一緒の旅はこの辺も手抜き無くしないと。(^^;)

コース形式で供されたので、予想以上に時間を食ってしまった。

 

空腹を満たしたら、

再び犀川の河川敷へ下りて

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市街中心部を目指します。

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所々現れる紅葉の景色に目を愉しませてもらいながら

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長女リクエストの目的地であった

『 金沢21世紀美術館 』 へ。

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犀川から坂を上がってきたので、本多町の方から来たのですが、

美術館前、

通りに面したバス停に並ぶ人の群れ(列ではなくて、かたまり!)が

歩道どころか、一帯を埋め尽くしていて、

とてもじゃないが自転車押して通れない。。。こ、こりゃ酷ぇ。。。^^;

敷地内へ入ると

ガラス越しに見える中の様子も、人人人・・・(T-T)

秋の三連休中日の金沢、恐るべし。

 

駐輪所奥に車体を係留し、

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女子はチケットを買う列へ。

これだけ混んでると、流石に背中の荷物が気になる(周囲へ迷惑)

ので、私はコインロッカーへリュックなどを収納に。

 

さて、観覧。

ですが、  

有名な 『 レアンドロのプール 』 も、いきなりのこの混み様。

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うへ~~~。。。

 

辟易。

 

と、

なりそうな感じですが、

そこは一安心でした。

ほっ。^^

金沢観光の途中に『立ち寄る』方々は

無料エリアだけを見ていかれる人が多い様で、

チケットを買って展覧会を鑑賞する方は

人混みから想像するよりも随分と少なく、

内部はさすがに静か。

落ち着いた時間を過ごす事ができました。^^

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『誰が世界を翻訳するのか』は、真島一郎氏の書籍からの引用です。

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折しも、紛争内戦や同時テロで世界がざわついている今、

国家間を超えたその争いの元は

宗教的な価値観や思想の違いであったりする訳ですが、

物事は、誰を・どこを『主体』として捉えるかによって、

どの立場から見るかによって、

成否や正義までが180度変わったりするものです。

この、水色の部屋には

そうした問題提起を伴って、平和や、どんな感覚が大切か?を考えさせる様な

そんな作品が多く見られました。

地球外の生命体(宇宙人)が、

人間のいざこざを天秤計りに載せて眺めているような、

そんなイメージの画も。。。

 

この部屋のテーマを統一している水色は、

国連旗の色を皮肉ったものだよね?。^^

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まあ、

理屈はさておき、

楽しんで。楽しんで。^^

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様々な、非日常の体験が面白いね。

 

コレは、ひっくり返したボートの下の部分が

ダンボール紙で作られています。

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いいなぁ。^^

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今回、長女のリクエストでやって来ましたが、

自分も、

工作や絵画は大好きな子供でした。

美術の成績はずーっと5だった。

今でも、

こんな人達みたいな仕事をしながら暮らしてゆけたら

どんなに幸せかと思う。

こんなのを見ていると、自分も何かやってみたくて、うずうずする。

 

でもね、

才能も、時間も、経済力も、

中々思うようには、ね。

人は、生活して、食ってかなきゃならないから。

 

企画展を堪能したら、

常設の方へ。

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ロッキングチェアーに揺られながら・・・

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『雲を測る男』を眺め

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大好きな、

ジェームズ・タレルの部屋で、

石のベンチに腰掛けて、穴の上の空の風を感じて・・・

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さて、

そろそろ満足した?

 

広坂を香林坊へと下り、

大通りから一本外れた裏路地を走って、

金沢へ来た御挨拶とお礼のお参りをしに、定番の

『 尾山神社 』 へ。

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七五三参りの三世代家族連れ、和装の方、外国人、

華やかに賑わっていました。

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境内の奥へ繋がる森も、紅葉の見頃で良い感じ。^^

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いいねぇ。。。

 

次は、

またちょっと裏路地を走って移動して

『 近江町市場 』 へ。

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魚介類などの生鮮品をリュックに入れて走る訳にもいかず、

買い物はがまんがまん。

唯一、

どじょうの蒲焼きだけは立ち喰いでいただきました。^^

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本来は夏の食いモンかもしれないけれど、

好きなんだよなぁ。。。酒飲みてぇなぁ。。。

甘ったるい二級酒が合うよ、これは。^^

 

お嫁ちゃんが「百番街へ寄ってね♪」って言うもんだから

金沢駅の方へ向かうんだけれど、

折角なんで、長町を抜けて行こうよ。^^

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武家屋敷街の土塀の路地を、

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自転車押し歩きで。

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女子は雑貨屋さんに捕まったりしながら。。。

中々進まないね。

 

折角だから、のついでに、

もう一つ、折角だから。

武家屋敷街から程近くの、こんな建物。

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長町の込み入った街の中には、金沢聖霊総合病院という病院があります。

大正元年に、地方医療事情の乏しさを見たカトリックの宣教師が東奔西走、

献身的な努力によってその礎を築いた歴史ある医療施設だそうです。

その敷地内に佇んでいるのが『金沢聖霊修道院聖堂』

古くから保育園を併設しており、その歴史の中で

貧しい家庭の子供の世話や、障害児の保育にも取り組んできました。

聖堂の完成は昭和6年、

ロマネスク様式のアーチなど、設計はスイス人建築家によるもの。

装飾には金沢らしく漆や金箔が用いられており、

堂内の右半分が畳敷きになっていて

地域に根ざした、昔からの雰囲気を強く残しています。

 

時刻は既に日の傾いた夕方。

入り口が敷地内の奥で分り難い事もあり

人っ子一人居ない・・・という雰囲気でした。

明らかに、他所の敷地・建物へ入っていく形。

その奥に、一応、『こちらからどうぞ・・・』的な案内看板はありますが

玄関の前に立っても、

扉を開けるのには躊躇する雰囲気。

暫し思案の末、

横に在ったインターホンを鳴らします。

反応無し、か・・・

と諦めかける位の間の後、

別の戸口からシスターが出てきて下さいました。

(テレビなどで見る、あの、リアルな、聖職者のシスターの御姿です。)

「聖堂の中を見させていただいてもよろしいですか?」 と尋ねると

「ええ、(^^)どうぞどうぞ・・・」 と、快く案内してくださいました。

金沢市の指定文化財でもある貴重な大切な建物ですが

「ご自由にどうぞ」 と、余りにも懐が大きいのに驚かされます。

シスターはその後、私達を残して居なくなってしまいました。

こんな時代ですから、

悪意を持った人間でも来たらどうするのだろう、と。

心配にすらなります。

が、

それは杞憂なのかな。

 

扉を開けて、

一歩中に入れば、

厳かな空気に、自然と身が正される思いになります。

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私達家族はキリスト教徒ではありませんが、

その雰囲気に思わず、

「折角だから、普段神社で頭下げるように、お参りしなさい。」

と家族に言いました。

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まず、妻が黙って椅子に腰掛けて、

他の三人も、並んで椅子に腰掛けて、

暫く過ごしました。

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普段の生活の中では、

自ら求めて、そこそこ努力をしないと、中々、

心の安らぎというものは得られないものです。

そんな時代。日常。

自分の今日明日が不安だから、家族が心配だから、

私は、神棚に参ったり神社を参ったりします。

 

家族でこんな時間が持てる事に、

とにかく、

無条件の感謝です。

 

旅の〆は、

お嫁ちゃんのリクエストで金沢駅。

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鼓門前で、人の好意に甘えて記念撮影をしたら、

フォーラスの駐輪場へ自転車を入れて

女子はお買い物ツアーへ。

 

約束の待ち合わせまで、

男子は駅周辺をふらふらと徘徊し、超退屈な時間を過ごしました。^^;

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駅を出る頃には既に真っ暗。

前照灯を燈して、

駐車位置まで家族を連れ帰るのに気を張りました。

 

無事、

無事故で、

観光ポタ終了♪

 

撤収。

 

欲を言えばもうちょっと時間が欲しかったケド、

充分楽しかったね。^^

 

 

電話で、夕飯は長男と一緒に自宅でとることにして、

コンビニで軽食を買って食べながら帰路へ。

 

途中、

私のわがままで(^^;)ジャパンディスプレイ白山工場の建設現場へ寄り道。

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壮観。
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工期が厳しいのかな? 交代制で夜間作業も計画に入っているのだろうか?

こんな時間でも多くの作業員が働いていて、

様々な音をたてていました。

 

美川から高速に乗り、一気に帰福。

 

 

(^^)充実の旅だったね。

 

 

そういえば自宅には、

こんなもの(↓)が届きました。

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さて、

ドコイク?(^^)

 

旅は良いですね。

 

 

めでたし。

実にめでたし。

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2015年11月19日 (木)

11月第3木曜日

 

いつも遊びの日記ばかり書いている感じですが、

毎日飲んだくれてるイメージの私ですが、

こう見えても、結構ちゃんと働いているサラリーマンです。

『ちゃんと』の定義は・・・自己申告で曖昧ですが(^^;)

 

働いていると、

毎日色んな事がある。

仕事をするという事は、結構なエネルギーを要します。

つまり、

頑張ったり我慢したりしなきゃならない。 

 

日々喜びに満ちて働くことが出来る、そんな幸せな人は

そうそう居るものではない。

そんな人生は、極めて得難いものだと思います。

 

仕事は、自分のための趣味ではなくて相手が在る事だから、

気遣いや、我慢や頑張りが必要なのは当たり前。

だからこそ、その、相手のための行為であるからこそ対価が得られる。

そして仕事は、その対価は

家族を養う為の手段であるので、

向かい風や、雨や嵐の中でも耐えて、

そうそう簡単に逃げる訳にはいかない。

 

腹立たしい言葉を浴びせられる事。

自分の思いや考えが上手く伝えられない、分って貰えない事。

思いもよらぬトラブル。アクシデント。

時間が無い時。

とにかく時間が無い時。

頑張らなきゃならない時。

とにかくめちゃくちゃ頑張らなきゃならない時・・・

 

頑張った、エネルギーを要した記憶の在る仕事の上の出来事は、

その殆どが

良くない事の方が多いです。

私の場合。

 

だけど、

ね、

仕事だから、

嫌とか出来ませんとかは在り得ない。

嫌でも、

出来そうにない事でも、

何が何でもどうにかする努力をする。

で、

仕事には努力賞なんて無いので、

どんな事でもどうにかして何かしらの結果を出す。

それが求められる。

 

 

今週はホント、

色々とあった。

未だ継続中の大きな問題もあって、

週の半ばで既に、(T-T;) もう充分疲れたよ。

 

一応、

ちゃんと頑張る性分なんで。

一応、

色々背負ってるんで。

(って・・・自己申告ですが。^^;)

逃げたくなくって、

疲れるんです。

 

 

んなこんなで、

弱り果てて帰宅したら(23時)

お嫁ちゃんが、こんなの(↓)買って待っていてくれました。

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そうか、

第3木曜か。

解禁日だったんだね。^^

 

今年のボージョレ・ヌーボーは中々出来が良いんだそうです。

 

チーズ食べながら

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お嫁ちゃんと一緒に飲みながら、(ほんと、美味しかったです。^^)

『 下町ロケット 』 の第5話をネットで見ました。

中小企業のプライドかぁ。。。

技術の誇り。。。

だよね、

技術者はね、

ダメだと分っている事、良いと分っている事を

無視して妥協することは辛いんだ。

嫌なんだよ。

 

で、それが嫌ならば、

頑張って実力で克服しなきゃ、この心のストレスは消えないんだ。

 

願わくば、

自分に降りかかる問題の全てを

正攻法でやっつけたい。

そんな実力を身に付けたい。

そんな自分になりたい。

 

だから、

明日もやっぱ、

頑張ります。

 

私は、

実にめんどくせぇ人間です。

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2015年11月15日 (日)

週末の徒然

 

早くも、農産物直売所に越前水仙が出始めました。

季節は確実に冬へと進んでいますね。

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越前水仙の種名は『ニホンズイセン(日本水仙)』

園芸種のラッパズイセンなどと違い、

野生のままの、いわゆる山野草の姿を留めています。

とっても小振りで控え目な姿の花ですが

ミカンに似た芳香が強くて、

玄関や床の間にほんの一、二輪活けて在るだけでも

(見た目ではない)雰囲気で感じられる佇まいで、

しっかりと存在感を誇る花です。

この香りが出回り始めると季節を感じて、ほんのりと嬉しくなる私は、

やはり、もう、福井県人。

 

仕事が忙しくなり、毎日22時過ぎまで職場に居る生活になりました。

晩秋から早春に掛けて、毎年の、当たり前の事です。

結構真面目に(アタリマエカ ^^;)頑張っているので

翌日の段取りや先々の事を考えながら寝に帰るだけのような日々で、

私にしては珍しく、月~金と一滴も酒を口にしませんでした。

 

【 土曜日 】  

そんな私の姿をちゃんと見ていてくれたのでしょう、

休日出勤から帰宅すると、

お嫁ちゃんが、私の大好物の馬刺しを買って待っていてくれた。

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ありがとう。(^^) 感謝。

生姜醤油でやるコイツは、白い御飯にも、酒にも、抜群に合う♪

幸せ。

 

横から箸を伸ばした長男長女がこの美味しさに気付いてしまい、

半分以上食べられてしまいました。

(T-T)バカヤロウ!お前らにはまだ早ぇよう!

 

父ちゃんの帰宅を家族揃って待っていてくれて、遅い晩御飯でした。

この日は、長女の誕生日のお祝いだったのです。

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町内ご近所のケーキ職人ママ(プロ)による手作りのガトーショコラ。

めっちゃ美味いんです♪ いつも感謝です。

 

意識してそうした訳ではなかったのですが禁酒生活になって

断酒明けとなったこの晩は、

久々に、次の日の事を一切考えずに飲んで、

フェードアウトでした。

 

キッチンで寝ちゃった私を、

お嫁ちゃんが、両足首をつかんで引きずって

隣の部屋へ運んだっぽい。^^;

 

 

【 日曜日 】

貴重な休日でしたが、

末っ子の学校の奉仕作業へ出る必要があって

平日と変わらぬ時間に起床。

家族が誰も起きてこないので、仕方なく、自分で熱いお茶を淹れ、

朝食を。

卵かけ御飯、納豆、味噌汁。

 

時折雨が強まる中、一輪車を使っての作業やらなんやらを1時間程。

ぐちょぐちょになった靴下を脱いで、

昼前に帰宅。

 

長男は友人と遊びに行ってしまっていたので、

残りの4人でお出掛けしました。

昼食は、三国のバードランドでマルゲリータ。

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全員同じ注文(^^)ここのマルゲリータはほんと美味いもんね。^^

ビールセットにしたかったのを、グッと我慢して・・・・・

 

次の目的地へ車を走らせる。

 

金津創作の森

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上手い具合に雨の止み間だったので、

先ずは森の方へ。

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の~んびり。

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晩秋の雑木林はいいねぇ。。。

 

屋外展示の作品を鑑賞

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生憎の天気だからか?来場者が殆どおらず

ホールの方も閑散。

と~っても静かな時間を過ごす事ができました。

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んでもって、

チケット持っていましたが、今日は関西文化の日で無料だった。(^^;)

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の~~~んびり。。。

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最近は、展覧会の宣伝のために

『写真撮影OK。SNSやブログへ是非アップして下さい。』

のコーナーを設ける美術展が多くなってきましたね。

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うん。熊と森は共生の関係。^^

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クリスマスツリーの飾り付けをどうぞ、のコーナーがあったので

子供とお嫁ちゃんは暫し創作活動に没頭。

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そんな彼等や窓の外を眺めながら、

私はぼーーーーっと。。。のんびり。

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クリスマスねぇ・・・ 子供も大きくなってきちゃったし、

最近はあんまりわくわくしないなぁ(笑)

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そんなこんなで、

穏やかな、良い時間を過ごしました。^^

 

 

帰り道、とある方から電話が入って、

 

自宅に届けられていたのは・・・

 

嬉しいいただきもの♪

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二晩連続で、贅沢な夕餉を頂戴することができた。

ありがたや。

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これこれ♪

たまらんね。^^

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やっぱ蟹なら、セイコの内子が大好き!

今夜も美味い酒♪

 

そのまま飲み続けたかったのだが、

一旦休止して、

夕飯後はお嫁ちゃんと末っ子と三人で再びお出掛け。

 

ライトアップで夜間開放されている

養浩館庭園へ。

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外の空気にあたって気分上々。実に良い夜だ。 *^^*

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此処も関西文化の日で無料開放。

そろそろ紅葉が見頃かな?と期待してやって来たのだが、

まだちょっぴり早いみたいだね。

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それでも、良い雰囲気。^^

手を繋いで、行灯が照らす庭園の奥へと散歩します。

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養浩館はその昔『お泉水屋敷』と呼ばれ、越前松平藩主の別邸だった。

泉(池)を中心に、

回遊式庭園の林や築山、数寄屋造りの邸宅が配されています。

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時々、

ほんの時たま、

池の鯉が音を立て、

静かな空間に残るその余韻が、更に雰囲気を良くしていました。

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書院に上がって、

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畳の間に座り、

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外を眺めながら、

ゆ~ったりとした時間の流れを愉しみます。

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お殿様の別荘ってのは、

優雅なもんだねぇ。。。(↓ 拡大します )

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ここで酒飲んで、寝たいなぁ。

うん。

この雰囲気は、絶対に酒が美味い。

自分でこんなの建てられない庶民は、

そんな、しょーもない妄想(笑)

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さて、

帰るか。^^

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帰り道にコンビニへ寄ってもらって、

酒を買い足して帰宅。

 

我が家で飲む酒も、

実に旨い夜でした。

 

 

週末おしまい。

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2015年11月11日 (水)

溜息

 

仕事で湖西へ。

いつもより1時間半早く出勤し、

折角なので、早朝のマキノを走り抜けて行った。

メタセコイア並木が色付き始めている。

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携帯で写真を1枚。

 

頑張って、順調に作業を消化し、

日没前に戻ることが出来た。

帰りの杉津PAでコーヒーブレイク。

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あ~~~・・・。。。

 

この間の週末は天候不順。

次の週末も悪天予報。

 

調子が出んなぁ。

 

メタセコイア、綺麗だったなぁ。

止まってゆっくり見たかったなぁ。。。

色付き切った処を、もう一度見たいなぁ。。。。。

並木・・・

とはちょっと違うかもしれませんが、

福井では、音楽堂辺りの国道の街路樹が毎年綺麗で好きです。

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これは6日に撮った写真。。

今はもう散っていますね。

今年は下枝が落とされちゃってて、少しスカスカだったのが残念。

 

そろそろ京都の紅葉が見頃。

この週末は関西文化の日。

出掛けたいが・・・

土曜日が仕事になった。

日曜は雨か。あ、末っ子の学校の奉仕作業の予定が入ってたな。。。

 

例年通り順調に仕事が込んできて、

毎晩職場で晩飯を食う生活になった。

今年は秋の京都家族ポタは行けないっぽいな。

 

はぁ。。。

 

休日が、

気持ちが、

一気に減速気味な今日この頃です。

 

 

はぁ。。。

 

 

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2015年11月 7日 (土)

ふるさと宿泊券

秋に掛けて、こんな募集がありました。

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購入金額の倍の額面となるプレミアム宿泊券です。

 

平成27年度「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を原資に

全国で発売された『プレミアム付き商品券』の一環で、

特に観光客が

(発売同県者は権利が無く、

 県外住民しか購入できないパターンも多かった。)

旅館やホテルで使用できる『プレミアム付き宿泊券』や『ふるさと旅行券』が

日本各地で販売されました。(現在も受付中のもの多数有)

 

今回の石川県の場合は、

1枚2,500円(額面5,000円)で一人8枚まで申し込みが可能。

MAXの8枚購入の場合

購入金額20,000円で、倍の40,000円が利用できるというもの。

 

これは良い!

我が家の場合、家族5人で泊まりのお出掛けをしようと思うと

かなりの出費になりますが、

例えば、1人1万×5人=5万 となるものならば

このプレミア宿泊券8枚を使うと3万円で済むことになります。

(1回の宿泊で一人が使用できるのは2枚(額面10,000円)までです。)

隣県ならば交通費も安く済むしね。

 

ネットで簡単に申し込みができたのですが・・・

 

何せ人気の観光地金沢を中心に

北陸新幹線開業効果で全国的に注目度倍増中の石川県。

 

第1期 (9月1日~15日)の募集には

発券9万枚に対して18万2427枚もの応募があったそうで、かなりの倍率。

第2期 (10月21日~28日)の募集に至っては

発券枚数が2万枚と少ない上に、

第1期の抽選で外れた方も自動的に再エントリーされる為

募集開始前の時点で既に倍率 4.62倍 (T-T)

ここへ更に第2期の新規申し込みが乗っかってくる訳ですから

そりゃもう、かなり絶望的な当選確率になるかと。。。

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一応申し込んではみたものの、

まあ、アカンやろ。。。って感じですな。

 

当選された方には11月6日までには通知が届くとの事だったのですが

5日にも我が家のポストには届かず・・・ 

 

完全に諦めて出勤した6日金曜日、

 

の、夕方

 

妻から

良い知らせのメール!

 

とどいたぁ!

 

あたったぁぁぁぁぁーーー!

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(^^;)便乗した新手の振り込め詐欺じゃないよな!?

 

振り込み入金後に券が送られてきます。

 

使用可能期間は

12月1日チェックイン分から~来年2月29日チェックアウト分まで。

 

なんとか、年末年始

低予算で家族旅行へ行けそう(T。T)♪

 

しばらくは、

計画や予約先の検討で楽しめます。(^^)

めでたし。

実にめでたし。

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2015年11月 5日 (木)

関西文化の日

今年もやってきます。

Kbunka
とっても良い取り組みだと思います。

詳細はこちらから

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2015年11月 3日 (火)

文化の日

今日も養生。

 

妻が、今日までが会期だったコレ(↓)を見に行きたいとのこと。

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私も興味があったので、長女、末っ子と、4人でお出掛け。長男は1日部活です。

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アール・ヌーヴォー期を代表する作家として、エミール・ガレの名が有名ですね。

ガラス製品を中心に、草花や昆虫などの自然をモチーフとしたものが多く

大変私好みであったので、

独身時代を中心に、妻(当時の彼女)と信州方面へ旅行した際には

諏訪や清里の北澤美術館へ寄るのが楽しみであったものです。

妻は、わざわざ千葉の幕張に在った北澤美術館も訪れていた程でした。

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ですが、長かった国内景気の低迷の影響もあってか

いつの間にか、清里・幕張共に閉鎖されてしまっており、

現在は諏訪に在る1館に統合されています。

その、北澤美術館の所蔵品による企画展でした。

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当時、私の目はエミール・ガレばかりに向いていたので

同時に展示されていたルネ・ラリックはどうしても脇役的で、

作品の大きさからくる単純な違いが生む迫力の差のせいもあって

どうしてもガレが勝ってしまっていたのですが、

今回、

香水瓶を中心とする小さな作品群を改めて観賞してみて

その技術の素晴らしさと繊細さに驚き、大変惹きつけられました。

手に載る程の大きさの香水瓶

その中にレリーフとして浮かび上がる裸婦の線の美しさは、

例えばペンで描いても表現できないのでは? と、思うほどです。

全体からすれば極一部で大きさにして5mmにも満たない様な顔の部分でも

手抜き無くしっかりと創り込んであって

老眼の私ではその詳細が見て取れない様な完成度でした。

美術館の紹介文には

『女性美の崇拝者であったラリックにとって、香水瓶は一番愛着のあるジャンルでした。小さな世界にラリックのすべてが詰まったガラス芸術の粋・・・』

とあります。

なるほど、女性美の崇拝者ですか。。。(^^)気が合いそうです。

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文化の日の今日は常設展が無料開放されていたので

そちらもじっくりと。( ↓ 美術館HPより拝借 )

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郷土に所縁の彫刻家、高田博厚氏の展示です。

収蔵される彫刻作品は175点にものぼります。

御遺族のご好意もあるのでしょう。

 

文字の展示もじっくりと読ませていただきましたが、

あの高村光太郎との交流が深く、弟子をとらなかった光太郎と

師弟関係の様であり、親友の様でもあった事が

高田氏の人生に大きな影響を与えていることが分ります。

羨ましいほどの 『 出会い 』 です。

そして、高田氏もまた、その後の人生において

当時の日本の数々の文化人との交流を通じて

互いに影響し合った事が、陰ながら、様々な人物に影響を与え

支え、支えられていた事が感じられました。

詩人の中原中也も高田博厚を慕った一人。

第一次世界大戦~第二次大戦~と

激動の時代を生きた人々の話。残された作品です。

 

福井の九十九橋が、

柴田勝家による作品の流れであった半石半木であったものが、

大正天皇が皇太子であった時の行脚に合わせて

近代風のトラス橋を真似たものに架け替えられてしまった事をくだらないと嘆く

高田氏の感性にたいへん共感が持てて、

この人が好きになりました。^^

 

Img_4875
帰宅後は、

酒飲んで過ごしています。

酔っ払いの文章ですんません。

 

肋骨の痛みが一向に良くなりません。

どうしたもんか。。。

 

そんな休日です。

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2015年11月 1日 (日)

養生

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1週間前の落車。

肩~腕~腰~膝~踝~と、身体の左側面にあった傷は順調にかさぶたが張り、

体表面の修復は進んでいるのだが・・・

内部が怪しい。

事故後1~2日は意外に平気だったのに、

痛みのピークは三日後にやってきた。

そのピークが、中々下降してくれない。

肋骨の痛み方が酷く、何をするにも大変だ。

くしゃみ、咳 → 悶絶 は当然、激痛。

平素に、ただ座っているだけでも、ず~っと脇腹に鈍痛がある。

妻によると、就寝中にも唸っていたらしい。

寝返りどころか、身体の向きをどうやっても、胴体の左側が痛む。

床へ横になるには

うぅぅぅ・・・っと息を止めるように腹筋に力を入れて耐えながら体を沈め、

起き上がるのはもっと辛くて、

身体をごろりと右へ回す様にして転がりながらうつ伏せになって、

これまた腹筋を固めて耐えながら、腕で体を持ち上げる。

あばら骨は、開いても閉じても痛いんだね(T-T)

 

そろそろ冬山に向けてのトレーニングを集中的に始めるつもりだったのに、

ランニングなんて論外の状態。

大きく予定が狂って

足踏み停滞どころか、後退になってしまった。

 

致し方なし。

 

 

とはいえ、

折角の好天の日曜日だったので

じっと寝ている訳にも行かず、家族揃ってお出掛けしました。

 

そろそろ見頃かな・・・

って事で、

越知山まで。

福井市街地と日本海の間に在る山。

自宅からも割と近く、気軽に行ける距離です。

立派なブナの森や美しい雑木林があるので

麓から登山道を歩いて堪能したいところですが、

今の私には無理(T.T)

車で越知神社まで上がって、ノンビリ過ごすことにしました。

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先ずはお参り。

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脱帽し、御賽銭を御上げして、

家族揃っての感謝と、回復のお願い(^^;)

太鼓を18発叩くのが満願成就の慣わしとの事で、家族を代表し、私が叩く。

五人揃って頭を垂れる一人一人に、ちゃんと時間を掛けて

宮司さんが立派な御幣を振りながら

丁寧なお払いをして下さいました。^^ ありがたや。

 

奥の院へと山道を向かいます。

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美しい雑木林、ブナ♪

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空気が美味い♪

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ふかふか落ち葉が気持ち良い♪

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奥の院の祠までは、大した距離ではありません。10分掛からない。

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祠が見下ろす斜面は、

思った通り、そろそろ紅葉が良い感じでした。^^

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お参りを済ませたら、

一段低いところへ下りて、

持参したお弁当を頂きます。

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美しい森を眺めながら

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の~んびり・・・

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魂の洗濯。

心の養生です。^^

 

左手側を臨むと

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景色の奥に、

冠雪した白山が綺麗に見えています。

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その姿は、痛みを押してでも行きたくなる位

とっても魅力的に映りました。(ToT) 今すぐ行きたい。

 

下の神社へは団体の登山パーティーなども居ましたが、

奥の院まで来る方はおらず、

山頂は我々だけの貸切でした。

静かで、

実によい。^^

 

お喋りを楽しみながら

素敵ランチが済んだら、

撤収。

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の~~~んびり戻ります。

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雑木林大好き♪

癒されるなぁ。^^

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直ぐには車へ戻らず、

もう少しお散歩を楽しみます。

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もうちょっと雑木林を満喫したくて、

小川からの登山道の方へ、散歩♪

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まだ緑も多いので、

次の週末が見頃MAXかな。

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ふかふか落ち葉のお散歩。

良い時間だったね。(^^)

 

道中、こんな生き物発見♪

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帰宅後調べたら、『 リンゴドクガ 』 の毛虫。

その名の通り毒蛾の仲間ですが、

こいつは無毒。触れても刺されないんだって。

中々美的で可愛いキャラですね。^^

 

山の時間を堪能したら

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下界へ戻って、

温泉へ。

 

湯治に励みました。

回復、回復、か・い・ふ・くぅーっ!

 

湯上り、

お嫁ちゃんは全身マッサージ機。

私は足だけ。。。

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体重計の数字は、

お嫁ちゃんと私でデットヒート(笑)

おかしいなぁ、君、結婚当初までは、

あんなに華奢で可愛らしかったのに・・・。^^

  

んなこんなで、

まずまずの週末でした。^^

 

 

超回復を遂げて!

来週末は本格的に遊ぶぞ!

遊ぶんだってば!!!(ToT) 絶対に!

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