今年も本当によく働きました。
私が忙しくしている、していられるという事は
家族へ負担を掛けているという事。
よく、
『 仕事ばかりで家庭を顧みない主人 』 とか
『 父親不在 』 などの話がありますが、
そのような言われ方はやはり不本意で不愉快です。
このような時代にあって、
自分の居場所を確保して、それなりの対価を得られる状態を
継続してゆくというのは
容易い事ではない。
相応のエネルギー、時間を要し、
ストレスに耐える自己犠牲や向上心を持った努力・・・
私にとって、仕事とはやはり楽しいだけではなく
大変辛いものです。
働くという事は、
家族を養うという事。
水揚げを持ち帰らなければ家で待つ者が飢えてしまう。
太古の昔から、
男が狩りへ出て、女が家庭を守るというのは
とても自然な姿だと思います。
そもそも、雌雄の生物的特有性や固有性は全く異なる
比べられない別々の存在なのですから、
『男女同権』とは別次元の話で、
お互いがお互いの代わりには絶対になれない。
我が家の事を思うと、
家事一切や子供の事や、その他諸々のほぼ全てを妻が行なっていて、
相当な負担である事は明らかです。
彼女が家庭を守っていてくれるお陰で、
私は仕事に専念する事が出来る。
お互いがお互いの役割に感謝し、尊敬する。
そういうことです。
私は人間が古いので、
我が家の夫婦関係は、そのようにして機能し、成り立っています。
ありがたいです。
前段が随分と長くなってしまいましたが・・・
そんな訳で、
お互い良く働いた事への労いと、
家族の時間が少なかった事の埋め合わせの為に
本年最後の週末
忘年会へと出掛けました。(^^)
先ずはショッピングモール。
女子二人がお買い物を満喫する間、
男子三人はボーリングで待ち時間を満喫。
その後はちょいと移動して
博物館へ。
『雪は天から送られた手紙である』の言葉で有名な中谷宇吉郎氏。
物理学者であり、世界で始めて人工雪(結晶)を創る事に成功した人です。
低温科学の進歩に大きく貢献した学者としての功績も素晴らしいですが、
随筆家でもあった中谷氏は
ロマンの香りがする魅力的な言葉も数々残されていて、
この科学館は
そうした文学的な雰囲気を上手く纏った展示となっていると思います。
妻が好きな場所なので、二年に一度程の割合で訪れています。
我が家は結構なリピーターですが、まあ、飽きないもんです。(^^)
↑ 中谷氏が作った人工雪の実験装置
↓スペースシャトルに搭載され、宇宙で人工雪を作った実験装置
実験・体験コーナーがあって、今回は、
氷が表面だけでなく中からも溶ける際に起きる
『 チンダル現象(像) 』 を見せてもらいました。
融ける際に体積が減る為真空状態となり、
その真空の空間が氷の中を浸食してゆくにつれて
雪の結晶と同じ様な形になってゆく不思議な光景を
実際に目の前で見せてもらえます。
他にも、ダイヤモンドダストを作って見せてもらえる実験や、
過冷却水の不思議な性質を体験できる実験なども楽しめます。
子供達は、美人学芸員さんと一緒に
氷でペンダントを作っていました。
金属の熱伝導率の高さを利用した実験です。
明かり採りの窓も六華だ。^^
中庭に敷き詰められた石は
実際にグリーンランドから運ばれたものだそうです。
暫しのんびりと過ごして外へ出ると、
柴山潟に綺麗な虹が掛かっていました♪
さて、
車で少しだけ移動して、
今宵のお宿へチェックイン。
部屋食のちゃんとした旅館なんて予算的に絶対無理なので、
バイキング形式の、愉快なリゾートのやつの、アレです。^^
いつも 『 時間が勿体無い 』 と思いながら働き、生活を送っていて
こういった場所に不慣れな庶民は、
『 ゆっくりしに来た 』 はずなのに、
どうやってゆっくりしたら良いのか?(^^;)
『 ゆっくりし方 』 が分らない(笑)
妻と顔を見合わせて、「どうしたらいい?」 と苦笑い。
とりあえず酒を飲み(いつもと一緒じゃん。^^;)
温泉へ。
風呂を上がってまた酒を飲み、1時間程ウトウトと・・・
夕飯は、
気分悪くなる位に(笑)超満腹に食って
少しお腹が落ち着くまで、
再び部屋でウトウト・・・
かなり早めにチェックインしたので、
時間はたっぷりあります。
また大浴場へ。
その後
家族で館内を散策しながら、
ダーツコーナーで遊んだり、マンガ部屋へ寄ったり・・・
ゲームコーナーで遊んだり。。。
部屋へ戻ったら、
男児達にせがまれて、家族マージャンをしました。^^
お嫁ちゃん、マージャン初体験です♪
頭使うよね。^^ 楽しいでしょ?
その後、
お母さんは先に寝てしまいました。
ゆっくりしてください。^^
子供達はコッチの布団、
大人は続き部屋で奥に在るコッチで寝ます。
でも、
お母ちゃん以外はまだまだ寝ません。^^
長男にせがまれて、
久々に将棋を指しました。
フロントで借りた道具、エライ年季の入ったやつで、旧式の書体で、
歩(ふ)の裏表がわからん(笑)
酔っていたとの言い訳は抜きにして、
長男本当に将棋が強くなりました。
以前は滅多に負けませんでしたが、今はもう、
勝てる自信が無いです。^^
その後も子供達は
遅くまでスマホや携帯ゲーム機で遊んでいましたが、
今日ばっかりは各々好きにさせましょう。^^
時計は全く見ずに過ごしていたので
時間的には良く分かりませんが、
子供の話では日付が変わってから眠りに落ちたようです。
最後に窓際で日本酒をやりながら、一旦意識が途切れたのは憶えている(笑)
暫く、うつらうつらとしながら飲み、飲み・・・
朝は、
ちゃんとベットで目覚めました。^^
テーブルの上は・・・
↑コレ以外に夕飯時には生ビールとチューハイを飲っている。
マイペースで良い飲み方をしていたら、泥酔しないもんだね。
朝食は軽く。
滞在中、風呂は結局計4回。
「そんなけ入ればそりゃぁ入湯税取られても仕方ないわ(笑)」 って
お嫁ちゃんに言われました。
入湯税とは、地元自治体が温泉への入浴客に課す地方税です。
標準税率は、1人1日あたり150円。
宿泊費とは別に徴収されます。
庶民我が家にしちゃぁ結構な贅沢となった今回の旅ですが、
この(↓)ふるさと宿泊券が当選したお陰で
本来の額よりかなりお安く済みました。(^^)
チェックアウトは12時迄だったので、
ギリギリ、11時半頃まで、の~んびりと過ごしました。
朝風呂 & 二度寝。
浴衣を脱いで宿を後にしたら、
お昼に向けて
柴山潟湖畔を小松方面へと車を走らせます。
途中、
冬の使者白鳥の群れに遇う事ができました♪
可愛いね。^^
お昼御飯は胃に優しいものをってことで、
いつもの中国茶のお店へ。
お粥ランチをいただきました。
暴飲暴食に終止符。
ご馳走様でした。
朝風呂朝寝と、このお昼御飯が効いたのか、
幸い二日酔いも無く、体調良好♪
帰宅後再び飲んじゃいました。^^;
さて、
長い長い一泊二日。
我が家の忘年会、これにて終了です。
おしまい。
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