« 休日 | トップページ | シチュー・おやつ・居酒屋 »

2016年3月21日 (月)

シーズンベスト

00
幸せだなぁ。。。

 

 

今年は早目早目に行かなきゃ雪無くなっちゃうよ

ってことで、

01
出発前から憂鬱になる程、重くて辛いと分かっていても

それでも我慢できない男児3人がヒィコラとペダリングをスタート。

02
ケツが割れるだの何だの言いながらも、

楽しい。気持ちイイ。^^

04

じわじわと上ってゆく、ボディーブローの様に効く坂道。

 

凍てつく朝、

05
ツルツルのブラックアイスで・・・

06
おっ!王子! だっ!だだだいじょうぶかぁーっっっ!!!

 

どうやら高級機材は無事だった様です。

07

王子なのに KING 。狙ってるな?

08

 

んなこんなで、1時間程自転車を漕ぎ、

積雪で進めない場所まで来たら

自転車とシューズを路肩にデポ。

09
      

装備替えをして、えっちらおっちらと歩き始めます。

11
自転車で疲れちゃった脚を、徐々に回復させる様なつもりで

会話を楽しみながらノンビリ。

12
       

やがて、例の危険個所。

15

2013年4月13日には、こんな(↓)積雪でトンネルが出ておらず

16_2013413_tunnel

上の斜面をトラバースで、オシッコちびりそうになりながら通過しましたが、

雪の少ない今年は、3月でも楽々トンネル内通過。

17
トンネル出た先の急斜面は落石が多い為、

速やかに板を履き、一気に通過。

18
滑落すれば谷へドボンです。

 

堰堤下の橋に乗ったら一安心。

20
  

さあ、

ようやく目指す山への斜面に取り付きます。

21

汗が噴き出し、疲労が増してゆく行程ですが、

ブナの森、

ダケカンバの森、 美しい自然に癒されます。

22
大きなツリーホールが春らしさ。

23
昨日夕方、自宅のある平野から加越国境方面の山並を眺めたら

大気が不安定な様子で、標高が上の方は黒く発達した雲に覆われていた。

『 降ってるなぁ・・・ 』

暖かくなってからの新雪は

スキーにとっては吉と出るか凶と出るか分からない、

どちらかと言えばマイナス要因になる事が多いものだが、

やはり、黄砂や飛散物で汚れた『いかにも』な春山より

真っ白にリセットされた山は気持ちが良いものです。

24

25
幸い、雪の量は粉雪が舞う程度だったみたいで、程好い量。

 

ブナの森では、

今年もこの木に御挨拶。

26

一度折れてしまったのに、死なずに成長を続ける生命力。

27
当然私より遥かに年上の大先輩でしょう。

森は、無条件に畏敬の念が湧く存在ですね。

今年は上に熊棚が出来ていた。^^ 昨年秋のかな。

ちなみに、2013年4月13日は、こんな(↓)積雪でした。

28
   

天気は安心予報。徐々に好転。

順調に登ってゆきます。

29
気温が低く、登りにも関わらずレイヤーを追加した程でしたが

風は無く快適。

30
標高の上昇と共に、

周囲の眺望も雰囲気を増してきて、

体の疲労度に引っ張られて沈みがちな気持ちを、持ち上げてくれる。

31

 

枝先に花が咲いた様に、

昨晩の雪がまだ残っていました。

32
青空に映えて美しい。

 

さあ、

徐々に、徐々に空が近付いて、景色が広大になってきて

33

34

35

目指す頂はもう直ぐそこ。

滑り優先でピークハンターじゃない山スキーヤーも、

今日は絶対にあそこまで行かなきゃダメなんだ。

今日は、そこへ行く理由がある。

36

最後のひと踏ん張り。

難儀する氷化斜面をどうにか乗り越えて、

37

 

乗り上げた台地の向こう側には・・・ 

 

 

ドッカーンッ! と、 この絶景♪

38
     

辛くたって何だって、

そりゃもう、

全てが報われます。

 

頑張って来て良かったぁーーーっ! 

39
ヘロヘロおっさんは、此処まで5時間以上掛かった。

先行していたGotは、途中の広大斜面に我慢できず

中腹で既に1本滑っている。^^ 相変わらず元気やのう。

40
   

超大絶景ランチテラスで、

当然の貸し切りで、

カンパーイ!!!(^^)(^^)(^^)/

41
嗚呼!

何て幸せ♪

42
流れる雲を眺めながら、

いつまで経っても飽きる事のない景色。

43
山は正に一期一会。

自然相手なんだから、いつでも優しく受け容れて貰える訳ではない。

ましてやこんな青空の下、

そうそう来れる場所ではないこんな所へやって来て、

あの白く美しい姿を再び見せて戴けて、

感謝に堪えない。

 

( ↓ 拡大します )

44
( ↓ 拡大します )

45
    

気付けばガスも完全に切れ、正に大パノラマの大絶景。

 

幸せ者三人。(^^)

46
ほんと、いつまででも居たいなぁ。。。

48
名残惜しいが、

撤収。

47
アッチの別の山も顔を出してくれて、

もう、これ以上望むべくも無い程の幸福感。

 

ゆ~~~ったりランチを楽しんで、

今日はもうこれで十~分。

例え雪質が悪くたって、充分お釣りが来るよ。(^^)

って、

思っていたのだが・・・

さて、

滑りは・・・

 

49
わお!

50
ありゃりゃ(笑)

何と、超滑らかに緩んだ極上ザラメ♪

パウじゃない方の超気持ち良いヤツでした。(^^)

51

52
新雪も良い方へ作用して、ストップスノーになっていない!

53
それどころか、

普通ならば下へ行くにつれてどんどんと劣化する雪質が、

その気持ち良い状態のまま延々。 (↓Got ライン)

54
落としても落としても、

延々と続く幸福感。

55

56

57

58

59
いやはや・・・ とろけました。

60

61
いつもならば四苦八苦して「曲がらーんっ!」って、汗だくで滑る筈の下部も、

今日は只々楽しい。

62

63
雪質によるテクニカル要素が無いと、

疲れた脚でも、ボクでも、

こんなにも滑る事が出来るんだと、驚いた。       

 

最後の林道への、樹林帯急降下は

スキル不足の私にはやはり大変でしたが

64

そんな程度では消えない幸福感。

 

今日は文句無しの 『 The Day 』 で宜しいんじゃないでしょうか?(^^)

 

再び危険個所を引き返し

65

66

 

自転車に跨って、

67
ばびゅーん! と帰着。

68
     

長い長い遊び。

本当にお疲れ様でした。

ありがとうございました。^^

69
    

山の神、(今日は仏?)

仲間、

家族。

感謝。感謝。

 

 

 

(↓) 2013年4月13日の 『 The Day 』

2013413
感謝。

 

|

« 休日 | トップページ | シチュー・おやつ・居酒屋 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: シーズンベスト:

« 休日 | トップページ | シチュー・おやつ・居酒屋 »