時間。 流れて消えるか、積み重なるか。
今週は実に慌しく、あっという間に過ぎてしまった。
金曜日までは主に、隣県へ通っていた。
毎朝早く出社して、高速を飛ばす。
隣県とはいえ、分水嶺を越えた滋賀県。
日本海側と太平洋側の気候の違いをありありと感じる。
梅は満開の盛りで、
川の土手には菜の花が咲き誇っていた。
寝不足は勿論、かなり心労の多い日々だったが
ほんの束の間、数十秒の眼福が
貴重な癒し。
嬉しくて、思わず車を停めた。
土曜の今日は休日出勤。
今朝も早目の出社だったが、県内の小京都。
13~13時半には作業終了との事だったが、
一緒に入っていた他社の影響で
待ち時間が出来てしまった。
工事の影響でトイレが使えない現場だったので、
ンコしに街中へ。
観光施設のトイレでサッパリしたら、
隣接する雛蔵を見学。^^
足早に移動して、
お嫁ちゃんへの御土産も購入。
15分程で現場へ戻ったのだが、
段取りが悪く、その後もかなり待たされた。
当初の打合せには無かった別の機器の問題が発覚したりして、
なんやかんやと引っ張られて、予定を大幅に過ぎ、
結局、私が現場から解放されたのは
17時半過ぎ。
夕方に入れてあった歯医者の予約もキャンセルする破目になった。
自惚れて自分の事ばかり言う訳ではないが、
私はいつも通り、
少しでも現場が上手く回って早く終われる様に
色々と気を砕き、頑張った。
のだが、
客先の担当者は、
さも当たり前の様に、
「じゃ、お疲れ様でした~」 って感じで、挨拶もそこそこに
そそくさと立ち去っていった。
ねぇ貴方、
分っておられるのだろうか?
御存知か?
時間ってのはね、タダじゃないんだよ。
私の時間は、私を雇ってる会社が買ってくれてるんだ。
だから来てるんだよ。
誰の言葉に従って私が早く出勤して、
誰の段取りのお陰でこうなったんですか?
せめて、
その事に対する 『 申し訳ない 』 旨の言葉があるものと思っていた。
そして当然、
そんなのは、仕事にはよく在る事なので、
笑顔で対応し『 大丈夫ですよ 』 と、流す準備も出来ていた。
が、
その会話は無く、
今日が終わった。
些細な、
『遅くなっちゃってゴメンね。』 の一言で充分だったのだが。
一週間実に良く働き、
充実した日々だったので、
その最後の最後がこんな終わり方で、
非常に残念で寂しい思いだった。
昨日まで一緒に居た人は違ったからね。
ちゃんと、常識・良識ある方だった。
お互いの『気になる』ポイントを交換し、
あちらから落ち度があった点は素直に謝って貰えたので、
こちらも素直に言葉を出せる。
互いに 「 次回もまたお願いします(^^) 」 と、
良い別れ際だった。
まあ、
仕事上の事で、自分の立場の非を認めるという事は、
その事によって発生した損害の請求が己に来るという事になるから
職務上、『自分は悪く無い』 と、
絶対に謝らず、
そうした対応を徹底する人は結構多い。
そんな事は分っていて想定内なので
特別問題視して追加請求するつもりなど無かった。
あちらは 『 お客さん 』
こちらの立場は弱い。
想定内の事だった筈なのに
そこのガッカリ度が腹立たしくて大きくなってしまったのは・・・
数時間前に遡る。
様子を伺いながら現場を離れ、
半端な時間に一緒に昼食をとりに行った。(お店へ)
そこで、
その担当者は
マンガ雑誌を手に取り席に着いたのである。
(?)
私は大きな違和感を覚えた。
職場の同僚と休憩しにやってきたのではない。
よその会社の仕事の付き合いの大人同士が飯を食いに来たのだ。
社交辞令でも良いから、
ちゃんと会話をすべきである。
会食というのは、
そうゆうものだ。
双方にとって有意義な貴重な時間であるべき。
平然と当たり前の様にマンガ開いて、
断わりなく下向くって何だよ。
仮に、貴方の中の評価で
相手(ボク→ ^^;)がその程度の軽さであったとしても、
そうした無礼を行なう(本人は非礼だと気付いていないのだろうが)人物を
私は尊敬することが出来ない。
部下を持ち、一つの部署を束ねる責任者で、
歳は私より三つかそこら上のはずである。
ねぇ、
分っておられるか?
貴方は相~当~
損をしている。
それじゃぁさ、
私と貴方の間には、
只時間が流れて消えてゆくだけで、
何も積み重ならず、
何も残らないんだよ。
人付き合いってのは、
そーゆーもんだ。
寂しかったなぁ。
おい。
会社に戻った時に上司から頂けたねぎらいと、
帰宅後のコレ(↓)で、
まあ、
善しとするかな。
(^^)おい。
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