未だ見ぬ此の地の風景
この週末も海原に舟を浮かべました。
先輩船長二人と、三艇揃っての出船は初めてです♪
仲間に、よりチーム感が感じられて
何だが嬉しい。^^
タンデムの前席には、今日は末っ子。
いつもは波風強い事が多い北向きに開けたエリアですが、
リーダーの読み・計画通り
今日は 序盤微風追い風 → 凪 → 反転 へと推移して、
波も0.5m未満。 とても穏やかな海日和でした♪
「お、丸岡藩の砲台跡ですよ。」
石組の雰囲気が歴史ロマンで、好きな場所。
海側から眺めるなんて初めてだ。。。コッチが大砲で狙われる側か(笑)
ペリー提督の艦隊が浦賀に現れる前の年に築かれている。
開国を迫る外圧が徐々に高まる幕末、
田舎の越前でも、やっぱ時勢を反映していたんですね。
お台場前は岩礁帯で、
景色に見惚れていたら見事に座礁してしまった。^^;赤船長に引っ張って貰う。
アブナイアブナイ・・・波があったらひっくり返されちゃうパターンね。(汗
次に現れたのは、見事な柱状節理の崖。
すっげー♪
ここら一帯からぐるりと海岸を西へ回り込む5Km程のエリアは、
約1200~1300万年前に噴出した溶岩が冷え固まった地形です。
大きく三つの景勝地に分けられますが、
後日調べてみたら、不思議なことに
同じ様な時期に同じ様な自然現象によって生れたのに
この三箇所は別々の異なる性質の岩石で出来ている。
序盤に見られる、荒々しい小島が連続する地形は・・・玄武岩質安山岩
少し沖に浮かぶ大きな島は・・・流紋岩
有名な観光地で自殺の名所でもある断崖の地形は・・・輝石安山岩
共に溶岩が元で、柱状節理を形作るのは同様だが、
(塩基性 ←) 玄武岩 ~ 安山岩 ~ デイサイト ~ 流紋岩 (→ 酸性)
と、種類が分けられるのは、
主に、含まれる二酸化珪素の成分比率で分類されています。
二酸化珪素(SiO2)とはつまり、水晶などと同じ石英質。
溶岩にこれが多ければ流紋岩寄りとなり、少なければ玄武岩寄りとなる。
冷めて体積が収縮する際の性質によるものと思いますが、
玄武岩質安山岩によるこの辺りの柱状節理は割と細く、直径30cm程度。
流紋岩の大きな島や、有名な断崖の方へゆくと
節理の太さはこの何倍も大きくて、
景色のスケール感、雰囲気が変わります。
この辺りは観光地ですから、私も過去に数度訪れていますが、
海側から眺めるなんて、巡ることが出来るなんて、
勿論初めて。
すげぇーなぁぁぁーーー!
ニッポンじゃないみたいだよ。
こんな凄いの、中々見られない♪
この道具を使った遊びの素晴らしさを、改めて実感。^^
次はアッチの大きな島ですね♪
♪♪♪
この地に住んで早・・・苦節27年、
まさかあの橋をくぐる日がやって来るなんて思いもしなかった。
海の神様の鳥居に一礼し、
素敵な時間を愉しませて頂く。
(赤船長の頭上の雲が ↑ 面白いね(^^))
橋の向こう側は島の表情が一変します。
凄いスケール感♪ 益々気持ちがあがってくる。
時計回りに行きましょう♪
らじゃー♪
沖へと向かって傾斜する節理の岩盤。
その向こう側、
陸からは見る事の出来ない側からの、その風景は・・・
まるでガラパゴス! (行ったコト無いケド ^^;)
え~~~っとね、
こんなイメージ。。。
(↑↑↑脳内再現映像↑↑↑)
ね!
そんな感じ。^^
島のこちら側は高い木が無く、鮮やかなグリーンがなだらかに広がっていて、
波打ち際は溶岩による岩また岩の独特の景観。
魅了されました。
逆光側になったので、あの緑の美しさが上手く写らなかったのが残念。。。
そして、
わぁーい♪ 無事一周完了。
空を仰ぐと、
見上げる雲は・・・
中々味があるね。
今日は人工の小島へ舟を上げて休憩。
澄んだ水に、
生き物が棲む。
末っ子は、網を片手に波打ち際を楽しそうに徘徊。^^
今日も大漁のアメフラシ
今日のふらっしー達は、いじっても紫の汁を出しませんでした。 なんで?
時折頭上をジェット機が行き交い・・・
のんびり。
今週も幸せな休日だ。。。。。
復路も奇岩の景色の中を。
時間・距離的にも割とコンパクトなコースでしたが、
内容は濃密。
非日常感が凄い。これは強く記憶に残りそう。^^
長く住まう土地でも、
まだまだ知らない、見た事のない素晴らしい景色が
い~っぱいあるんだなぁ。
ホント、すげぇな、こりゃ。
今日も末っ子君、
いっぱいドキドキしてくれたかな。^^
ヨーソロ~。
ヨーソロ~。
ゴール。
はい、
おしまい。
また行こう♪ (^^)
素敵な時間に、仲間に、
今日も大感謝。
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