我等人力倶楽部
自分の脚や、腕で、
己の身体で、己のペースで進む。
そういうのが気持ち良い。
そう再認識した日の日記です。
予定されていた現場(仕事)がドタキャンになって、
降って湧いた様な休日と成った土曜日。
慌てて先輩船長に連絡をとって、
出艇に漕ぎ着けた。
テスト期間直前で部活が休みだった長男を誘ってしまう私は、
父親失格だろうか?(^^;)
予報通り、風も波も無い。
息子をタンデムの前席に乗せて、
朝陽が差す穏やかな海面へと漕ぎ出す。
とても気分が良い。^^
岩棚の様な浅瀬が連続する地形は、
ワカメのジャングルだった。
北陸のここいらで、柔らかい若芽の旬はゴールデンウィークまで位だが、
メカブが出来始めているこの時期のワカメも
軸を取り除いてシャブシャブにしたり、
軸やメカブの硬い部分を油で揚げたりすると、
相~当~旨い♪
あ、
漁業権の関係で、
採取はしませんがね。。。(--;)食いてぇな。。。
砂浜の端から出艇し、
断崖の岩場が続く地形を進みます。
(父)「日本じゃないみたいやろ?」
(子)「おん♪(^^)」
長男のテンションも上がります。
高さのある崖が続く海岸線。
時折砂浜が現れたり、また崖になったり。
岩礁帯の生物観察が楽しくて、
飽きることの無い時間が延々と続きます。。。
勿論、海なので
沖へと向かって漕いでも、
その、水平線の眺めに
とてつもない自由感を感じて、
身体全体で深呼吸するような解放感・・・
言葉ではとても表わせない様な気持ちになる。
お腹が減ってきたら、
上陸地点を物色して
今日も、
程良いプライベートビーチを見つけて、船を揚げる。
貸し切りの空間で、
思うがままの時間を満喫しよう♪
満足したら、また水面へ。
「お、あそこ入るか!」
入口よりも中の方が大きく広がっていて、
家が1軒丸々入る様な空間だった。
長男が釣竿を出す。
父ちゃんが船をキープし、
息子が底の岩の間を狙って仕掛を落とす。
贅沢な時間、遊びだなぁ。^^
今日の釣果はカサゴが3匹。
洞窟内はイワツバメのサンクチュアリで、沢山の巣があった。
頭上を賑やかに行き交っていて
時として糞が落ちてくる(笑)
漕いだり、
漂ったり、
竿を振ったり、
洞窟を見つける度に寄り道を愉しんだり・・・
ゆる~く。。ゆる~~~く。。。過ごしました。。。。。
岬の灯台が見えたら、
そろそろ引き返し。
帰りもまた、
贅沢な時間が流れます。
休憩に寄った浜の崖に
こんなものが露出していました。
見事な木の化石です。^^
自然は面白い。
素晴らしいね。
風の向くまま、気の向くまま・・・
そんな、自由な、縛りの無い時間。
いつまでも少年で居られるような、
子供の頃のわくわく感を想い出す何かが
この遊びにはありますね。^^
あーあ、
帰って来ちゃった。
夏日の砂浜では、
エンジンパラグライダーを楽しむグループや、
SUP(スタンドアップパドルボード)で遊ぶ方や、
皆それぞれが楽しそう。
我々も、
良い休日でした。
感謝。
感謝。
おしまい。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント