三国祭
北陸三大祭りの一つ、三国祭は毎年
曜日などに関係無く、
5月20日を中日とした三日間と決まっています。
三国神社の祭礼で、
古くから北前舟で栄えた湊街の伝統ある祭りですから、
それはそれは盛大です。
毎年、竹田川から進む参道前の広場には野良打ちの太鼓が置かれていて、
随分遠くからその音が聴こえてくるので
皆の気持ちを盛り上げてくれる。
今年も、この太鼓を囲む人垣は二重三重に膨らんでいました。
いつまで見ていても飽きない。^^
高校生の長女が、公共交通機関を使って友達と遊びに来ていて、
帰りは迎えに来いと言うので(--;)
仕事から帰ったら直ぐにシャワーを浴びて、軽く食事をとって
車を飛ばしてやって来た。
お嫁ちゃんと、末っ子が一緒。
娘は、まあ、おいといて、
祭礼ならば、
先ずは御参りしなきゃ。
山門へ向かって石段を上ります。
御賽銭を御上げして・・・
今年もありがとうございます。
家族と楽しませて頂きます。。。
さて、
何か食べる?(^^)
末っ子ももう、スマートボールや射的はやりたがらない歳になってしまったので
こういった場所へ来ても、あまり足止めは無く、
大人のペースで回れるようになった。
境内を出た処で丁度、
お巡りさんが鳥居前の交通整理を始めて
神輿が神社へ還って来るのを見る事ができた♪
船形の神輿が参道の石段を上ってゆくと拍手が沸き起こります。
雰囲気が良い。
祭りっていいなぁ(^^)
三国祭と言えば 『 山車(やま) 』
町内には各区に山車庫が在り、
合計で18基もの山車があるそうですが
毎年、山番に当たった6基が町内を巡行します。
露店が建ち並ぶ路地を歩いていて、
向こうから提灯を掲げた一団が歩いてきたら
その後から山車がやって来る。
大きな車輪に轢かれちゃわない様に、端っこへ寄って見送ります。
トンボを持った男が数名乗っているのは、電線を持ち上げてかわす為。
明治時代になって電線が張られる以前は、
各区が大きさを競い、10m以上もの高さに及ぶ武者人形が練り歩き
人家の屋根よりも高かったため
遠方の集落からもその様子が見られたそうですが、
現在では、電線による制限で4~5mに抑えられています。
あ、
また来た♪
神社前へ曳き揃えられる時間かな?
参番やま、壱番やま、弐番やま・・・ と、次々やって来た。
細い路地の両側に露店が建ち並び
家々の軒先も迫る中を、
巨大な山車が進む様は迫力があります。
曳き手に指示を出す者が前に居て、
「とりぃーっ! とり!とり!!」
「おもぉーっっ!!!」
などと声を張り上げて、皆が息を合わせて舵を切る。
いかにも湊町の祭りっぽいね。
そんな男達が振り回す山車の下層では、
子供達がお囃子の演奏をしていてくれる。
歴史ある土地のお祭りはいいなぁ。^^
お祭り、
大好きです。
ビール飲みたいのを必死に耐えて、
ちゃんと、
長女の友人を送り届けて、帰宅しました。
やっぱ、
あの雰囲気の中で酒飲みたかったなぁ・・・
って、
夜でした。
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