家族の日
『 家庭の日 』 というのは、
10年ほど前に内閣府主導で始められたもので、
毎年11月の第3日曜日と定められています。
その流れを追うように、独自の取り組みをする自治体も多く、
福井県では・・・
『 毎月第3日曜日は 「家庭の日 家族ふれあいデー」 です。
家族そろって出かける。家族そろって食事をする。家族みんなで笑う・・・・・。
「家族と過ごす時間」 を大切にする日です。 』
(青少年育成福井県民会議HPより)
と謳われており、
これに合わせて、毎月第3日曜日は、博物館・美術館を始め、
県内の様々な公共施設が入場無料になります。
今週は・・・疲れ果てて辿り着いた週末、貴重な日曜日だったので、
た~っぷり寝て・・・
ぐだぁ~~~っと過ごそう。。。
なんて
思っていたのだが・・・
末っ子が、
「どっかいきたい」 と煩い。
(--;)
うーん。。。
そういやぁ、第3日曜かぁ・・・
ってことで、
仕方なく、
お金も体力も必要のない、無料博物館へ。
福井市自然史博物館では、
種に関する企画展が開催中でした。
(以下、スタッフさんに確認しましたが、撮影はOKです。^^)
当たり前だけど、ドングリも種。
山に入るとよく見かけるヤマイモやオニドコロの種や、
モミジ・カエデの仲間のブーメランなど、
身近な物も多く展示されていましたが
でっか! 目を引くのはこんな(↓)の
海外種のマツボックリは大きくて凄いな。
写真じゃ伝わらないけど、コレら(↑)はどれもデカイ!
モダマは、レンズ型の大きな種が美しく、
ビーチコーミングを趣味とする方が砂浜で見つけると嬉しいヤツだね。
この、蝶か蛾の標本みたいなやつは・・・
ヒマラヤスギのマツボックリをばらしたやつだって。^^ 美しい。
マツボックリは 『 球果 』 って言う形態に分類される種子なんですね。
ちなみに・・・
『 まつぼっくり 』 ってのは、
『 まつふぐり(松陰嚢)』 が訛ったものが語源(笑)らしい。
イヌフグリ、大犬陰嚢とか、植物の名前って(*^^*)スゴイのがあるね。
お、おぉ。へぇ~~~
北米のヨセミテ(国立公園)などでも、山火事は自然現象と捉えていて
基本的に消火しないとの話を聞いたことがあるが、
やっぱそうなんだね。^^ オモシロイ
色々あるな~~~
『 ライオン殺し 』 !? こりゃまたインパクトのあるネーミング
風に運んでもらったり、
動物に食べてもらって糞としてばら撒いてもらったり、
毛にくっついて運んでもらったり・・・
色んな生き残り方があるねぇ。
へ~♪宝石みたい。
『 タビビトノキ 』 って、テレビでも海外ロケ番組などで度々紹介されるが、
葉茎の付け根の所を切って、飲み水を得られる木として知られていますね。
いつも、その、水の事ばかりがクローズアップされているので、
種がこんなに美しいとは知らなかった♪
博物館はやっぱ面白いね。(^^)
常設展示の方も見て回る。
我が家は相ー当ーなリピーターなので、
どれもこれも、何度も何度も目にしている筈なのだが、
これが中々・・・飽きる事が無い。
『 アナグマ 』 と 『 ハクビシン 』 は、こうして見ると双子みたいに似ているが、
『 ハクビシン 』 の方がシッポが長く、
『 アナグマ 』 の方は短い尻尾に長くて立派な爪。
その名の通り、穴を掘って棲んでいる。
田舎福井では、どちらも生活の周辺に意外に身近に居て、
山際の里地で見掛けた経験が何度もあります。(ハクビシンは夜が多いです)
農家の方からは相当憎まれている存在の様ですが、
アナグマは特に身のこなしというか雰囲気が何処と無く憎めなくて、
結構可愛いです。^^
アスファルトの道を横切る時などは、長い爪が邪魔するのか
何だが不器用にドンくさそうに駆けてゆく感じが♪
あ、、、
そういえば今年は、
カブト虫採りに行かなかったなぁ。。。
海も行きたいなぁ。。。
今度の週末・・・は、
町内行事で無理だなぁ。(--;)
山も行きたいんだけどなぁ。。。
色々とやりたい事が多過ぎて、、、どう考えても全部は無理。
取捨選択だな。
山かぁ。。。
へぇ~
福井でもこんなの採れるんだね。
今では恐竜が超有名で、昔から化石が出るのは知られていたが、
アンモナイトが多く産出される、その名も『貝皿』なんて地名もあるんだよね。
屋上へ出て、
街を眺める。
まあ、
こんな休日もアリか。
私がこの土地に来たのは高校を卒業した春。
次の生活が始まるまでの僅かな休みの間に、
この街を知ろうと、色々と徘徊して、
この山にも、この博物館にもやって来た。
その時も、
この屋上に出て、
初めての街を、今日の様に眺めていた事を想い出す。
北西寄りを望むと、
視界の奥の方だけ、
この平野を囲んでいる山並・丘陵地が途切れている。
展望台の案内看板に日本海の表記があるのを見て、
「そうか!あそこまで行けば海か!」
そう思って、
そのまま此処からママチャリで走り始めて、
芦原街道を延々北上し、
東尋坊まで行ったんだ。
懐かしい。^^
改めて冷静に思えば、
あの日は、ママチャリで60~70Km以上移動した事になる。
一応、明るい内に帰った記憶だが、
一体、何時間掛かったんだろう?(笑)
『 じてんしゃ 』 があれば、こんなにも世界が広がるんだと気付いたのは、
あの、18歳の春。
懐かしいなぁ。^^
あんまり、
中身変わってねぇな。
そんな、
家族の日。
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