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2016年8月14日 (日)

柳ヶ瀬。と、

Yanagase_blues
美川憲一が歌う『柳ヶ瀬ブルース』が大ヒットしたのは

私が生まれる前の話。

なので、その賑わいは知らない。

 

市街中心部を縦横に広がる大きな商店街を、

アーケードで覆った一大歓楽街。

地方都市には珍しい規模である・・・

と言うのが、昔から謳われていた事であるのだが、

私が高校生の頃には既に、

寂れた感じがあったように思う。

 

更に昔、私が小学生だった頃には

メインストリートの東端に近鉄百貨店が在って、

近鉄バファローズがパリーグ制覇をすると、優勝セールが行なわれたので

秋に優勝争いにもつれ込むと

母親が、普段興味の無い

(当時はパリーグのテレビ・ラジオ中継は全然無かった)

試合結果の動向に注視し始めたものだった。

 

私が通っていた高校は、

市街中心部の南隣にあったので、

この歓楽街へも自転車で行ける距離感の青春時代。

ファッションにもそれなりに興味が出始めた少年が、

少ないお小遣いを握り締めて古着屋へ行ってみたり、

友人と一緒にレコード店へ通ったりしていた。

 

だからといって、大して何を買う訳ではなく、

少年に毛が生えて偉ぶりたい時期の男児には、

そんな街に身を置く事自体に意味が在ったのだろうと思う。

(それらの店は、今、

 当然、どれ一つとして残っていませんでした。)

 

今では、一角にドンキホーテが出店していたり

若者でも立ち寄り易い明るい雰囲気が大きくなったが、  

何と言うか、

昔は、田舎モン高校生にとっては、『ちょっと背伸びして行く』 場所で、

メインの通りから外れた方には

いかがわしい店構えや、飲み屋の雑居ビルが沢山並んでいて、

堅気っぽくない怖い感じのおじさんも少なからず居たりして、

裏通り、隣のブロックは、

古い言葉で言えば、『不良』 な世界だった。

 

商店街であるのに

明るい時間に訪れると何処と無く閑散とした空気を感じるのは、

スナックや居酒屋を中心に、風俗系のものまでもが

その商店街と一体となって周辺に存在している

『半分以上夜の顔』 があるから・・・

と、いう、

どことなく怖い様な不健全なイメージは、

四半世紀程前の、私の若かりし頃の話なのでしょうが、、、

現在でも、

小さなスナックの看板が並ぶ雑居ビル群の雰囲気は健在ですし、

(半分寂れているのが、かえって良い。^^)

懐かしき 『 昭和 』 を感じることの出来る、そんな街です。

大人(オッサン)になった今では、

こういった街が、意外に心地良い。

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お盆に実家へ帰省し、二泊した。

その空き時間に、

家族をこんな街へ連れ歩いている。^^;

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お化け屋敷なんて出来てんだ(笑)

 

え~っと、

柳ヶ瀬は、

最近ではね、

随分とお洒落で素敵な場所もあります。

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古い古い雑居ビルの奥、

初めての方は中々入り辛いかも? って雰囲気に負けず、

好奇心のアンテナが受信するのを信じて立ち入ると、

こんな中庭や、

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こんな扉があったりして、

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静かで落ち着く空間に、

アンティークや、古本や、手作りの衣料や、革製品・・・

様々な作家さんのアトリエを兼ねたショップがあったりして、

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実に面白い。

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電気配線や配管が剥き出しの、一見洗練されない空間だが、

若者のエネルギーとセンスを感じられて・・・

とてもじゃないが商売としては成功していなさそうなのだけれど(笑)

素晴らしいよ。^^

ボクこんなの好きだ。

 

お洒落ビルの奥へ進むと、

何十年も昔の空間がそのままだったりするのも素敵。

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勿論、

おっさんノスタルジーばかりではなくって、

現代女子が喰い付くお店もちゃんと在ります。^^

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残念ながら本ワラビ餅は売り切れだったけど、

別の甘味を購入。

 

テクテク歩いてお腹が減ったら、

お昼御飯は・・・

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〇デブ。

柳ヶ瀬の西側に広がる街は、昔は特に怖~いイメージだった。

その街の入り口に、

むかぁ~し昔からある、中華そば屋。

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老舗とはいえ高くはとまっておらず、

家族経営っぽい雰囲気が良い。^^

メニューはシンプルで、

・中華そば 400円

・わんたん 400円

実に良い。^^

街の健全イメージ化と相まってか、観光客が行列を作っていた。

 

私自身、

このお店の暖簾を潜るのは如何程の年月振りだろうか。

 

一見小振りに見える深鉢に、なみなみとよそわれていて、

ボリューム満点の中華そば。

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汁は見た目の簡素さ以上に味が深く、

その汁に、昔ながらの細麺が良く馴染む。

チャーシューが、臭みゼロで普通に旨い。

とても400円とは思えない価値感。満足感。

 

二人に一鉢ずつ頼んだわんたんは、

一見同じでも、中華そばよりも随分とアッサリ。

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ラーメンで満腹となってしまった子供の食べ残しも、スルスルと胃に収まった。

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食った、食った。^^

満足♪

 

車で少し移動し、川原町へ。

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例えると、観光ガイドで主要的に紹介される場所ではないものの、

その良さが徐々に認知され、じわじわと上がってきている。

そんな小さな街で、

腹ごなしのお散歩です。

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昨日に引き続き、

今日もまた、裏路地までもが魅力的な散策でした。^^

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町の外れ、長良橋の袂まで歩くと、

鵜飼見物の屋形船の船着場です。

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船賃は結構なお値段であるようですが、

案内所には、本日全て満席との表示が掲げられていました。

 

見上げる屋根越しの空に、岐阜城の天守閣。

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そんな、

故郷の町での休日でありました。

 

そして夜はまた、

三世代賑やかな宴。

 

お盆休み。実家。帰省。。。

って感じです。

 

おしまい。

 

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