一応、夜明け前に目覚ましをセットして起きてはみたものの、
予定通り、しっかりと雨。
家族は起こさず、二度寝。
7時半位に目覚めて、
レーダー画面とにらめっこしながら検討した結果・・・
『お昼前~ブルーが飛ぶ頃には、丁度雨が上がってる?!』
小松基地のHPを見ると、
皆が悪天予報に二の足を踏んでいるからか、
駐車場の埋まり率が相~当~鈍い。
うむ。今からでも行くべし!
お嫁ちゃん、長女、末っ子と、4人で出動。
未だ小雨が断続的なので、
途中、コンビニへ寄って買出しをしたりしながら
慌てず下道移動。
空港が近付いてくると、丘陵地帯の向こうに、
轟音と共に、F-15の機動飛行が行われているのが見えてきて
テンションUP♪UP♪
ゲートを潜ったら、
(昨年からだそうですが)昔は無かった手荷物検査があります。
朝一の順番待ちはかなりの大渋滞だそうですが、
(本年の来場者は 約7万2000人)
我々の到着は10時過ぎ、スカスカでした。^^
さぁ、先ずはテクテクテクテク歩いて、エプロンの先へ。
手荷物検査時に、担当して下さった自衛官に
「ブルーインパルス飛びますかねぇ?」 と尋ねると、
「う~~~ん。。微妙ですね。。。(^^;)」 との返事。
思いのほか風が強い。
長女がtwitterなどから拾ってくる情報も、
どうもあまり宜しくないものが錯そうしている。
飛んでくれるといいね。
雨は、傘が必要の無い程度になって、
やがて予測通り止んでくれた。
展示機体を一通り見物して回ります♪
男児はこんなのも↓好き(^^)カッコイイ!
末っ子の目が輝く。
そして、戦闘機は文句無しにカッコイイ!!
こちらの機体は、
エンジンが降ろされていて、整備の様子が実演されていました。
ロケットみたいなエンジンを抜いた胴体の中は、がらんどう。
前方のエアインテークまで見通せる。
戦闘機の機体に占めるエンジンのサイズは超デカイね。
おっ!
アグレッサー♪
今年の大ニュースと言えば、
日本のトップガンである『飛行教導隊(アグレッサー)』(今は群って言うの?)
が、九州宮崎の新田原基地から、本州の小松基地へ移転された事。
以前からF-15の戦技課程を実施している 『 306飛行隊 』
『 303飛行隊 』 の二つの戦闘機部隊が在り、
戦技競技会が開催されるなど、日本屈指であった基地に、更に、
その指導役を務める、頂点の部隊が置かれることとなった。
「遠い九州の航空祭まで行かなくても、
憧れの!アグレッサーの機動飛行が見られる!!!」
これまでは、
物理的・金銭的障害から、You Tube 等で眺める事しかできなくて
いつかは・・・ の夢を諦めていた航空ファンの歓喜は
如何程であったかと思います。
その、期待に満ちた初年度の航空祭が、
この天候であったのは、実に残念。無念。。。
なのですが、
恵まれない気象の、限られた条件の中でも、
しっかりと見せて貰えました。(T-T)
航空祭はやっぱ、
爆音浴びなきゃね。
岐阜基地から出張の F-2 も♪ しっかりと魅せてくれました。
で、勿論、
アグレッサー♪ も飛ぶ♪
一際大爆音。超高機動。
飛行展示を終えて、
アグレッサーや特別塗装機がエプロン前へ戻って来ると、
一気に人が殺到します。
機体はもちろんなのですが、
駐機して、そこから降りてくるパイロットが皆の憧れで
芸能人みたいな存在?なので、
オタク的な男性カメラマンばかりではなくて、
意外に大量の女子航空ファンが群がるのです。
アグレス隊長機。
トップレベルの戦闘部隊基地と言いながら
官民共用空港なので、
航空祭も、民間機の離発着で度々中断はご愛嬌。^^
さて、
レア品の物販物色に燃える長女が御待ちかねの昼休み・・・
を、過ぎて、
いよいよ待ちに待った午後の部。
心配したブルーインパルスの飛行は、
『行なわれます』 旨の放送が入り安堵したが、
ウォークダウン~タキシングを終えて
皆が今か今かと待ちに待つ状況で・・・
いつもの、1~4番機デルタ隊形からはスタートせず、
先ず、5番機だけが一機先に上がって
空港周辺上空の状況チェックをするところから始まった。
暫し待ち時間。
嫌な予感しまくり。。。
海側へと旋回してゆく機体が、
大した高度ではないのに、度々低い雲に隠れ気味になる。
相変わらず風も強い。
案の定、
プログラム内容変更が告げられた。
この天気じゃ、
仕方ないね。
飛んでくれるだけでも、善し。
と、思わなきゃ。
午前中の、戦闘機の機動飛行も同様であったのですが、
今日の条件では、
立体的で高度を要する縦方向のダイナミックな演技は無理なので、
(雲の中になっちゃう)
『 ワイド・トゥ・デルタ・ループ 』 や 『 レインフォール 』 、
『 バーティカル・クライム・ロール 』(ぐるぐる急上昇)
『 バーティカルキューピッド 』(ハートマークを矢が射抜くヤツ)
など、大人気の課目や、
『 タッククロス 』 の様な、至近距離で擦れ違うものは無しになって、
編隊飛行で上空を通過するだけの
平面的な課目ばかりの構成となりました。
安全第一。
強風の上視界も良くない中、
観客に応えようと
最大限のベストを尽くして下さった事に感謝。
数年前の悪天時には、
一旦上がって始めたものの、
雨の為途中で止めて降りてきちゃった事もあったが、
今回は、
時間一杯まで 『 出来得る事 』 を演じて下さった。
最期の課目は、
『 コークスクリュー 』
背面飛行で飛ぶ機体の周囲を、
もう一機がぐるぐると追走する。
強い横風を受けながらの形だったが、見事。
エプロン前へ帰還する隊を、
歓声がお出迎え。
記念撮影など行なわれ、
諸々が済むと、
パイロットは、特別な通路ではなく
そのまま人混みの中へと進み、建物の方へと戻ってゆくので
ファンが殺到し、
握手を求めたり、シャッターチャンスを狙ったり。
(^^;)
なーんて騒ぎを尻目に、
作業員の方々はテキパキと、休む間も無く次の行程へ移ります。
シャトルバスで会場入りした方達は、
ブルーの演技終了と同時にバス乗り場へと大移動するのが
毎年の光景ですが、(帰りも大行列・大渋滞)
私は、
慌てて帰らず、そんなのを眺めながら
のんびりと余韻に浸りながら、
撤収作業や外来機の帰投を眺めるのが好きです。
今年も良かった・・・
と、
言いたいところですが、
やっぱ次回は、
青空の航空祭がいいな。(^^)
お疲れ様でした。
ありがとうございました。
【 オマケの苦言 】
『航空祭アルアル』 なのですが、
でっかい大砲(望遠レンズ)を抱えた方や、
それが複数人になった方々。
とにかく、公共心・マナーに欠け過ぎの人物が多過ぎる。
自分が納得できる写真を撮る事が何よりの最優先になってしまい、
平気で人の前に割って入って立ったり、
皆が順に見たい場所なのにいつまでも居座ったり、
脚立や台に乗って、
堂々と、背後の大勢の人々の視界を邪魔したり。
こういった場へ来ると、
必ず、そういった輩の多さに辟易します。
毎年、オフィシャルからも、
そういった迷惑行為への警鐘、忠告はされているのですが・・・
後ろに子供連れの家族が居ても、
自分が邪魔している事に気付かない?
気付いててもやってる?
気にならない?
そんなクソオヤジが、今年も多数見受けられました。
航空祭には何故か、
そんなのが多いんです。
非常に、
寂しい、情けない思いです。
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