大晦日~年越し
年をまたぐ辺りの過ごし方は、
毎年判で押した様にワンパターンな郷帰り。
家族揃って、
福井から岐阜の実家へ移動し、三世代皆で過ごします。
の、前に
ちょっと寄り道。
お千代保稲荷さんへ。
手水舎脇のお店で、お揚げとロウソクのセット(50円)を買い、
階段上った献灯所でロウソクに火を点けて立てたら、
揚げをお供えして御参り。
ご商売の方々が多く参るお宮さんなので
参道には縁起物を売るお店も多く在ります。
海無し県の岐阜。
昔は川魚漁師も多く居て、水郷集落の此の辺りでは特に
そういった食文化が盛んで、
門前町には川魚料理店も多く在ります。
私が子供の頃には
祭りの屋台でナマズのドテ焼みたいなのを売っていた覚えがありますが、
現在では、ナマズは高級魚の部類?
ウナギよりも高価な値段設定になっちゃっています。
おちょぼ稲荷へ御参り = 食べ歩きが楽しみ
門前町には川魚料理以外に
串カツ(今はコレが一番有名)や煮込み、
大学芋やたい焼き、クレープや和菓子の甘味処、
お漬物屋さんなどなど、
様々なお店が軒を連ねていて
ちょっとワクワクする。^^
実家へ着いて、久々の顔が揃って、
賑やかな宴。
食った。飲んだ。飲んだ。
紅白の終わりまで見たら
身支度を整え始めて、
除夜の鐘を聞きながら夜道を歩き、
近所の氏神様へ初詣。
私が子供の頃、毎日の様に遊んでいた場所です。
正月は、普段は入る事が出来ない拝殿の奥が開放されるので
(実は子供の頃は、大人の目を盗んで
縁の下経由でもぐり込んで遊んでいたりした。^^;)
三代左甚五郎作といわれる龍の彫り物が両の柱に巻きついた
正殿を拝むことが出来ます。
元寇の際には朝廷の使者が参拝し、
戦国時代には織田信長も戦勝祈願に訪れた、
とても歴史の古いお宮さんです。
主祭神以外にも複数在る境内社を、本殿に近い方から順に参り、
最期は、
鳥居の脇にある弘法堂で、仏様に手を合わせるのが
ず~~~っと続けてきている、毎年の決まり事。
心静かに。。。
御参り後は、
境内で焚かれる火にあたりながら
振舞いの甘酒を頂きながら
あー、、、お正月だなぁ。。。
今年も、
良い年でありますように。
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