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2018年5月12日 (土)

健やかに、康らか。

01

前夜の内に舟を積み、

4時に目覚ましをかけて、

海へ。

 

 

最近ようやく定時で退社できる程度にはなりましたが、

相変わらず、帰宅後も仕事の電話が入ったりして

中々、心が開放されない。

 

仕事が嫌いだとか、もうやめたいとか、

そういった訳ではなく、

お客さんからの電話は嬉しいもので、ありがたい。

昨晩の電話は

困ってウチを頼って掛けてきてくれた

ある意味、技術職冥利に尽きる内容だった。

 

生活は、仕事在ってこそ。

 

とはいえ、

自分の時間が無く、本当の自分の気持ちを見失う様な生活では

疲弊してゆく一方で、

人間、色々とダメになってしまうんじゃないかなぁ。

 

仕事に悩みストレスに満ちた旦那と、

自分を犠牲にするような気持ちで家事をする妻が

互いに分かり合えず、夫婦が壊れてゆくという構図は、

あまりにも典型的で分り易い。

 

ドイツの哲学者 ハンナ・アーレント は

『 人間の条件 』 の中で

人間の活動的生活の中には

「活動」、「仕事」、「労働」があるとし、

・ 「活動」は、自発性をもった、純粋に好きでおこなう行動。

・ 「仕事」は、報酬が理由であっても、

        強制ではなく職人的な気概と誇りをもってやる行動。

・ 「労働」は、生きるために仕方なくやる行動。

        作業や処理、苦役に従じるイメージ。

としている。

そして、人間の行動として、

活動 > 仕事 > 労働 の順に質が高いものとし、

さしあたっては、

苦役である労働を仕事に変えていかねばならない、とした。

しかし、働いて報酬を得なければ生活出来ないので

アーレントは、人間らしくあるためには

「活動」 と 「仕事」 と 「労働」 とが

バランスよく保たれている必要がある、と。

 

 

・・・。

えーっと、

回りくどい前段から始まりましたが、

要は、父ちゃんだって自分の活動の為の時間が必要だよと、

だから一人で遊びに行ったよと、

そーゆー、遊びに対する正当性の理由付けをですね・・・

一応、書いてみたんです。

ごめんなさい。

 

以下、日記です。

 

 

本当は、

舟を出して良いものか悩むギリギリ?位の予報だった。

風速5m以上の南風。

この辺り、局地的には

午後3時まで位の間に一旦風が収まって、

西よりの風に転ずる。

南の方の湾の奥へと車を走らせ、半島陰など場所を選べば

風の影響を減らして遊ぶことが出来るが、

今日は釣りがしたかったので

早朝から海へ出るためには、遠征はしたくない。

狙いは、

乗っ込み(産卵)期で浅瀬へと移動してきている

鯛を釣りたかったので、実績のある北部のエリアへ。

 

現地の状況見て決めよう・・・

 

結局、悩み悩みもやって来た。

降り立つも、

やはり強い風。

同じ様にやってきていたカヤッカーが

気持ちの良い挨拶をしながら話し掛けてきてくれて、

「風の状況見て、早目の判断で戻らなきゃですね。」

と、お互いに意思疎通。

幸い波は穏やかだ。

先に出てゆく彼を見送って、

こちらもワクワクの準備。

 

海はやっぱ気持ちイイ。

開放感、自由感に満ちている。

 

昨晩、水深などのデータも見られる海図のサイトで

どの辺りで釣ろうかと一応予習をしてきた。

GPSも魚探も無いので、いわゆる「山立て」で覚える。

出船した場所と、西の岬と、その奥の島が

どんな角度で見えているのかを常に確認しながらを意識。

岸から400m程の辺りで釣りを始めたが、

とにかくやはり風。

どんどんと舟が沖へ流れてゆくので

常に仕掛が引っ張られ、中々底がとれない。

ある程度出したら、

出来るだけ糸が垂直に近付くよう風に立てて操船し

糸ふけを見ながら、どうにか底をとろうと苦心した。

 

ふと顔を上げ周囲を見ると、

自分が思っていたより遥か沖に居る。

02
油断していると、500m~1Km位すぐに流されそうだ。

 

漕いで舟を戻し、

また流されながら釣り、

また漕いで舟を戻しの繰り返し。

アンカーが欲しいな、こりゃ。

見える範囲に、私以外にカヤックが二つ居たが、

同じ行動パターンだった。

互いに、岸を向いて

前へ行っては押し戻される事の繰り返し。

 

多少うねりが出始めたが、

風以外には問題無し。今のところ風速も許容範囲内。

問題は・・・

ず~っと竿先を見ていたら、

ガッツリ船酔い(ToT)

生あくび、大あくび連発。

時々、顔を上げて

沖を見たりして休憩。。。 うぇ。。。

04

あーーーーー。。。

やっぱ海はいいなぁ。。。

 

しかし、、、

色々持っては来たが、

ナブラは一切立たず、青物の気配無し。  

下からも、一向にアタリは来ず、

漕いで戻っての疲れと、

風が強まる心配・恐怖心。

そんな時間を随分長く過ごした。

 

9時半に、急にピタリと凪。

釣りに集中したいところだが、喜んでもいられない。

予報通り、徐々に西風が吹き始める。

沖には見切りを付けて

思い切って岩礁帯へと舟を寄せ、

直ぐに戻れる範囲の場所で、根魚狙いへチェンジ。

 

(^^)直ぐにアタリ♪

君は簡単に釣れるねぇ。

03
食べる分だけでOK。

カサゴを5匹釣った後は、納竿し

少し漕ぎを愉しんで

撤収。

結局、5時間以上海に浮かんでいた。

05
舟を揚げた処へ一人の老人が来て、

暫しお喋り。

穏やかな好天だった昨日舟を出していたそうで、

見事鯛を釣ったそうだ。

余程海が好きと見えて、今日もこうして様子を見に来たが

舟は出さなかったとのこと。

「暇なんやって(^^)」 と、穏やかに笑っておられた。

 

お昼ちょい過ぎに帰宅。

ふわふわと心地良い疲労感で昼食。

 

 

さて、

午後からは、装備の塩抜き作業と、

一杯飲みながら、これ。 まだ動いてるのもいる。^^;

06

刺身サイズの良型が2匹釣れた。

そういえば、あの御老人が

クーラーボックスを覗きながら、大きなやつを手に取り

「おーこりゃええ。美味いしなぁ。(^^)」 とニコニコしていた。

 

さて、

造る、焼く、煮る、どうしようか?

ネットで検索したら、アクアパッツァとか色々出て来る。

色々妄想するだけで酒が飲めるね。^^

 

魚は一応

三枚おろしも五枚おろしも出来るが、素人の我流。

レシピを検索しながら見ていたら、

煮付け用と焼き用では、見た目の関係から腹の捌き方が違い、

煮付けの場合は、

左頭にして見えない裏側で包丁を入れるとの説明に

『 ほー。 』 となった。目から鱗。

しかし、

とあるページの手順の説明で、

「カサゴの右側のエラ蓋を開き、

 包丁でエラの付け根を切り離します。」 なんて説明があったのだが、

そんなもんアンタ、私ら素人に

エラの付け根がどこの事かなんてようわからんがな(笑)

 

ウロコを丁寧に削ぎ、その上で、

スチールたわしで、ヒレも顔も全体的に

ゴシゴシとヌメリを落とします。

水洗いするとサッパリキュッキュ。

捌きは、なまくら包丁だけでは上手くいかないので、

私はキッチンばさみも積極的に使います。

エラを切り離し、内臓とセットで引っこ抜くと、

残るのがメフン。

08
血の固まりみたいな物だが、これを綺麗に取り除くのは以外に手間だ。

09
よし。

 

下準備完了。

10
釣りたての、死後硬直でガチガチな魚体を捌くのは幸せだ。

しかし、直ぐに口にしても

新鮮すぎるものは青臭いというか、

痛んだ生臭さとは違う独特のエグ味のようなものがある。

エラと内臓を掃除したら、

冷蔵庫で一晩が基本。

そうすれば、エグ味が消えて旨み増し増し。

 

明日は日本酒だな♪(^^)

 

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