基本的に、
四季で四つに分けられる日本の暦。
そして、
立春~春分~立夏~夏至~立秋~秋分~立冬~冬至と、
更に一年を24分割したのが二十四節季。
これは、大寒・小寒、啓蟄など
割とよく聞き使われるものが多いが、
それを更に3で割った七十二候となると
中々、現代人には身近な暦とは言えない。
ですが、この七十二候は
古の日本人の感性を素直に言葉に表した感じ(漢字)が素敵で
本当に季節感に満ちています。
例えば、
啓蟄のころは・・・
初候 : 蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)
意味 : 冬蘢りの虫が出て来る
次候 : 桃始笑(ももはじめてさく)
意味 : 桃の花が咲き始める
末候 : 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)
意味 : 青虫が羽化して紋白蝶になる
他の時期に眼を向けても・・・
雀が巣を構え始める、とか
燕が南からやってくる、とか、
麦が熟し麦秋となる、とか、
日本の四季の事象を捉えた言葉が並び、
分り易いものが多い。
しかし、そんな七十二候の中にも、
ちょいと、字面だけではピンとこないものが幾つか在ります。
その一つ、
『 半夏生 』
これは、言葉の意味としては「はんげしょうず」と読み、
(半夏=烏柄杓(カラスビシャク))が生えるころとの事だそうですが、
カラスビシャクなんて、知らんがな。^^;
調べてみたら、いわゆる『マムシグサ』の仲間らしい。
それなら分る。山で見る特徴的な花だ。
なるほど、そんな時期だね。
さて、その 『 半夏生 』 我々は 『 はんげしょう 』 と読みますよね?
福井では、半夏生に
『 浜焼き鯖 』 と言われる鯖の丸焼きを食べる風習があります。
土用鰻の様に、夏バテ防止の意味合いなのでしょう。
当然、
我が家でも、
今夜のおかずは焼鯖だろうなぁ・・・ と思って帰宅したら、
(--;)?
食卓に載っていたのは
何故か焼きガレイでした。
お、お嫁ちゃん、
何か間違えてねぇか?(^^;)天神講とか?
まあ、
美味しく頂きましたが。。。
なんか、
違うくねぇか?(笑)
半月程前から
小中学校の水泳場のバックヤードの仕事が幾つか続きました。
子供達が入る水ですから、
汚れを取り除いたり、滅菌したり、
水質維持の為の設備が当然付帯しています。
プール授業が始まる季節の前には、
これらの設備が問題無く機能出来る事の確認や点検作業、
維持管理する方々への申し送りが当然必要ですから、
そのお手伝いです。
今回窺っていた自治体は
予算運営が中々厳しいようで
かなり旧式の設備が多く、
それをちゃんと機能させるには細やかな手間が掛かる状態でした。
点検整備業務を請け負った元請の業者さんも、
私も、
先生達も、
ボランティア的な気持ちでなければやってられないレベル。
「明日の午後水質検査があるので・・・」 と
心配そうな顔をする先生。。。
そんな現場。
せめて、
子供が使う施設の、健康に関るものくらい、
ちゃんと予算をつけてあげて欲しいなぁ。
プールの、
子供達の歓声は、いいよねぇ。(笑)
ミズカマキリ、
久々に見ました。
プールにこんなのが(笑)
塩素が効き始めたらどっかへ飛んでけよ。
田舎はいいな。
皆様、
お体
御自愛なされ。
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