今日は、毎年恒例の行事。
海無し県の群馬から甥っ子を連れて帰省してくる義妹家族への
御接待です。
同じく海無し県である岐阜出身の私は、
海というものが如何に特別な存在で、
『 海水浴 』 というものが如何に憧れの対象であるかという事を
よく知っている。
小学校の頃、
夏休み明けに、クラスメイトの〇〇君が
「福井まで家族で海水浴に行った」 なんて自慢しようものなら、
彼は一躍スターで、羨望の眼差しが向けられたものだ。
だからという訳では全く無いのだが、
大学入学で福井へ来て
初めての夏休み、
私は
背中の皮が何度ズル剥けになったか分らない程、
毎日の様に海へと通っていた。
そして、結局そのまま、
この土地に住み着いてしまったのです。
さて、
御一行を率いて
例年通り
人が少なくて気楽で駐車料金も徴収されない
いつもの浜へ行ってみたが
予報通り波風が強く、沖では白兎が跳ねまくりで
波打際のホワイトウォーターも大きな帯を造っている。
子供を遊ばせるのは危険。
仕方なく、県境を越えて移動、
石川県の塩屋へとやって来た。
大聖寺川の河口近くの此処は
日本海にしては遠浅の砂浜が在り
50m程沖にはテトラが入れられているので、
強風の条件でも割と波が穏やかだ。
私が未だ二十代だった頃には浜茶屋が建ち
賑わう海水浴場だったのだが、
随分前に浜茶屋は廃業して消えてしまい
今は、駐車場が満車になる事など無い。
往時を知る身には、少々寂しい想いを憶える場所だ。
んで、さ
ここはいつもの浜と違い、
駐車位置から波打際までが遠く、
大~変なんだよ。(^^;)
砂丘の土手で満開の 『 ハマゴウ 』 に癒されながら
何度も往復し、
汗だくでの設営作業です。
長時間こんな場所で過ごすには、
日陰が必要だからね。
今日は風が強く、難儀した。
(テントの裾を見ると風の強さが分るでしょ?)
お嫁ちゃんは、『無理じゃないの?』って顔してたが、
大丈夫じゃ、協力してくれ。
骨組みを立ち上げたら、
風下側から幕をはらませて被せ、
風上側のポールを息子に保持させて、順にペグダウン。
ちゃんと建ててみせた。
このスクリーンテントは、独身時代の購入。
既に25年位?前のものだ。
我が家のように毎年何度も使い込んでも、潮にあてまくっても、
肝心の部分(フレーム集合箇所の樹脂部品)は壊れる気配も無く
幕は、シームテープが劣化してきた以外は何の不具合も無し。
(几帳面な人ならば、
きっと、シームテープくらい自分で貼り直すね
ボクはぐうたらだからしないけど。。。)
今でも全然問題無く活躍してるんだから、
『 SOUTH FIELD 』 ってブランド(アルペングループ?)
悪くないな。^^
時間の積み重ねが、この品物の優秀さを証明している。
当時、若い私の財力では
他の一流ブランド品は買うことができず
妥協的に買ったこの品物だったが、
結果的に、友人や家族の数々の想い出を支え、
素晴らしい活躍をしてくれている。
貧乏庶民の私の
他愛無い意見なのですが・・・
結局、道具ってのは道具なので、
道具自慢や購入満足度にはあまり興味が無くって、
何をしたくってそれを買ったのか?
それを使って何をしたのか?
どんな想い出が出来たのか?
ってのが、大事なんだよね。。。 ボクにとっては。^^
ところで
最近、『 グランピング 』 なんて言葉を聞くが、
あれは絶対に目指さない方が良い気がする。
だって、こんな程度の設営でも
結構大変。(^^;)
大概、父ちゃんが一番大変な役割で被責任者になるから。。。
やれやれ、
汗だく。
それでも、
皆が笑顔ではしゃいでくれるのなら、
それで好し。
だ。
お嫁ちゃんも義妹親子も楽しそう(^^)
おいおい、仲良しお前ら!
あんま沖へ行くなー!
預かってる側は、
色々と気を張るね。。。
監視員の合間に
火を焚いて、
昼食や、コーヒー休憩。
やれやれ・・・
皆が満足したら、撤収!
(また何往復も・・・風の中テントをたたむのも大変・・・)
場所を移動。。。。。
次はこんなところへ。
8月11日は 『 三国花火 』
これも家族の恒例行事だ。
ほんと、
やれやれ・・・
忙しない休日が、やっと落ち着いた感じ。。。
今日初のビール♪
九頭竜川左岸側のマリーナ駐車場で
テーブルを広げ、晩御飯を食べながら・・・
打ち上げ失敗の事故じゃないよ(笑)
水中花火。
火を点けた玉を舟から海へと投げ入れて逃げるやつだ。
自分を突き抜けて後ろへと飛んでゆく衝撃波が爽快!
やっぱ花火はいいな~
駐車場内で見ているので、
車のガラスやボディーに反射して映る光が、
何気に、素晴らしく美しい。
衝撃波で度々駐車車両の防犯装置が作動し、
あちらこちらからクラクションの断続音が鳴るのも
毎年恒例(笑)
今年も素晴らしかったです。
~~~ 祭りの後 ~~~
疲れたなぁ~~~
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