先週、仕事で少し嶺南へ通う機会がありました。
その道中に 「 もう梅が咲いていたよ 」 という話を
お嫁ちゃんとしていたら、
彼女は未だ三方の西田の梅林を見たことがないそうで
「 行きたい 」 と言う。
土曜は仕事で、
帰宅後も仕事で、
描き上げた図面を客先へ送信したのは
日付変更線を大きく越えて早朝近くだったので、
どうにか目覚めたのは昼近く。(--;)
高速飛ばして、
敦賀の向こうへと。。。
西田は食用梅の産地で、
観賞用の梅林ではありません。
ピンクや紅の花は咲かず、オーソドックスな白い梅の花。
大そうな華やかさもありません。
それでも、
未だ寒いこの時期に
可愛らしく凛と咲く雰囲気は
とても私好み。
残念ながら、
咲き具合はまだ五分手前といった感じでしたので
次の週末以降も楽しめそうです。
顔を寄せると
ほのかに香りもあります。^^
春だなぁ~~~♪
特産品売り場で試食や買い物をして、
海岸線のドライブを楽しみながら
更に車を走らせて
小浜まで。
運動不足のオッサンは
散歩を御所望です。
三丁町、西組界隈をブラリ。
男児二人とも、いつの間にか
お母さんの背を追い越しちゃったなぁ。^^
観光客向けのお店が並ぶ訳ではないので
賑やかな場所ではないですが、
とても雰囲気が良いです。
日本海側の小浜は
昔の、丹後街道沿いに栄えた街。
ベンガラ格子が絵になります。
仏様に手を合わせたりしながら、
のんびり散歩。
小浜は関西寄りの文化圏。
身代わり申(さる)や吊るし猿は奈良や京都が有名だと思いますが、
こちらでも根付いているようです。
飛騨の 『 さるぼぼ 』 も、おんなじルーツなのかな?
街の中程に在る
旧料亭を見学しました。
入って直ぐ在るのが
帳場。
時代劇でよく見るシチュエーションの、
『女将さんや芸者さんがキセルを吹かしている』 あの場所です。
その奥の間は、
立派な箪笥や金庫が並んでいました。
客商売なので、縁起物や神棚などが数多く在ります。
往時に思いを馳せながら、、、
二階へと上らせてもらいます。
客が座るメインの座敷がこちらで、
そのお客の対面の間が、
芸者さんが舞を披露したりする場所。
旦那衆が、ここで・・・
宴会座敷の隣には隠し間が二つあり、
そちらには当時布団が敷かれていて・・・
つまり、
そういった事が行われていたそうです(*^^*)春を買っちゃうヤツね。
なんて事まで、
ガイドさんが説明して下さいました。
美術品として価値の高い物も数多くあります。
家族揃って挑戦しましたが、
シラフにも関わらず、全員不正解でした(笑)
ガイドさんが最後に教えてくれた正解は・・・
もちろんナイショです。
明治~大正~昭和と栄え、
建て増しされた建築は、複雑で
迷っちゃいそうでした。
窓ガラスも昔のまま。
「一枚も割れずに昔のままなんですよ」 と、ガイドさんが誇るように、
外の景色が微妙にゆがんで見える
懐かしい感じのヤツでした。
渡り廊下は
船底天井。
いかにも湊町の料亭っぽいですね。
街中散策の続きは、
化粧地蔵を見つけたり
八幡様に参ったり。。。
門前、鳥居脇に
石窯焼きのパン屋さん。
祭りの時にも来てみたいなぁ。
伝統ある土地は
魅力的だねぇ。。。
帰路、
立ち寄り温泉で心身をふやけさせて、
高速乗って戻りました。
本日の戦利品♪
小浜で牡蠣を買ったので
帰宅後はカキパーでした♪
超々食べ過ぎ(^^;)
おなかパンパン!
半日ですが、
満足な旅でした。^^
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