週末の報告書
遠い土地で、
仕事と、ちょっぴりの旅。 の、日記です。
金曜は残業せずに早目に帰って、
ちゃんと布団へ入りました。
で、
真夜中に起きて、
高速に乗って南下 ~ 西へ。
加西SAの朝定食で
『たまごかけ御飯』 を頼むと
生卵が標準で5つも付いてくるという
斬新かつ素晴らしいサービスにびっくらこいた。
しっかり食べて
元気モリモリで、
仕事の現場へと
まだまだ高速をひた走る。。。
道中のお土産コーナーはこんな感じになってきて、
600Kmほど走って、
広島県の山の中の現場でした。
夕方に無事終えて、
さて、どうすっか。。。 今から帰り始めても
絶対途中で寝ちゃう、、、アブナイ、、遠いもんなぁ。。。
この日の仕事のパートナー(お客さん)が、
「出雲まで行きませんか?こっからは意外に近いですよ。^^
日本海へ向かう高速は無料区間やし、
1時間くらいで行けるんちゃうかな。」
と言う。
移動 !
出雲大社の門前へ到着。
5,000円程の安宿がとれたので、
晩飯はちょっと豪華に♪
このタイプの鉄板?網?で焼くお店は久々だなぁ。
なんか、昭和感。 いいね。^^
満腹♪満腹♪
では済まずに、
買い足し(酒を)にコンビニへ。^^;
景観条例が在るそうで、見慣れないカラーリング。
ちなみに、スタバもこんな感じでした。
お客さんは、
明日は早立ちで松江へ向かい、
松江城を見てから鳥取砂丘まで足を延ばすそうだ。
私は出雲を愉しんでから移動のつもりなので、
ゆっくりと、部屋飲みを満喫しました。。。
明けて日曜日。
早朝に目覚ましを掛けて、軽く朝食後
門前町を散歩します。
こんな時間を持つのはは久々だ。(^^)癒されるねぇ。
出雲大社の門前町には
通称『ばたでん(畑電)』と呼ばれるローカル線
一畑電車の終着駅があります。
その脇に、こんなの。
公衆電話かと思ったら
何と!公衆有線!!!
どんだけ昭和な街なんすか。
有線って・・・ 懐かしい、
昔、実家の町内の大きな農家さんの玄関にあったなぁ。。。
有線って今でもあるんだ。
駅舎に入ると、
素晴らしい雰囲気の待合。
美術館での鑑賞の様に
他の方に気遣って音をたてないように・・・
と、思ってしまう程
静かで素敵な空間でした。
やがて遠~くから遮断機の警告音が聴こえ始めて・・・
7時台の電車には
意外に多くの方が乗降しておられました。
横の枝線に保存されているのは
かなり古い車両。
映画の撮影でも使われたという車両内は、
朝陽が射し込み
とっても美しかったです。
実に、
良い時間。。。
宿のご主人が色々と教えてくださった。
ちゃんと、アドバイス頂いた通り、
日本一のパワースポットと言われる出雲大社の御力を
最大限に戴けるように、
参拝は
言いつけ通り四つの鳥居をちゃんと潜る為
神門通りを、堀川に掛かる橋まで歩き戻り、
『一の鳥居』からスタート。
橋の上から眺める堀川。
何で流れが真ん中で区切られてるんだろう・・・
と、気になって
帰宅後調べたら、
上流では別々の二本の河川が合流していて
そのまま河口付近まで流れを分けてある。
おそらく水害対策なのかなぁ・・・とか想像しつつ・・・ 謎。
おもしろいね。
土産物屋や様々な店が軒を連ねる
門前町のメインストリートを詰めて行き、
振り返ると
こんな感じ。
お宮さんは、丘の上。
かと思いきや・・・
二の鳥居を潜ると
参道は再び下ります。
つまり
出雲大社の境内は、
『 山の上にある大きな盆地的な平地 』
に造られている様です。
三つ目の鳥居を潜り、
松並木の参道を進めば、
手水舎が現れます。
清めたら、
いよいよ
最後の鳥居を潜って、
お参りへ。
これも宿の御主人が教えてくれた事ですが、
此処でお参り後
満足して帰ってしまう方が少なからずおられるそうなのですが、
観光誌やテレビでよく紹介される巨大な注連縄は、
この拝殿に掛けられたものではなく、
別の、
神楽殿の、これ ( ↓ )
なるほど、
全っ然っ!迫力が違います。
そして、もう一つ
教えて頂いた大切な事。
拝殿なり、その奥の八足門で御本殿に向かってお参りしたら、
境内を反時計回りにその他の摂社を参るのが正しいらしい。
この、『 十九社 』 は、
神在月(全国的には神無月)に
全国から集まられた神々の宿泊所なんだそうです。
来月には満室なんだ。
今日は未だ9月29日。
惜しかったな~~~
チーム神様に御面会したかったぁ~~~~~
って、
んっ!
旧暦の十月とな!!!
と、もしや!
期待して思ったけれど、
逆。
今日は旧暦で言うと9月1日でした。
(T-T)じぇんじぇん惜しくねぇ。もっと先だ。
はい。
ぐるりと、
ちゃんと参拝しますよ。
お、『スサノオ』
ヤマタノオロチを退治した方だね。
彰古館は宝物殿。
さて、
再び、宿の御主人の大切な教え。
御本殿を中心に反時計回りで
西側まで来たら、そこで、
そここそが、肝心なお参りの場所。
本殿、拝殿など、建物の配置は南を正面に造られていますが、
その中心におられる御神体、神座 は、
西を向いているのだそうです。
此処が、神様と正面で向き合える場所。
真剣に、色々と、
こちらへ来ることができた御縁への感謝と、
諸々を祈りました。
ホント、
来られて良かったなぁ。。。こんだけ遠いと、二度目は無いかも。
ぐるりと反時計を終えて
正面へ戻ったら、
先述の神楽殿へ。
私の印象では、
伊勢神宮が
背筋が伸びる張詰めた緊張感を感じる場所だとすると、
出雲大社は
自分達を優しく包んでくださる様な、
リラックスして心がひろがる様な、
そんな空間に感じられました。
二の鳥居まで戻ると、
徐々に参拝客が増えてくる時間になっていました。
それでもまだ
土産物店などは開店前で準備中。
名物の善哉にはありつけず、
コーヒーを一杯。
門前町を後にしたら
稲佐の浜へ移動します。
いかにも縁結びに御利益ありそうな
恋人の聖地みたいな雰囲気でした。
オッサンは早々に退散ね。
さて、時間はまだ早いですが
出雲を離れます。
次に向かうのは・・・
航空・空港ファンが山陰を訪れたのならば
やっぱここ。
大して離れた距離でもないのに、
ジェット機が飛ぶ飛行場が
湖を挟んで向かい合って造られている。
( ^^; 田舎でこんな近くに二つ要るんかいな?)
島根県側から突き出てるのが
出雲空港(出雲縁結び空港)
で、
鳥取県側から突き出てるのが
米子空港(米子鬼太郎空港)(注:おにたろうではない)
この二つを一気に初訪問したい♪
先ずは出雲空港へ。
田舎の長閑な田園風景の中にあるので、
ターミナルへ向う県道から
既に、簡易的なフェンスの先に
滑走路が見渡せます。
スゲーーー。
私が目指すのは
奥の公園の駐車場。
田舎空港は駐車場無料で、
芝生で整備された公園に、ベンチ。
家族連れの方達が寛いでおられました。
金網にへばりつけば、
エプロンまで見渡せる視界♪
ナイス解放感。
おっ!おりてきた♪
近所にこんな公園がある人、
羨ましいなぁ。
FDAが降りてくるのを一つ見届けたら、
速攻で移動開始。
畑電と並走する道で
宍道湖を眺めながら松江へ。
松江城天守が国宝に指定されたのは割と最近で、平成27年。
国内城跡で天守の国宝指定は63年振り5件目だそうです。
他の四つは、姫路、彦根、犬山、松本、全て訪れているので、
ここ松江城で
五つをコンプリート出来ました♪
カッコイイ黒城。
別名を『千鳥城』って言うらしいです。
地盤が弱く、石垣を積んで縄張りを造るのに苦労したそうで、
人柱が入れられているそうな。。。
足早に観光。
そしてまた、
速攻移動です。
中海の江島へ渡り、
テレビコマーシャルで有名になった
あの、『べた踏み坂』 こと江島大橋を越えて
米子へ。
二つ目の飛行場、
米子空港へ到着。
別名、鬼太郎空港なので、
ガラス窓にはこんなステンドグラスがありました。
ターミナルビル内を
土産物屋さんなど物色してちょいと散策しましたが、
展望デッキの眺望があまり良くないので
目星を付けておいた場所へ移動。
出雲空港の時と同じ感じの位置から
エプロン方向を眺められる駐車場へ。
コッチは草ぼうぼうであまり良い眺めじゃないな(^^;)
時間的に旅客機の発着が無い時間帯でしたが、
丁度運良く、海上保安庁のMAが旋回して降りてきてくれました。
ここ米子空港は、民間に合わせて
海上保安庁の美保航空基地と、
航空自衛隊美保基地が併設されています。
おっ♪ 建物の向こう側に
自衛隊のC2が並んでる♪
スマホのカメラじゃ上手く撮れないな。。。
格納庫の方へとタクシー
さて、
帰路も長いから、
そろそろおしまい。
お昼を回って、観光は半日で切り上げ。
山陰を後にしました。
米子道 ~ 中国道 ~ 新名神 ~ 名神 ~ 北陸道 ~
延々ぶっ飛ばして
無事、わが家へ帰りました。
翌日月曜は普通に仕事。
疲れたぁ~~~~~
おしまい。
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