長閑な穏やかな稜線から、
大好きな白い山をながむる。
二十四節気は未だ節分前。
大寒から立春へは移っていない。
本来ならば厳冬期真っ只中の筈なのだが・・・
雪の少なさ、藪々の景色。
穏やかな天気も相まって、シーズン終盤の様だった。
早過ぎるよ。
春山はまだまだ先でいいよぅ。。。
遡る事・・・
「なぁーにやってんやってぇーーーっ!」
ストックを積み忘れていたことに、
入山地点までやって来てから気が付いた。(T-T)アンポン!
俺の頭の中まで春になっちまったか。
同行の友人も予備のストックなど持っておらず、
今からの自宅往復では・・・
「今日はもう敗退決定っす。(T.T) 諦めて帰ります。。。」
落ち込む私に、「取り敢えずコレでも食べね」 と、
Tac王子が北の大地の御土産を差し出してくれた。
あ、ありがとうぅぅ。。(ToT)
これで少し心が落ち着いたからか、
脳味噌が復活。
地の底まで沈んでいた気持ちが這い上がって戻って来た。
「そうじゃん!どっかで買ってくるよ!」
「いや、レンタルショップがある!b(><)d」
麓の街は、大きなスキー場の在る町じゃないか。
バビューン!!! と下って、
サクッ! と借りて、(ストックだけのレンタル料は500円でした。)
バビューーーン!!! と戻った♪♪
慌てて車を停めて、装備を整えて、
行動開始!
大した事はない遅れで、林道の途中で友人達に追いついた。
ほっ、
やれやれ。
朝一から、えれぇテンパっちまった(笑)
この時点での入山者は、
前泊で薄明の中から行動を開始し先行している
まっちゃん。
Tac王子と、Ogtさんと、Fumiの三人が後を追う。
やはり雪が少なく、地面の凹凸が消えていない。
藪が全然隠れていない。
序盤では、沢の流れも埋まり切っていない場所が多く、
ルート取りには注意が必要。
それでもやっぱ、
雪山は楽しい♪気持ち良い!(^^)
のぼれのぼれーっ♪
尾根に取り付いてからは
先行のまっちゃんが残しておいてくれたトレースのお蔭で
随分と楽させてもらえました。m(__)m
稜線に這い上がれば
青空に絶景♪
振り返って、
目指すアッチは・・・ やっぱ相~当~雪少ないね。。。
本来ならばこの時期、我々の背丈位のこれらの木々は
全部雪の下にあるんだけどなぁ。
ま、いっか♪(^^)
午後へ向かって下り坂だが、
西から押してくる雲はどれも高く
視界はクリア。
爽快な気分で
尾根を詰めてゆく。
おっ!
後ろからもう一人来た。
あの姿は
「まぁっちゃぁぁぁ~ん!」(^O^)/
そこを登ってくるってコトは、
既にボトムまで滑って登り返してきたんだ。 さすがー!
頂上で、
まっちゃんと合流
雪山で一緒に遊ぶのは、何と2015年3月14日以来だ。
超久々の再会♪(T T) やっぱハグ♪
さて♪
風下側へ少し下して、
景色の良いランチテラスで
やっぱこの儀式。
「かぁーっ!うめぇーっ!」
まっちゃん何と、今日この頂上へ来るの3回目なんだって(笑)
途中の尾根からも含めて既に何本滑ったの!?
それでも尚あの登り!
底無しやな。 今日の獲得標高どんだけや。
更に驚いた事に、
風邪ひきさんのHmdが後から入山して追いかけて来た!
そんな体調で何で山来んの!(笑)
うつさんといてや!
今日はず~っと風下に居てや!
んなこんなで、5名パーティー。
お腹ふくれたら腰上げて、
行きますか♪
Go!Go~!
やはり谷が全然埋まっていなくて狭く、
長く滑れるバーンが殆ど皆無な状況だったが
雪質はまずまず。^^ 気持ち良かった♪
友人との会話を楽しみながら、
ウサギちゃんの足跡がい~~~っぱいのブナの森を登り返して
帰路へ。
遠方からの来訪で
帰りの時間が気になるまっちゃんは、
ぶっ飛ばしてあっという間に視界から消えた。
みんな其々の生活や諸々ありながら、
それでもやっぱ山で過ごすこの時間が好きで、
こうして集う。
お蔭様で多忙だ。
昨日も休日出勤だった。
自分が必要とされて居場所が在って働かせてもらえる。
幸せな事である。
楽しい時間はあっという間。
友人とのこんな素敵な時間が頂けること、
本当に幸せな境遇だ。
美しい自然に受け容れて下さる神と、
快く送り出してくれる家族と、
仲間の存在に、
感謝。
感謝。
前夜は、仕事上がってから末っ子のお誕生日会でした。(^^)
お嫁ちゃんリクエストのお店へ。
日本酒が美味かった~
帰宅後、就寝の記憶は不明瞭。
それでも早朝バッチリ目覚めて山へ行く。
そんな、素晴らしい週末でありました。
おしまい。
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