家族の時間

2021年5月 9日 (日)

連休中の事

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仕事が閑散期となった事もあり、皆で揃って有給休暇消化の運びで

会社の営業カレンダー自体を 4/29 ~ 5/9 まで11連休へ変更。

人によっては更に有給大量消費で15連休の者も居ます。

弊社は忙しい時期の忙しさが余りにも極端なので

ゆっくり出来る時はしっかり休もう。良い事だ。

私は現場調査の約束が在ったり、見積りや図面の宿題や、支払いや郵便局での所用などなどで合間に仕事を挟みましたが、

それでも久々に長い休みとなりました。

 

とはいえ、

幸いにしてというか何と言うか、連休前半はずっと雨。

後半たまに晴れても強風・高波続きで

海の遊びもキャンプも無し。見事な引き篭もり連休で、

長い休みにも係わらずお出掛けを楽しんだのは3日程でした。

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ある日の彼女とのデート。

久し振りに訪れた猫寺には大仏様が鎮座なされておりました。

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コロナが 人 → 猫 → 人 → と感染することが判っている関係で

ネコちゃん達は残念ながら建物の中に隔離されており、

ガラス越しに眺める感じで、少々寂しかったです。

 

 

GW中には長女が帰省して来ました。

公共交通機関や人混みによる感染リスクを少しでも減らす為に

送り迎えは私が運転する車での移動です。

そのついでに寄り道や散歩を楽しみました。

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外へ出て、あまり人が訪れない静かな場所を・・・と思うと、

やはりこんな過ごし方位しかないか。。。 それでも良い気晴らしになった。

歩く距離や負荷はもうちょっと欲しかったけれど、

運動不足オッサンの私には、こんな感じでも程好い。

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静か~に、御参り。

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まだ蝉が鳴く季節ではないから、風が創る音だけで

森の中は静かに落ち着いた空気でした。

時折、塩屋の港を出てゆく船のエンジン音。それもまた好い。

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程近いおむすび屋さんで昼ご飯を買い

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片野の浜へ。

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駐車場でおにぎり(私は高菜と牛しぐれ)を食べたら、

「コーヒーでも飲もうか。」

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またこのカフェへ。

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彼女(お嫁ちゃん)は、今日もウィンナーコーヒーだった。

山盛りの生クリームを前に、どうやって上手に飲もうか四苦八苦するのが何だか可愛い。

 

お腹と気分が落ち着いたら

ガラス工芸のセレクトショップへ。

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彼女が店内に居る間、

私はこの子達に癒してもらいました。^^

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ニャンコは屋根の上で寝ていたのに、私達が来たら下りてきてくれた。

二匹とも大人しく撫でさせてくれました。

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下道移動で河北へ。

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のんびりドライブ。。。

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砂浜狭くなったなぁ。。。

これじゃぁ観光バスは通れないね。

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焼きハマグリと白貝を頂きました。

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ビール飲みたかったぁ。。。

 

 

千里浜から金沢の娘のアパートへ向かう道すがら

久し振りに此処へ。

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上り下り1本ずつを眺めて

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金沢市内へ。

夕方、あちらの国の方がお店を切り盛りするインド料理屋さんで晩御飯。

地元住民である娘のお勧めだけあって、本当に美味しかった。

のだが、時間が早かったからか、コロナのせいなのか、

客は私達1組しか居なかった。

 

有名な外食チェーン店を選ぶとどうしても混んでいる。

今、ある程度安心して外食するには

ちゃんと対策が執られていて安心感がある事が明白に分かっている店か、

人気が無いか、マイナーで知られていない様なお店になってしまう。

本当に美味しいお店は、潰れて欲しくないなぁ。

行政が何かやって窓口を設けてくれても、

日本語が充分に操れないこのお店の人は

申請して補償を受け取る事が出来るのだろうか。なんて、

心配になってしまった。

 

食事後は酒を買い込んで、

この晩は長女のアパートへお泊り。

何時に寝たのかは不明瞭。。。

 

 

朝食後は金沢港へ行き、

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潮風に吹かれながら海保の巡視船の接岸作業を眺めました。

大きな船の接岸を見るのは好きです。

福井新港へ釣りに行った時に見る大型船の入り方などもそうですが、

タグボートを使わない場合

目的の岸壁へ向かって行ってスピンターンをする様に180度回頭し、

港の出入口に船首を向けて見事に寄せます。

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水上を進む重量物の慣性力を見事に計り

岸壁に衝突しないように止めるのは相当難しいのだろうと思うが、

縦列駐車の様な操船にはやはり上手い下手や個性があります。

ターン終了時点で見事に接岸している位の凄いのは稀で、

(これはきっと本当は衝突事故寸前だもんね)

当然ながら慎重にじわじわと寄せてゆく場合が多い。

岸壁側でロープを受け取り係船する一連の作業が終わるには

結構な時間を要します。

私は見ていて飽きないが、家族はそうでもなさそうなので(^^;)

回頭終了を見届けて、帰路へ。

 

途中立ち寄ったのは二つのお宮さん。

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安宅の住吉神社には緋袴と白袴の巫女さんがおられます。

未婚既婚の違いなのか?その区別は知りませんが、

白い袴の方はいつも、優しく参拝者に声を掛けて下さる事が多いです。

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会話から地元の方ではなく遠方からの参拝者だと察すると、

神社や宝物、安宅の関についてなどのお話をしてくださる事があります。

 

そしてもう一箇所。

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仕事上の悩み、ストレスが多く、

休みでも全く気が休まらない日々が続いていて、、、

『 神頼み 』 って訳でも無いのですが

癒しとして、自分の好きなお宮さんへ参る事が多いです。

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世の中が落ち着いたら、

大きな門前街が在る寺社を幾つか巡る旅をしたいなぁ。

 

 

引き篭もって酒を飲み、日々悶々と過ごす私を見かねてか、

お嫁ちゃんがこんな本をプレゼントしてくれました。

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皆にワクチン接種が済んで、世の流れ・空気が変わったら

一大旅行ブームが訪れるのは間違い無いでしょうね。

楽しい未来を夢見る気持ちも大切。

 

一ヶ月振りに書いた日記なので

随分とダラダラ長くなりました・・・。

 

 

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2021年2月14日 (日)

聖バレンタインの頃 ~ 振返り日記

暦の関係(14日が日曜日だった)もあってか?

今年は義理チョコ一つすら貰えなかったが・・・

家族からは一応義理を尽くされている。(T-T)

長女からは中々に高価そうなチョコをもらい、

お嫁ちゃんからは

こんな、かしこまった包みを戴いた。

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返しの事を思うと開封に身が引き締まる。。。

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中身は、

本革の良い香りがする財布でした。

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超私好みの色だ♪

ありがとう。

 

思えば、

普段の生活で物欲が全然無くって

(毎日実用優先の作業服生活なので必要が無く)

ちっとも自分を着飾ろうとしない私は、

自分の着る服すら買うことは無く、パンツや靴下に至るまで

結婚以来ず~~~っと、自分から買い足した事が無い。

穴が開いても使い続ける様な人なので、

何から何まで

身に付けるものは全て彼女の見立て・購入で、

私はあてがわれ貰うばっかり。

 

名刺入れやカード入れも

全て彼女から貰ったものだ。

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お陰でどうにか・・・

ギリギリそれなりの体裁を保った状態の 『 オッサン 』 でおられます。。。

 

 

まとまった時間がとれた休日は

相変わらず料理が貴重な癒し。

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台所に立って色々とやっていると、、、

こんな感じで同じ物が複数発掘される事が多々あります。

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彼女、そんな性格なんです。^^;

整理整頓下手と言うか無頓着というか、、、

買い物行くたんびに同じものをまた買ってくる。

使い切ってもいない・・どころか、使ってもいないのに。

野菜室を開けると、

白いトコを使い切って残ったネギの緑の部分だけが

三つも四つも出てくるし。。。

まあ、

可愛いから、許す。

か。

 

 

バレンタインの週末は

食べたいチョコを買いに出掛けるついでに、

お宮さんを参ってきました。

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そんなこんなで、

相変わらず好きなだけ食べて飲んでの生活ですが、、、

最近私の(我が家の)生活に

ちょっとした大変革が訪れました。

 

私も彼女も体型には無頓着で

(今はこう見えても、

 食べても食べても全く太らない若者だった。)

結婚以来(その前から)ず~~~っと、

体重計を所有していなかったのです。

実家を出てからは、

銭湯へ行った時に偶に乗るくらいの生活を三十数年余り。

 

それが、

終に、彼女自身の危機感がMAXに到達した様で

ある日、終に、『 体重計 』 なる物を買ってきたのです。

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最近のモノは中々に高機能なんですね。

体重以外の数値データにどれ程の信憑性が在るのかは懐疑的ですが、

ついつい気になって

乗ってしまうものです。

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どうやらこの体重計には

忖度機能が付いているようで・・・

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そりゃぁ・・・ さすがに何かの間違いじゃろう?

 

なんて話を彼女にしたら、

お嫁ちゃんはしっかり実年齢判定だったそうです。(^^;)

 

めでたし。

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2021年2月 7日 (日)

おうち時間を充実の時間に

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今更ながらですが、

お出掛け我慢の引き篭もりを逆手にとって

自宅で長く過ごす休日だから・こ・そ・出来る事を楽しんでいます。

 

スーパーに並んでいる物を買うのではなく、

自分の希望に合わせて部位やカットの大きさまで指定して

お肉を買ったのは初めてです。

地元のお肉屋さんに私が作りたいメニューを相談すると、

店頭では普段見掛けないスネ肉の塊を出してくれて

1人前を100~150gになる様に整えてくださいました。

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平成30年7月25日生まれの女の子 『 まい12 』 ちゃんです。

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1kg以上の肉を相手に覚悟を決め、

試合開始のゴング! って感じです。

失敗しちゃったらショックが大き過ぎるので。。。

 

先ずは、

肉をひたひたの赤ワインに浸け、常温で小一時間。

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充分漬かったかなぁ・・・という色になったら、

バターとヘット(というか、お肉屋さんが付けてくれたのは

 いわゆるヘット(ラードみたいな精製油)ではなく、

 ちゃんと切り出した脂身でした。)

を火に掛け

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メイラード反応による旨味を引き出す為に、

全ての肉の表面を丁寧に焼く。

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その、肉を焼いた後の鍋の中で野菜を炒め、

計量した水を入れて

煮込みを開始します。

弱火でコトコトと・・・

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肉を浸けておいた赤ワインも勿論全投入。

更にプラスして、ボトル半分以上が入っています。

 

赤ワインによるものなのか、

序盤はかなりアクが浮いてきますので

マメに丁寧に取り除く必要があります。

未だ味付けはしません。

下茹で段階です。

 

3時間程煮込み、良い感じに澄んで全体が馴染んできたら

味付けを開始。

デミグラスソースは流石に自作が大変なので缶詰で済ませます。

ケチャップや、ウスターソースや、味噌や、砂糖や、コンソメ等々、、、

そして更に煮込み続行。。。

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合間に下茹でしておいた大振りのジャガイモと

マッシュルームは後の方に投入。

 

終盤は眠気と戦い、1日目がようやく終了。

 

翌日、

一旦冷まして寝かせたものを火に掛けて

再び全体に一体感が出たら

味見をして、どう調整しようかと思案し、

最終仕上げ。

 

お嫁ちゃんに試食をしてもらったら

概ね高評価だったので、

ホーローの器に取り分けて、

一人暮らしの長女のところへ

おすそ分けに行きました。

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煮込み過ぎ?くらい時間を掛けたので、

お肉がホロホロになっちゃいましたが、

まぁそれも、超イイ感じでした。

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味付けに関しては未だ全然納得いかぬ修行レベル。

今回の反省点を分析し、

次回はもっと上手につくるぞ!

 

物々交換で、

彼女がバレンタインのチョコをくれました。

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幸せなこってす。

 

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2020年12月26日 (土)

送る。

 

一週間で二人の葬儀に立ち会いました。

 

参列と言うより、

当事者としてです。

 

 

妻の父が永眠された。

 

彼女からの連絡を受け、

休日出勤だった仕事の現場を途中で切り上げて

一旦帰宅し、

会社へ寄って色々確認や後片付けを済ませてから

飛んで行った。

 

数日前に肺炎を起こし入院していたのだが、

此のご時勢なので

家族ですら病棟に入ることも出来ず、

義母も

今わの際には立ち会えず、

亡くなった後の状態での対面となったそうだ。 

何とも、、、

変な、厄介な時代になったものだ。

辛い本人の傍らに家族が寄り添うことも許されず、

孤独に最後を迎えなければならない。

 

 

妻の実家は農家だった。

大きな頑丈な身体の持ち主で働き者であった義父だったが、

飼い犬の散歩中に転んで脚の骨を折り、

2ヶ月ほど入院する内に

あっという間に痴呆が始まり、

脳梗塞も発症して、

寝たきりとなった。

 

前述の通り

元来頑丈な身体の方であったので、

寝たきりとなってからも10年の時を生きた。

その間介護を続けた義母と義姉には頭が下がる。

義母には

『本当に、長く、お疲れ様でした。』 という気持ちですが、

ご本人は、肩の荷が下りたと言うよりは

憔悴し切っていて、

茫然自失といった感じだった。 

 

子供は三人姉妹の女系家族。

その真ん中が私の妻で、義妹は結婚して関東に住んでおり

男手が足りない。

喪主となった義姉は

気丈に全ての段取りを滞りなくこなしていたが、

自宅から斎場へと棺を運び出すにもギリギリの人数しかおらず、

未だ未成年である私の息子(故人の孫)の手が心強かった。

雪が積もる玄関先、滑って転ばぬようにと、

私と共に

真剣に、一生懸命おじいちゃんの棺を運んだ長男の姿に、

何だか感慨深いものがありました。

 

葬儀屋さんとの打合せを終え、

迷惑を掛ける職場の後輩へ色々連絡の電話を入れ、

金沢住まいの長女を連れ帰る為に夕方の高速に乗った。

とんぼ返りで福井へ戻り、

慌しく時間が過ぎて、、、

通夜~葬儀~

お骨上げまでが済んで火葬場を出た時の、

まるで快晴の空を見上げる様な

あの、何とも言えない清々しいスッキリとした気持ちが

印象的でした。

 

ウチの子(長女)が初孫だった。

その後も含め、義父には本当に我が子達をかわいがってもらい

御世話になりました。

送る儀式の最後まで、箸を持ち骨を拾うところまで

子供達も一緒におこなった。

長女・長男は特に

思うところがあったのでしょう、、、

それが感じられるその後でした。

彼等にとってのその経験は、

義父が最後に残してくれた

大きな大きな

大切な宝物だと思います。

 

 

 

葬儀明け、職場に復帰した翌日の明朝、、、

会社の大御所が息をひきとりました。

 

三年前、癌が見つかり手術を受け、

一旦は回復の兆しが見えたのですが、

その一年後に体調を崩し

再発、転移が判った。

 

 

本人は意思の強い人で、

抗癌剤治療も耐えて積極的に受け、

弱音は吐かなかった。

何度か薬を変え、治験薬も試し

ギリギリまで闘ったのですが、

叶わず

余命宣告を受けてしまった。

治療を止め三ヶ月程でした。

ご家族共々、少しでも穏やかな時間を長くと思っていたのに、

急変し、苦しい最後でした。

 

弱る自分を晒したくなかったのでしょう、

最晩年は人にも会いたがらず

付き合いのある周囲へも

病の事は極力内緒にして欲しいとの

本人の希望だったので、

極近しい者以外へは知らされておらず

葬儀に参集下さった方達の口からは、皆

驚きとショックを隠せない言葉が漏れて

心苦しい、申し訳ない気持ちにもなりました。

 

葬儀委員長的な立場となったので

多くの恩人やゆかりの方に失礼が無いよう、

ちゃんと、最大限の感謝が伝えられるようにと

精一杯務めさせていただきました。

 

私は親族ではありませんが、

恩と縁の深さから

最後の最後、御骨を拾う事も、

その御骨をお寺へ納める法要へも

ご一緒が許して戴けました。

 

 

 

まさか

一週間で二人の御骨を拾う事になるとは

思ってもみなかったので・・・

上手く言葉にできない

何とも言えない気持ちでおります。

 

 

納骨時の、お寺様のお話にもあったのですが、

人生とは、人の一生とはそういうものです。

朝、元気な顔で家を出ても、

晩には白骨となる事もあるのです。

自分自身もそう思い、心掛け、

無駄な時間を過ごさぬよう、

周囲の人達を大切にし、

想い、

生きてゆかねばと思います。

 

 

 

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2020年11月 7日 (土)

しっとり

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宿題を沢山持ち帰っている週末でしたが、

全く気が乗らない。。。

先送りすれば後々大変になる事は分かっているが、

ちったぁ休みたいしなぁ、、、

 

明日から頑張ればいっか。

な。。。

 

種蒔きは大切なので、

見積りや設計は延々と続けなければならない。

その中の幾つかが仕事として還って来てくれる。

自転車操業なんて言葉がありますが、

仕事ってのは結局、

漕ぎ続けるしかないんだなぁ。。。。。

 

 

子供達がそれぞれ成長して、

ハンデキャップを持つ末っ子も

周囲からの支えや繋がりの中で過ごせる時間が徐々に増えてきて、

最近ようやく

夫婦二人の時間が持てる機会が(時々)出来始めました。

この週末はそのチャンスだったので

朝食を採りながら

「今日どうする?」 とお喋り。

彼女が

「そろそろ山中(温泉)辺り紅葉が見頃じゃないかなぁ(^^)」 と言うが、

(私) 「たぶん未だ早いよ。(^^;)」

紅葉狩りへ行きたいお嫁ちゃんの希望を叶える為、

ドライブへと出掛けました。

 

標高差が在るエリアなら

道中どこかで見頃に出逢える。

でも、天気が悪い週末だったので

カッパ着て二人で山を歩くのも、ね。

車で楽しめる場所がいい。

杉の人工林ばかりの山ではダメで、

ゆっくり走ったり自由に止まったりしたいから

交通量が極めて少ない道が良い。

行き先のチョイスは絞られます。

 

見慣れた滝を遠くに眺めながら、

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奥地へ。

 

雪が無い季節にこのエリアへ来るのは

初めてかも。

 

充分な自由時間が持てて

自転車や山で体力維持が出来ていた頃は

雪深いこの山域で毎年雪山遊びを満喫させていただいたが、

今は、無理。

雪山へ戻りたい気持ちは今でも持ち続けているが、

仕事が最優先のオッサン生活だ。

 

内心ちょっぴり悲しみを覚えながらだったのだけれど、

彼女は喜んでくれた。

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標高を上げると徐々に雲の中になって

ガスガスの景色になってきましたが、

人工的な庭園の紅葉と違って

自然の繊細な雰囲気が素晴らしく、癒されます。

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やっぱ、山は、自然はいいなぁ~~~。

 

紅葉は少々見頃を過ぎた晩秋の森でしたが、

県境の峠を越えると

更に自然林の雰囲気が増して

信州あたりの山岳林道に匹敵する景色でした。

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ここは凄いね♪

来年はもう1週間早タイミングで来たいね♪

車を停め、

会話も弾み、

幸せな時間です。

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山道を下って徐々に下界へ近付き、

尾根上から川沿いへと道が変わります。

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来た方を振り返っても、、、

素敵。

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良いドライブだったね。

 

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北陸の片田舎の、

半日程の行楽でも、

こんな素敵な時間が持てる場所がある。

 

テレビの電波なんて当然届かないので、

相談しながら音楽をかけたり、

会話を中心とした時間。

久々に沢山喋って、

二人の距離が近く感じました。

 

平素、

帰宅も毎日遅く、

私は家庭への関りが希薄になりがちで、

お嫁ちゃんに何から何まで任せっきりな生活なので、

常に、

『捨てられちゃうんじゃないか?』 くらいの不安があります。

彼女との関係を確認できる時間が

本当に大切で

嬉しい。

 

 

帰路、

山中温泉へ寄りましたが、

やはり紅葉見頃へはもう一息。

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こんな感じもいいけどね。^^

 

 

良い時間が過ごせた週末でした。

 

 

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2020年10月24日 (土)

善い題が思いつかない日記

 

5年ほど前私は、『累代』という事について雑感を書き、

随分と攻撃的な批判コメントを頂いたことがあります。

自分の好きな事だけやって自分の為にだけ生きて

後の者に何も残さないヤツはクソ野郎だ。 みたいな事を書いたのですが、

その当時言いたかった事も、

今思うことも、

変わりはありません。

只、当時の私は

そんな事を語るには未だ若く、

経験・苦労不足が言葉に現れていたのか、

何処かの誰かの癇に障ったのだと思います。

 

世の中には、

様々な状況に置かれる人がいて、

様々な、百人百様の生い立ち、生活があります。

親がある人も無い人もあれば、

健康な身体をもてる人もあればそうでない人もいる。

生まれる家は誰にも選べないし、

出会った人全てが、必ずしも自分を幸せにしてくれる縁ではない。

様々です。

 

全ての人に共感されるなど無理な事は承知で、

当時私が書きたかった事を

もう一度書きます。

 

 

私は、

幸いにして伴侶を得、子供も授かった。

通常、

親子・家族と言うものは

とても分かり易い図式で、

親は子供に無償の愛をいといません。

私自身がこの世に存在しているのは、

同様に

添い愛し合って、我が子を産み育ててくれた両親がいたからです。

先祖がどこかで途切れていたら今はありません。

当たり前です。

それは、とてもとても大切な事なのですが、

私が当時書きたかったのは、

もう少し広い意味での、社会的な 『 累代 』 です。

 

例えば或る組織の先輩に当たる人が

自分の利益だけ考える人物で、

自分に都合良くだけ年数を使い、

他人の事などどうでもイイやと

後の事など何も考えずに立ち去る人物であったら、

残された後輩達は本当に不幸で迷惑をこうむる事となります。

残念ながら、本当にそんなのが

この世には居る。

 

技術や知識や心構えを教え伝え、

人脈を残し、少しでも後の者の糧となる人生を送ってこそ、

自分が生きた時間に意味があるのではないか?

我が子の子育てと同じ様に、

後世の者が少しでも幸せに過ごせるようにと、

そう考えながら生きなきゃなぁ。

そうするべきじゃないのかなぁ。。。

と、思うのです。

 

お金や物が残せなくたって、

残る宝は色々あります。

 

周囲から疎まれながらも頑固に仕事を貫き、

職場や家族を護り抜き、

後々、あの人のお陰で・・・と、思い返される人もいれば、

仕事人でなくても、趣味人として圧倒的に幸せな生き様を見せてくれて、

人生の憧れの様なエネルギーを与えてくれる人もいます。

それだって、ちゃんと何かを残している。

大切な誰かのそばにいて、

只一人その人の幸せの為にだけ生きる人生だってあります。

逆にもっと広義に、自然や草木をまもる人だっている。

色々、様々です。

 

様々ではあるものの、、、

全ての人に共通するのは、

自分ひとりで生まれてきたのではなく、

そして、とにかく人間は

毎日メシ食って寝るだけでも、

絶対に自分独りでは生きてゆけないということ。

周囲と繋がって

自分が在る。生かされている。

 

それなのに、

自分の事だけ考えて勝手に生きて人生終わらすようなヤツは

『 クソ野郎 』 だ

と、

当時の私は書いたのです。

 

今も同じ思いです。

 

何かを残す人生を送りたい。

そんな自分を探したい。

 

 

 

ここのところ立て続けに不幸があり、

黒いネクタイを締める事が続いた。

 

 

身近に、

闘病し

限られた残りの人生の時間を必死に紡いで編み上げようともがく人がいる。

 

人生は無駄に過ごしてはいけない。

最近、

そんな事を

改めて思い直す日々です。

 

病に苦しむ方には勿論気を遣いますが、

だからこそ、

幸せな日々をちゃんと感じて、大切にしなければと、

プラスの方でも、

人生の義務を果たすと同時に、

ちゃんと幸せを、楽しみを謳歌することが大切だと強く思います。

親が子に対してそう思うように、

人の不幸など誰も望まない。

幸せでいようとしなければ、

そう望んでも出来ない境遇の方に、

失礼にあたる。

 

悔いなく、心残り無く。

そうありたい。

 

 

 

 

この週末は結婚記念日でした。

 

が、、、 

金曜の夜が深夜作業で

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帰宅~就寝は土曜の朝。

体内時計が狂いまくりで結局ろくに眠られず。。。

絶不調なのですが、

せっかくなので

頑張って、

お嫁ちゃんと二人でデートへ。。。 ねむ。。。

 

お昼ご飯はGoToEatを使って少々贅沢に♪

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美味かったぁ~~~

 

その後

足湯へ寄って、

私は眠気とほろ酔いで

うつら、うつら、、、

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まあ、

久々に彼女とイチャイチャしました。(*^^*)

 

結婚記念日ってのは、

家族が始まった記念日なので、

夜は子供も一緒に♪

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ず~~~っと酔って過ごした休日でした。

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メタボまっしぐら。

こんな感じでええんやろか?

 

 

 

 

 

 

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2020年8月23日 (日)

24時間テレビの週末

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家族5人で海で過ごしました。

 

コロナ禍の中、

4月以降顕著に低下した売上を取り戻さなければと

一生懸命種蒔き(見積り・設計)を続けて来たのですが、

ここにきて

一気に実り始めてしまい、

仕事が大変多忙な状況になっています。

お盆休みが明けてからは残業生活となりました。

ありがたい事です。

 

この週末も本当は宿題山積だったのですが、

月曜日から本気で頑張る事にして

思い切って休みとしました。

今後当分の間

家族との時間は満足に持てない可能性が高いので。

 

昼食は

バードランドのピザをテイクアウト。

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お嫁ちゃんが 『坂井チアチケット』 を買ってきてくれたので

お得な金額で食べられます。

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地元でご商売をされる方々を応援するシステムです。

今は、様々な形で助け合い

より多くの立場の方々が苦況を乗り切れるようにね。

自分が大好きな美味しい料理を提供してくださるお店が

ちゃんと残って欲しいので。。。

 

 

気象情報を調べずに来てしまったのですが、

自宅周辺では全く気にならなかった風が

海ではとても強く、

沖には白兎の群れが跳ねている様な水平線でした。

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これまで、

結婚前から20年以上使い続けてきた愛用のスクリーンテントが

海でのデイキャンプでは定番でしたが

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(私は物を捨てるのが苦手で、同じものをずーーーっと使い続けるタチです)

今日の強風では設営が困難だったかも?です。

今シーズン購入したタープが

設営も撤収も楽で、風に強くて

使い勝手が良く、大変気に入っています。

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これは良い買い物をした。^^

タープの下でハンモックに揺られるのは

極上の時間♪

 

風強くとも水温が充分高く、

波は未だ本格的に強くなる一歩手前な感じで、

何時間でも漂っていられるような海でした。

さすがに濁りが出ていましたが

小魚はそこそこ多く見られて、

シュノーケリングも飽きません。とても癒されました。。。

近年水温が恒常的に高めなこともあり

クラゲはやはり気になりますが、

アンドンクラゲが1匹見られただけでした。

素肌では泳がずに

ラッシュガードを着ていれば

全然大丈夫。

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夕暮れまでのんびりして

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温泉宿でサッパリして帰りました。

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宿泊客が夕飯中の時間に入ったので

館内公共スペースに人は皆無で

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私がこれまでに入った中で一番大きかったかも? な

超立派なお風呂も

男女共家族で貸切でした♪

 

 

 

 

 

日記の表題に 『24時間テレビの~』 としましたが、、、

私は、

こういったもの、この番組の姿勢があまり好きではありません。

時々書いている事ですが、

我が家には 『 障害者 』 と呼ばれる子供がいます。

 

今の日本には

『 24時間テレビ 』 というものが確立してしまった

『 チャリティーの形 』 が浸透していて、

困難な状況に在る人が頑張る姿を

そうじゃない人が見て応援するという図式・風潮が強く感じられます。

結局、社会的なバリアフリーへ向かっている訳ではなく

余裕がある人がそうではない人を見ての、何か。

なんですよ。

ストレートな言い方をさせてもらえば、

マスターベーションにしか見えない。

 

ハンデキャップがある者は、

何か頑張って挑戦しなきゃだめなんですか?

そんな形で、健常者と呼ばれる人の欲求に応えて

そちらの精神的な満足感の為に何かをさせられたくはない。

普通の人より頑張らないと生きてゆけないんですか?

それが当たり前の価値観であるかのような方向性を

決めないで欲しい。

普通に、自分が好きな様に、普通の人と同じ様に、

自分なりの人生を生きてゆければ

それでいいんです。

そうやって生きているんです。

 

区別無く、

只単に、自分も他の人と同様に社会の一員で居られれば

それが良くて、それが当たり前。

 

障害が在ろうと無かろうと、

困っている人や弱者を助けるのは当たり前でしょう?

ただそれだけの事です。

 

 

最近やっと

24時間テレビを平然と見られるようになってきましたが、

1歳の我が子がそうなった時、

その後の十数年は、

このテレビが本当に大嫌いで見ることが出来ませんでした。

 

自分自身、

何もかも、

そうなって初めて知った、気付いた事ばかりなので、

それを知らない他の人に対しての恨みや攻撃的な気持ちなどは

全くありません。

ただ、あまりにも心の温度差がある他人とは

ストレス無く関わることが正直難しい。

 

 

障害に限らず

難病や痴呆など、

また、只の単純な老いであっても、

本人や家族の日常に困難をもたらします。

多くの、苦しい境遇の方達が助けを欲しているのは間違いない。

24時間テレには勿論功罪在って、

様々な方面への金銭的支援が行われている事は

実にありがたい感謝すべき事だと思います。

他人に対して

見返りを求めずにお金を出すという行為は

尊いものです。

 

 

 

毎年、

夏の終わり、

『 24時間テレビ 』 のフレーズを聞くようになると、

複雑な、

何ともいえない気持ちになります。

 

こんな気持ちにさせるこの番組は、

好きではありません。

 

 

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2020年7月19日 (日)

王と将軍を食した週末

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仕事だった土曜日、

職場のメンバーと一緒に

駅前のバーガーキングでランチを採った。

『DXハッシュブラウンワッパー』

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中々でかい。

バーガーだけで 1,100キロカロリー を超えていて

セットで ポテト+ドリンク となれば

2000キロカロリー位になる。

オッサンそろそろ身の程をわきまえないと、、、 お腹をさすりながら、

少々懺悔したい気分になった。。。

 

その日の夜。

何でだか? 我が家のモニターに

テレ東のこんなドラマが映っていて、

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第2話は 『ショーグンバーガー』 という名の

東京のお店の話だったのだが、

元々は富山の老舗お肉屋さんが始めたお店だとのストーリーだった。

私は

てっきりフィクションの設定なんだと思って見ていたのだが、

長女が 「富山に本当に在るよ」 と言う。

長男が 「俺が奢るから行こう」 と言い、

トントン拍子で話がまとまって、

家族皆で

わざわざ2県跨ぎの富山までハンバーガーを食べに行くこととなった。

 

明けて日曜、

高速飛ばして

昼に合わせて富山へ。

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富山という街は、

高速のICを降りたところから既に

街路の雰囲気が違っていて、

送電線の地中埋設も進んでいるからか

福井と比べて随分と垢抜けた感じを受ける。

街中には福井と同様に路面電車が走っているのだが、古臭くなく、

その路面電車すら随分と先を走っているように見えた。

車で走っていると

併走する軌道上に次から次へと列車が現れ、

本数が多くて充実したダイヤである事が分かる。

路線網の数も多い。

それだけ旅客需要が在るのか?

行政が都市機能維持の為にそうした事へ予算を割いているのか?

詳しい事は知らないが、

いずれにせよ、市民にとっては便利であろう。

駐車場の少ない市街中心部へも出易そうであり、

事実、街中に多くの人が訪れて賑わっている光景は

福井のそれとは明らかに違っていた。

 

 

目指すバーガー店も次々に来客で賑わっていたが

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道中途中のSA駐車場で家族会議を開き、電話で注文を済ませて来たので、

混雑する店内に並ぶ必要は無く

テイクアウト専用の外向き受け渡し口での清算。

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父ちゃんは 『ベーコンエッグオニオンチーズバーガー』 の、セット。

二日続けて、罪悪感たっぷりの昼食となってしまった。。。

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立体駐車場の車へ戻り、

車中で家族ランチ。

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余りの縦尺(大きさ)に、両の手で押し潰してはみたものの、

どんなに頑張って大口開けてみても、

一口で全階層をかじることが全く出来ず

顎が壊れそうになりながら・・・

皆、

美味しい♪ 美味しい♪

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ミンチではなく大きな粗切りのパティ(和牛)が、

食感味共実に美味しかった。^^

 

 

お腹が膨れたら

車を移動させ、

環水公園へ。

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『 世界一美しいスタバ 』 と称された

スターバックス富山環水公園店が在る水辺です。

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確かに素晴らしいロケーション。

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夕暮れ時には

こんな感じ( ↓ ネット拝借画像 )になるんだって。

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夜はライトアップされてるらしいし、

今度は泊まりで来てみたいね。

 

好天で随分と暑かったので

アイスコーヒーでも飲みたかったのですが、

店内かなりの混雑でしたので、、

入店は止めときました。。。

 

家族皆で、

水辺や水路に沿って散歩。

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少し日本離れしたようにも感じる光景に

新婚旅行で訪れたセーヌ川や北イタリアの水辺を想い出すね。って、

お嫁ちゃんと会話。

 

向こ~~~うから聴こえて来る声に吸い寄せられる様に歩いてゆくと・・・ 

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地元高校の応援団が練習中のようだった。

盛大に声を張り上げている姿に

多くの人々が足を止め、思い思いにそのエールを受け取っている。

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コロナ禍のこんな時だからこそ、

青空に吸い込まれる若人の精一杯の叫び声が、

実に気持ち良かったです。

 

更に

水辺では、

陽射しの中

カヤックやSUPの体験会が行われていて

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家族連れを中心に賑わっていました。

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ホント、

都会ではなく同じ田舎なのに

何だか洗練された雰囲気の県庁所在地に

少し嫉妬だなぁ。

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他所の土地から移り住んだ私から見ると

福井県民は割と 『 我よし 』 の傾向が強く、

車の運転マナーや、商売の仕方、政治動向を見ていても

自分さえ良ければよいその視野と了見の狭い人間性が現れている。

それゆえ、街づくりにも差が出るのだろうか・・・。

『越中強盗、加賀乞食、越前詐欺師』 なんて例えが昔からされるが、

強盗も詐欺師も商魂のたくましさを例えたものとは言え

やはり詐欺師とは、、、少々恥ずかしい気持ちになってしまう。

方や強盗となぞらえられた富山であるが、

商売上手であるばかりでなく

実は旦那衆的気質が在って、

芸術や芸能、音楽などの文化的な事にもお金を使い

応援する文化があるように思います。

そういった分野・街の整え方への税金配分も勿論ですが、

地元企業の数々からの出資も大きい。

 

北陸の観光資源としては

今や金沢の21世紀美術館が 『 映え 』 の聖地のようになっていますが、

スマホやネットなんて未だ全然無い1980年代初頭に

富山には既に

地方では珍しかったと思われる近代美術館が建てられており、

前衛的にも感じられるユニークで洗練された展示がなされていました。

まだ結婚前で『彼女』だったお嫁ちゃんともデートに訪れた

想い出の場所です。

その富山県立近代美術館が老朽化に伴い閉館してしまい、

発展的に新しく移転したのが

この真新しい

富山県美術館。

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環水公園のすぐ隣にあるので

散歩がてらセットで訪れるのに良い場所です。

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近代美術館時代からのコレクションも引き継ぎ、

時価評価額で約270億円・約16,000点もの収蔵を誇るそうです。

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マルク・シャガール、ジョルジュ・ルオー、パブロ・ピカソ・・・ 

岡本太郎、藤田嗣治、、、etc

そうそうたるビッグネームが並びますが

コレクション展は撮影自由という太っ腹さ。

職員の方々の感じも良かったです。

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逆に寂しくはあるものの、こういった施設にはやはり人が少なく

三密なんて無縁です。

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家族5人で

ゆったりと、とても良い時間を過ごさせていただきました。

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開放的な屋上では

遊具?で皆ではしゃぎ、

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映え写真を撮って

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富山の街を後に。

 

 

新湊大橋を渡って

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海王丸を眺めて帰りました。

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せっかく富山まで行ったのに、

食べたのバーガーだけやぞ!?

土産も名産品も買ってねぇぞ?

 

そんな日帰り弾丸でありました。

 

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2020年7月 5日 (日)

ふくいdeお泊まりキャンペーン の旅

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福井県民福井県内限定の旅行補助金に乗っかって

家族旅行をしてきました。

Aa

学校が閉じて子供が家に篭ったあたりから

我が家でもギスギスした時間が時々ありました。

GWも大人しくすごし、帰省もせず、

買い物に出るだけでも気を張る日々を過ごしながら、

様々なストレスは確かに増えた。

食費、電気ガス水道トイレットペーパー、、、出費も顕著に増えました。

長女が県外に居を構えたアパートは、此処数ヶ月

住んでもいないのに家賃と電気代を払い続けています。

そんな我が家にとって、

(5,000円+2,000円) × 家族5人分 = 35,000円 の補助は

大きくて有り難かった。良いきっかけになりました。

おまけに、宿の方からは、

こんな一見さんみたいな我々に

「当館を選んでいただいて本当にありがとうございます。」 と

何度も感謝を述べられ

精一杯もてなして頂いてくださっているのが感じられて、

いわゆる 『 Win-Win 』 と言うか、助け合い的に

良いお金の使い方がされている感じが

何だか良かった。

とは言え、

やはりコロナのせいで客室に空きをもたせ

本来は1日7組とる客を週末でも3組に抑えており、

経営的には未だまだ辛い状況であろうな・・・とは、窺えました。

 

 

さて、

前夜から 「早起きしろよ!」 と家族皆に号令を掛けていたのですが、

相変わらず我が家の出発準備はグズグズで・・・

待ちながら、父ちゃんはしっかりと朝食を済ませてしまいました。

下道でノンビリ向かおうかと思っていたのに、、、

時間計算から

高速乗って敦賀へ。

 

気比神宮に参拝し、

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三方五湖畔まで車を走らせ

昼食は長女リクエストのイカ丼。

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烏賊、トロロ、山葵、大葉、海苔、、、美味いに決まっている。^^

 

満腹後は、

お嫁ちゃんが以前から来たがっていたココ。

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私も大変興味はあったものの

子供達が退屈しちゃわないか?と少々心配だったのですが、

それは杞憂でありました。

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世界でも極めて稀な奇跡的条件により水月湖底に積もって保存された

『 年縞 』 の凄さが明らかになったのは

2006年に開始されたボーリング調査によります。

試行錯誤の末、総延長70m・約16万年分に及ぶ連続した土が取り出され

その後、日本、イギリス、ドイツなどの共同研究チームにより分析されました。

それまでの放射性炭素年代測定の誤差を修正する

正確な 『 ものさし 』 として認められ、

今では地質学的年代決定の世界標準となっています。

この博物館には、

約45m、7万年分の年縞の実物が

薄切り標本にされ樹脂で固められたものが展示されています。

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年代が古いほど縞模様が綺麗で美しい。

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遠く離れた山陰や九州の火山活動も

この湖の物差しには正確に記録されています。

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私が感じたこの博物館・展示の素晴らしいところは、

一本の時間軸に載せて地球全体の動き、歴史が感じられた事でした。

私が習った社会の教科では世界史と日本史は別々の時間軸でしたし、

生物や地理も別々のものだった。

こちらの展示を見て、読んでいると

それらを感覚的に結び付けられる不思議な感じを覚えました。

 

現生人類がアフリカ大陸から発生した事は知っていたが、

その人類の歴史の殆どが氷期であったなんて認識していなかった。

( ↓ 拡大します )

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氷期とは、いわゆる氷河期の中でも特に寒い時代です。

そのせいで(お陰で)地球上の水が氷として蓄えられて

今より海面が100m以上も低く、

そのため人類も大陸や島をまたいで移動することが出来た。

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中国で稲作が始まったのと

マンモスの絶滅が同時期だったなんて、実に興味深い。

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へ~~~!

マヤ文明が始まったのは

日本に稲作が伝わったのと同じ時代だったんだ。

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江戸時代の天明の大飢饉は

浅間山とアイスランドのラキ火山の噴火が原因だったんだって!

大規模な火山噴火が地球全体の寒冷化を引き起こす。

( ↓ 拡大します )

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何万年もの物差しを手に入れると、

地球規模の気候変動についても様々な事が分かるんだなぁ。

 

家族皆、少々予定時間をオーバーして様々な展示に見入り

読み耽っていました。

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ちなみに、

立地も中々素敵な雰囲気でした。

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田舎っていいね~

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共通券を買ったので

隣接の縄文博物館へも。

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縄文カヤック薄っぺらいなぁー

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こちらでの驚きは、

縄文人の平均寿命が30代前半だったってコト。

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まあ、そうか。。。

 

ついでにもう一つ話題を書いておくと・・・

更に隣に在る道の駅の敷地に建つ自然観察館みたいなところで

こんな本をいただきました。

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三方湖じゃなくて北潟湖のね(^^;)

「人気が無くって全然みんな持ってってくれないから・・・」 と、

館内を案内していたおじ様が少々寂しそうに渡してくれたのですが、

文字数多く、中々充実の内容。

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帰宅して、ゆっくり読ませていただきます。^^

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せっかくだからと予定を詰め込んで

駆け足で博物館を梯子してしまったので、

少し勿体無かったかな。

もっとじっくり見たい読みたい展示がいくつもあった。。。

  

 

まあ、

んなこんなで、

今宵の宿へ♪

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水島を眺められる民宿です。

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あいにくの空模様ですがね。

 

早目にチェックインして、

ゆったり時間をMAXに使いました。

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風呂も済ませ、

父ちゃんは、夕飯前には既に何本飲んだのやら。。。って感じです。(^^;;;

 

桟橋では釣り船の出入りがあって、

多くの人が夜釣りへと出て行った。イカがメインらしい。

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夜が更けてから帰港。

ってのはお嫁ちゃん情報で、父ちゃんは熟睡爆睡中だったので知らない。

 

 

お待ちかねの夕飯はトラフグ♪

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いきなりヒレ酒からスタートだーーー

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おかわりをお願いすると、

熱燗をつけて注いでもらえます。

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二杯目でも充分良いダシが感じられました。*^^*

 

後半は全然料理の写真撮ってませんが、

〆の雑炊まで大満足のフルコース。

( ↓ お宿HP拝借画像 )

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もう食べれません!

おなかパンパンで布団に倒れ込みました。。。zzz

 

 

余りに早く寝ちゃったので

未だ真っ暗な時間に目覚めた。

夜明け前に起きて散歩のつもりだったが、

窓の外の天気が宜しくない事を確認し

安心して二度寝。熟睡。。。

 

再び目覚めると

雨は降っていない。

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子供達は未だ起きる気配が無いので

お嫁ちゃんと二人で散歩へ出掛けました。

 

宿の前に在るお宮さんに参って

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船着場へ。

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覗き込む直ぐ足元には

沢山の小魚が泳いでいました。

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水の透明度が素晴らしいです。

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色ケ浜は、芭蕉も訪れ句を読んだ場所です。

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地元のお店の看板犬にも癒してもらいました。

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君に会うのは2年振りか。

今年は水島への渡舟も無いから、静かな退屈な夏だろう?

ん、

足くさい?

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あぁ、はいはい。

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はいはいはいはいってば。

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散歩から帰ったら、イイ感じに朝飯前。

子供達を叩き起こします。

 

朝食のメインは鯛でした。

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焼いたのは脂が美味しく、

味噌汁は出汁が美味い。

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飲んだ翌朝の旅館の朝飯マジック。

胃袋弱ってるはずなのにメシが美味くて仕方が無い。

ご飯おかわりして三杯も食べちゃいました。。。

この旅で、1kg以上増量かもです。

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帰路は気比の松原をちょっと散歩したり、

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金ヶ崎で鉄道遺産を見学したり、

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へー、石油の半分以上がアメリカ産で、

しかも未だドラム缶が無くて一斗缶(笑)運搬効率悪くて大変だ。

 

敦賀港今よりも結構海岸線が手前だな~

( ↓ 拡大します ) これは素敵な写真。

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ランプ小屋を見たら 

階段上って金崎宮へ参拝。

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地元の、

ちょっとだけ遠い土地を

コンパクトに巡る旅でしたが、

初めて訪れた博物館など思いのほか楽しめて、

中々に充実の時間でした。

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泊まりの旅行はやっぱいいなぁ。

 

 

 

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2020年6月28日 (日)

中年カップルの週末デート

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土曜の晩は海で泊まろうか・・・

随分悩んだのだけれど、

結局家で、白龍TV(オンライン放送)を見ながら (with お嫁ちゃん & 娘)

日本酒を飲んでいた。

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 夜半に土砂降りがやって来て、、、

テント泊止めて結果オーライだったと自分を納得させ

布団へ。

 

 

明けて日曜日は

お嫁ちゃんと二人でお出掛け。

先ず向かったのは

農産物直売所が在る近くの公園。

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百合の花壇は見頃を過ぎてしまっていました。

本格的な夏が目の前。

むせかえる様な緑の中を散歩して、

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直売所で野菜を買って、移動。

 

もう一軒、別の農産物直売所へ寄ってお買い物をしてから、

県境へと車を走らせて

おむすび屋さんでお昼ご飯を購入。

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彼女は

・めんたいこ

・わさび葉

・ねぎ味噌(焼き)

私は

・梅おかか

・わさび葉

・ねぎ味噌(焼き)

・牛しぐれ

どれも美味しそうなので、つい買い過ぎてしまうね。

海苔の良い香りに包まれながら

少し車を走らせて、海へ。

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水平線を眺めながら

車の中でおむすびを平らげて、

食後は砂浜を散歩しました。

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知らない人なんだけど、

何度か失敗を繰り返した後に

上手く波を掴まえられて立てると

見ているコッチまで 『ヤッタ!』 って嬉しく感じるのは

何だか不思議だね。

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彼女が

日焼けが気になるようなので、

あまり長時間は歩かず

次の目的地へ。

 

何度も前を通り過ぎて以前から気になっていたんだけれど、

店舗前に駐車場が無いのと、

交差点近くで路駐もはばかられるので

ついつい寄りそこねていたお店。( ↓ ストリートビュー)

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ネットでも情報は幾つか出てくるので

いつかは・・・と思っていました。

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小さいながら雰囲気のある店内には

手作りの焼き菓子と、飲み物のメニュー。

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親切でほがらかな女性店主さんでした。

外まで出てきて案内してくださった駐車場は、

交差点を渡ったすぐ向こう側に見えていた。

なるほど、見落としちゃう訳だ。^^;

 

今時は、コンビニでも

充分に美味しい落としたてコーヒーが安価に買えちゃう時代なので

単純なコスト比較では

こういったお店に価値を見いだす事は難しいでしょうが、

人柄と会話するような空気感や

平均点から少し離れたコーヒーの風味など、

画一的ではない

そこならではの得難いものを探す過程が

私は好きです。

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その辺の趣味は、

きっと彼女も同じ。

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直ぐ近くの漁港へ降りて

船溜まりが見渡せる場所に車を停めさせていただき、

エンジンを切って、

の~~~んびりオヤツタイム。

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彼女は黒ゴマのパウンドケーキ。

私はスコーン。

時々帰ってくる漁船が絶妙な操船でくるりと回って

バックから車庫入れするのに関心しながら、

口福な時間を過ごしました。

 

その後、

程近い高速サービスエリア(一般道側から裏口入場)で

みやげ物売り場を物色して、

更に車を走らせ、

デートコースの最後は足湯へ。

 

今日は大して散歩もしなかったし、

脚が疲れていた訳でもないのだけれど。。。

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冬の寒い時期は囲われて閉鎖空間になっている東屋ですが、

夏場は全開の開放空間。

風に吹かれながらの足湯は

中々心地良かったです。

隣の池では

手網を持った子供達がメダカか何かを追いかけていました。

 

やがて汗を搔いてきて

足を上げてクールダウン。

 

 

帰路、

夕飯の買い物をして

家庭の時間へと戻りました。

 

 

 

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